みなさん!夏のスケジュールはもう決まりましたか?
7月は夏休みの長い夏季休暇を利用して海外旅行へ出かける機会もあるかもしれませんね。
海外旅行の一つの選択肢として、夏のフランス旅行はいかがでしょうか?
高温多湿の日本から、夏でも比較的冷涼な気候のフランスで時間を過ごすのもいいですね!
- フランスの7月の気温は何度くらい?
- フランスの7月の天気は良い?悪い?
- フランスの7月の気候は暑い?涼しい?
- 7月のフランスでの雨は大丈夫?
- 7月のフランス旅行の服装はどんな感じ?
- 7月のフランス旅行での注意点は何?
7月にフランス旅行を考えている方は、上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
そこで、7月のフランスの各都市の気温、天気、気候、天候、旅行時の服装と準備、この時期のフランスのイベントや旅行情報をご紹介します。
フランスの7月の気候
- フランス北部:西岸海洋性気候
- フランス南部:地中海性気候
- フランス高地:冷帯湿潤気候
フランスの気候区分は、上記の通りで大きく3つに区分されます。
フランスの7月の気候は、どんな感じなのか?
ご存知かもしれませんが、フランスの緯度は意外にも高く、日本で例えると北海道の函館から樺太の北部辺りに相当します。
ところが、北大西洋から入り込むイギリス海峡の海流や地中海の海流あるいはモンスーンの影響により、冬は比較的温暖で夏は比較的冷涼な気候が特徴です。
日本では7月は梅雨が長引くなどすると降雨が多く、気温も高いため、夏は高温多湿で蒸し暑いのが特徴ですが…
フランスの気候は西岸海洋性気候や地中海性気候のため、夏でも気温がそこまで上がらず、降雨も少ないため、快適に過ごすことができます。
そのため、東京から北フランスに到着すると、夏にしては少し涼しく感じることも多いでしょう。
以下では、7月のフランス各都市の気温、降水量、旅行時の服装を詳しく紹介します。
フランスの7月の気温
フランスの年間の平均気温
グラフはパリ、リヨン、ニース、ボルドー、リールの月別の平均気温の一年間の推移を示しています。
また、フランスと日本の気温の違いが分かるように、東京の月別平均気温を併せて、フランスの各都市と東京の気温を比較しています。
ご覧の通り、年間を通して気温を見ると、東京の方がやや高いですが、冬には南仏の都市は気温が比較的高くなっていることが分かりますね。
フランスの年間の降水量
フランスの雨の状況はどうでしょうか?一例として、パリの年間の降水量で解説します。
グラフはパリの月別の降水量を示しており、日本との雨の状況の違いが分かりやすいように、東京の降水量と比較しています。
パリの降水量は東京と比べると、年間を通して、比較的少ないことがよく分かりますね。
フランスの7月の最高気温・平均気温・最低気温と降水量の統計データ
7月 | パリ | リヨン | ニース | ボルドー | リール | 東京 |
---|---|---|---|---|---|---|
最高気温 | 25.3 | 27.0 | 27.5 | 26.9 | 23.4 | 29.2 |
平均気温 | 19.8 | 21.5 | 23.9 | 20.9 | 18.4 | 25.0 |
最低気温 | 14.7 | 16.6 | 21.3 | 15.9 | 14.1 | 21.8 |
降水量 | 61 | 67 | 15 | 48 | 71 | 154 |
※上記の気温はいずれも月別の平均値を示しています。
フランスの7月の気温と降水量の特徴
- フランスの7月の最高気温は23度~28度程度
- フランスの7月の最低気温は14度~21度程度
- 南仏のニースの最高気温は27.5度と比較的高く、最低気温も21度と高い
- 南仏では降雨が非常に少なく、大気が乾燥して過ごしやすい
- フランスの各都市では最高・平均・最低気温は東京より低い
- 7月の降水量はフランスの各都市とも東京よりも少ない
- フランスの7月の大気は比較的乾燥している
フランスの7月の気温の推移
7月にフランス旅行に行く予定の方は旅程はもう決めましたか?
実は、フランスの7月の気温は上旬と中旬と下旬では気温が少しだけ異なり、都市によっては気温差が大きくなることもあります。
そのため、7月の上旬と下旬では、たとえ同じ都市でも気温が異なるため、旅行中の移動で気温の違いを感じることもあるかもしれません。
そこで、以下では観光地として人気が高いパリとニースについて、フランスの7月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移を紹介します。
下記の気温は7月1日~31日までの日ごとの過去の最高気温と最低気温の平均値です。
フランスと日本では、気温差がどれくらい違うのか分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温で比較しています。
パリの7月の気温の推移
パリの7月の気温の推移グラフ
パリの7月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温
下表はパリの7月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、(カッコ)内は東京との気温差を示しています。
パリ | 最高気温 | 最低気温 |
---|---|---|
7月上旬 | 23.6 (-4.1) | 14.0 (-6.4) |
7月中旬 | 24.5 (-4.6) | 15.0 (-6.8) |
7月下旬 | 25.0 (-5.4) | 15.0 (-7.9) |
上旬・中旬・下旬の気温差
パリでは7月の上旬と下旬では1度~1.5度の気温差があることが分かりますね。
最高気温と最低気温の気温差
パリでは寒暖の差が激しいため、最高気温と最低気温では10度の気温差があり、一日の内でも昼間と朝晩では寒暖差があり、夕方以降は涼しさを感じることが多くなります。
パリと東京の気温差
東京とパリを比べると、4度~8度の気温差がありますので、朝晩は涼しく感じ、日によってはやや寒く感じることでしょう。
ニースの7月の気温の推移
ニースの7月の気温の推移のグラフ
ニースの7月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温
下表はニースの7月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、(カッコ)内は東京との気温差を示しています。
ニース | 最高気温 | 最低気温 |
---|---|---|
7月上旬 | 26.1 (-1.6) | 18.0 (-2.4) |
7月中旬 | 27.0 (-2.1) | 18.5 (-3.3) |
7月下旬 | 27.0 (-3.4) | 19.0 (-3.9) |
上旬・中旬・下旬の気温差
ニースでは7月の上旬と下旬では1度の気温差しかありません。
最高気温と最低気温の気温差
ニースでは7月は最高気温と最低気温では8度前後の気温差があり、日中と朝晩ではパリほど寒暖差はありません。
ニースと東京の気温差
ニースは東京と比べると、日中も朝晩も2度~4度の気温差があるものの、ニースの方が少し気温が低いため、到着直後はやや涼しく感じる日があるかもしれません。
フランスの7月の服装
フランスの7月の服装選びのポイント
旅行の目的地はどこ?
7月の時期はフランスではニースなどの地中海沿岸の都市とその他の都市で気候が異なるため、どの都市を中心に旅行するかによって現地での服装が変わります。
7月のフランスの服装は日本の夏と同じような装いで問題ありませんが、南仏以外の都市を旅行する場合は気温差が大きくなります。
そのため、日中は暑くても夕方以降は涼しく感じることもありますので、脱ぎ着がしやすく、体温調節がしやすいカーディガンなどの上着を一着持っていきましょう。
一日の寒暖差
特に、夏のリゾート地として有名なニースなどの地中海沿岸都市は、夏の時期は日中と朝晩の気温の日較差が小さいため、常に軽装で過ごすことができます。
一方、その他のパリを含めた内陸の都市やイギリス海峡沿岸の北フランスの都市は朝晩は冷え込むことも多くなります。
そのため、一日の寒暖差に対応した服装選びが必要です。このため、北フランスと南仏を同時に観光する場合は、準備する服装に少しだけ注意しましょう。
紫外線・日焼け対策
この時期のフランスは直射日光が強くなりますので、紫外線対策や日焼け防止対策が必要になります。
紫外線対策として、大きめのツバの帽子やUVカット加工の長袖シャツなどで首や腕の日焼けから肌を守りましょう。必要に応じて、日傘やUVカットクリームなどを準備しましょう。
フランスの7月の服装の目安
アウター
【レディース】
※商品詳細、在庫、価格は画像タップ(クリック)で公式ショップへ
【メンズ】
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- 薄手のジャケット
- 夏向けカーディガン
トップス
【レディース】
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【メンズ】
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- 半袖Tシャツ
- 半袖ニットソー
- 薄手の夏物シャツ
ボトムス
【レディース】
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【メンズ】
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- ハーフパンツ
- ショートパンツ
- コットンパンツ
- ワンピース
靴
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- スニーカー
- パンプス
- サンダル
その他
※商品詳細、在庫、価格は画像タップ(クリック)で公式ショップへ
- 帽子
- サングラス
- 日傘
- 日焼け防止クリーム
フランスの7月の行事と旅行情報
フランスの7月の行事・イベント
- 革命記念日(7月14日)
- ツール・ド・フランス(7月)
フランスの7月の旅行情報
7月はフランスに限らず、ヨーロッパ各地が観光シーズンになります。そのため、フランスでも一年の内で最も観光客で賑わう季節になります。
また、ツール・ド・フランスなどの世界で最も有名な自転車競技の国際大会や、その他多くのイベントもフランス各地で開催されています。
そのため、行事やイベントで人の移動が多い時期は航空運賃やホテルの宿泊料金は一年で最も高くなる時期になります。
この時期にフランスへ旅行をする場合は航空券やホテルは必ず事前に予約する必要があり、出来るだけ早く予約しておくことをおすすめします。
航空券とホテルを同時に予約するなどで安く予約することができることもあり、旅行費用を抑えることが出来ることもありますので、上手にお得な旅行を考えてみてください。
最後に、この記事がフランス旅行の計画の一助となり、みなさまの7月のフランス旅行が充実したものになることを願っています!
その他の時期のフランスの気温と服装を確認
ここまで、ご覧頂きありがとうございます。
海外への航空券はもう手配済みですか? 下記より格安航空券の料金をご確認してみてください。
最後に、海外旅行を予定している方へ向けてですが、持ち物の準備は進んでいますか?
もし、まだ旅行の準備が終わっていないようでしたら…
コンパクトに海外旅行で必要なものだけに絞って、持ち物リストを作ってみましたので、ご覧ください。