韓国の6月の服装と気温はどう？韓国旅行で雨が心配？気候と天気は？

6月と言えば、毎日雨が続く梅雨の時期ですね。みなさまは湿気が強いこの季節をどのようにしていますか？

6月は祝日がない月ですので、海外旅行には行き難い時期かもしれませんね。それでも、お隣の韓国であれば、飛行機に乗って、たった2時間程度で行けますよ！

最近では韓国であれば、LCCが増えたため飛行機代は往復2万円もあれば十分ですので、旅行費用も比較的安く海外旅行へ行けます。

韓国の6月の気温は何度くらい？
韓国の6月の天気は良いの？悪いの？
韓国の6月の気候は、どんな感じ？
韓国の梅雨の時期はいつ頃から？
6月の韓国での服装はどのような格好？
6月の韓国旅行で注意すべきことは何？

そこで、以下では6月の韓国の気温、天気、気候、現地の天候、旅行時の服装と準備、この時期の韓国でのイベントや旅行情報をご紹介します。

韓国の6月の気候
韓国の6月の気温
韓国の6月の気温の推移
韓国の6月の服装
韓国の6月のイベントと旅行情報

韓国の6月の気候

韓国の6月の気候は、どんな感じなのか？

実は、韓国は各都市により地理的な条件が異なるため、それぞれの都市の季節ごとの天気や気候も各地で随分と異なります。

韓国では2つの気候区分が存在しており、韓国北部と韓国南部に分けられ、韓国北部は亜寒帯冬期少雨気候、韓国南部は温暖湿潤気候とされています。

例えば、韓国北部に位置するソウルや仁川などの都市は北海道や東北地方と同じ気候区分に属しており、韓国南部の釜山（プサン）や済州（チェジュ）は日本の本州と同じ温暖湿潤気候に属しています。

一般的に、韓国は夏の時期には暑く、冬の時期は寒さが非常に厳しいとされています。冬期の韓国の各都市では氷点下になることが多く、積雪になる都市も多いです。

その一方で、沿岸沿いの都市は冬でも比較的温暖で、防寒具が必要ないくらい気温が比較的高めで過ごしやすい都市もあります。

6月の韓国の気候は毎年6月下旬から梅雨入りとなり、降雨が多くなることが大きな特徴です。また、この時期には気温が次第に高くなり、涼しい季節から暖かい時期に変化する季節の節目になります。

韓国の6月の気温

韓国の6月の気温は何度くらいなのか？

以下では、韓国の年間の平均気温の推移、韓国の6月の気温と降水量について、分かりやすいグラフと表で解説します。

韓国の年間の平均気温

上のグラフはソウル、釜山、済州、仁川の各都市の平均気温の一年間の推移を示しています。

また、日本と韓国の気温の違いを比べるため、東京の平均気温と併せて比較しています。

ご覧の通り、釜山や済州などの韓国南部の都市は東京と同じような気温の推移ですが、ソウルや仁川などの韓国北部の都市は秋から冬にかけてグッと気温が下がっていることが分かりますね。

韓国の6月の最高気温・平均気温・最低気温、降水量の統計データ

6月	ソウル	釜山	済州	仁川	東京
最高気温	28.0	24.7	24.7	25.8	25.5
平均気温	22.2	20.7	21.5	20.5	21.4
最低気温	19.2	18.8	19.4	18.6	18.0
降水量	133	215	182	104	168

韓国の6月の気温と雨の特徴

韓国（ソウル除く）の6月の最高気温は25度～26度程度
韓国の6月の最低気温は19度前後と温暖
6月のソウルでは最高気温が28度と他都市と比べ高い
韓国の6月の各都市と東京の気温は概ね同じ程度
降水量は韓国でも梅雨の時期のため釜山と済州で東京よりも多い
韓国での梅雨の時期は少し遅く6月末頃から梅雨入り
韓国の梅雨時の雨の降り方は大雨が多い

韓国の6月の気温の推移

6月に韓国旅行に行く予定の方は旅程はもう決めましたか？

実は、韓国の6月の気温は上旬と中旬と下旬では気温が異なり、都市によってはかなり気温差が大きくなります。

そのため、6月の上旬と下旬では、たとえ同じ都市でも気温が異なるため、旅行中の移動で気温の違いを感じることもあるかもしれません。

そこで、以下では観光地として人気が高いソウルと釜山（プサン）について、韓国の6月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移を紹介します。

下記の気温は6月1日～30日までの日ごとの過去の最高気温と最低気温の平均値です。

韓国と日本では、気温差がどれくらい違うのか分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温で比較しています。

ソウルの6月の気温の推移

ソウルの6月の気温の推移グラフ

ソウルの6月の日ごとの気温の推移

ソウルの６月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

下表はソウルの6月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

ソウル	最高気温	最低気温
6月上旬	25.2 (0.3)	14.0 (-2.9)
6月中旬	26.7 (1.3)	15.7 (-2.3)
6月下旬	27.7 (1.5)	17.5 (-1.6)

上旬・中旬・下旬の気温差

ソウルでは6月の上旬と下旬では2.5度～3.5度の気温差があることが分かりますね。

最高気温と最低気温の気温差

ソウルでは寒暖の差が激しいため、最高気温と最低気温では10度～11度ほど気温差があり、一日の内でも昼間と朝晩では寒さがかなり大きくなります。

ソウルと東京の気温差

東京とソウルを比べると、日中で-3度～+1.5度程度の気温差があり、やや涼しく感じたり、やや温暖に感じたりすることがあるでしょう。

釜山の6月の気温の推移

釜山の6月の気温の推移のグラフ

釜山の6月の日ごとの気温の推移

釜山の6月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

下表は釜山の6月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

釜山	最高気温	最低気温
6月上旬	23.1 (-1.8)	15.5 (-1.4)
6月中旬	24.1 (-1.3)	17.0 (-1.0)
6月下旬	25.1 (-1.1)	18.6 (-0.4)

上旬・中旬・下旬の気温差

釜山では6月の上旬と下旬では2度～3度程度の気温差があります。

最高気温と最低気温の気温差

釜山では6月は最高気温と最低気温では7度前後の気温差があり、日中と朝晩ではソウルほど温度差はありません。

釜山と東京の気温差

釜山は東京と比べると、日中も朝晩も1度程度の気温差があり、プサンの方が少し気温が低いため、到着直後はやや涼しく感じる日があるかもしれません。

韓国の6月の服装

6月の時期の韓国旅行では、どのような服装が天候に合っているの？

気温がぐんぐん上がる反面、雨が降ると少しヒンヤリと涼しく感じることもあるため、服装選びは少し悩みどころですね。

そこで、以下では6月の韓国旅行の服装選びのポイントと服装の目安、画像を交えながらコーデの一例を紹介します。

6月の韓国旅行での服装選びのポイント

梅雨・雨対策

6月下旬頃以降は韓国では梅雨の時期とされていますので、雨が降ることを念頭に服選びをした方が良いでしょう。

具体的には、折り畳み傘、雨合羽やポンチョなど突然の大雨になっても対応できるように準備をしておくと安心ですね。

また、雨が降りやすくなる6月下旬頃の旅行の場合は、足元が悪くなりますので、濡れてもいいサンダルを準備すると便利ですよ。

朝晩の気温差

上述した通り、6月の韓国は気温が上昇する一方で、雨が降った後などは気温が急に下がったりして、不安定な天候が予想されます。

また、その影響もあり、朝晩は気温差が大きくなりやすくなりますので、脱ぎ着しやすい服を用意して、気温の変化に対応しやすい服装がよいでしょう。

エアコン・冷房対策

6月になると気温が高くなる日が多くなるため、レストランや屋内施設などではエアコンが稼動し始めます。

そのため、長時間、室内や車内にいると足元から冷気により冷やされてしまうこともあり、特に寒がりの方や冷え性の方は常にカーディガンなどの羽織ものを用意しておきましょう。