フランスの4月の気温と服装をフランス旅行の出発前に確認！

皆さんの今年のゴールデンウィークの予定は決まりましたか？

せっかくの一年の数回の大型連休なのに、何もしないで終わってしまうのはもったいないですよ。

4月下旬からのゴールデンウィークの大型連休を利用して、海外旅行へ出かける機会もあるかもしれませんね。

海外旅行の選択肢として、春のフランス旅行はいかがでしょうか？

4月下旬からの時期はフランスは湿度はそれほど高くないため、おすすめですよ！

フランスの4月の気温は何度くらい？
フランスの4月の天気は良い？悪い？
フランスの4月の気候は暖かい？寒い？
4月のフランスでの雨は大丈夫？
4月のフランス旅行の服装はどんな感じ？
4月のフランス旅行での注意点は何？

GW期間中の4月にフランス旅行を考えている方は、上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか？

そこで、以下では4月のフランスの気温、気候、天気、旅行時の服装と準備、この時期のフランス現地のイベントや旅行情報をご紹介します。

フランスの4月の気候
フランスの4月の気温
フランスの4月の気温の推移
フランスの4月の服装
フランスの4月の行事と旅行情報

フランスの4月の気候

フランス北部：西岸海洋性気候
フランス南部：地中海性気候
フランス高地：冷帯湿潤気候

フランスの気候区分は、上記の通り、大きく3つに区分されます。

ご存知かもしれませんが、フランスの緯度は意外にも高いということを知っていますか？

フランスの緯度は北海道函館市から樺太の北部辺りまでとされており非常に高いのです。

ところが、フランスの気候は北大西洋から流れ込むイギリス海峡の海流、地中海の海流、モンスーンの影響を強く受けています。

そのため、フランスは4月でも北海道と比べると、比較的温暖なのが特徴です。

南仏などの都市は、東京と比べても、それ程変わらないくらい温暖で快適なため過ごしやすい季節でもあります。

日本では4月になると急激に温度が上がり始め、一気に春の気配を感じられますね。ところが、フランスの春の訪れはもう少しゆっくりと少しづつ暖かくなっていきます。

そのため、東京から北フランスへ旅行へ向かう場合は少し肌寒く感じることが多いでしょう。

以下では、フランスの主要な各都市の気温と降水量、旅行時の服装を詳しく紹介します。

フランスの4月の気温

フランスの年間の平均気温

上のグラフはパリ、リヨン、ニース、ボルドー、リールの月別の平均気温の年間推移を示しています。

また、フランスと日本の気温の違いが分かりやすいよう、東京の月別の平均気温を併せて、フランスの各都市と東京の気温を比較しています。

ご覧の通り、年間を通して気温を見ると、東京の方がやや高いですが、冬には南仏の都市は気温が比較的高くなっていることが分かりますね。

フランスの年間の降水量

フランスの雨の状況はどうでしょうか？一例として、パリの年間の降水量で解説します。

グラフはパリの月別の降水量を示しており、日本との雨の状況の違いが分かりやすいよう、東京の降水量と比較しています。

パリの降水量は東京と比べると、年間を通して、比較的少ないことがよく分かりますね。

フランスの4月の最高気温・平均気温・最低気温と降水量の気象データ

4月	パリ	リヨン	ニース	ボルドー	リール	東京
最高気温	16.9	17.8	18.0	18.7	15.8	19.0
平均気温	11.0	11.8	13.5	12.0	10.1	13.9
最低気温	6.5	8.2	11.7	8.4	6.1	9.4
降水量	47	74	70	78	48	125

フランスの4月の気温と降水量の特徴

北フランスの最高気温は16度～18度程度
北フランスの最低気温は6度～8度程度
南フランスの最高気温は18度～19度と比較的温暖
南フランスの最低気温は8度～12度と比較的温暖
南仏のニース以外の都市では東京よりも気温が低い
4月のフランスの降水量は東京よりも少ない
フランスの4月の大気は比較的乾燥している

フランスの4月の気温の推移

4月にフランスへ旅行をされる方はタイミング的には4月下旬のGW期間中になる方が多いことでしょう。

フランスの4月の気温は上旬と中旬と下旬では気温が少しだけ異なり、都市によっては気温差が大きくなることもあります。

そのため、4月の上旬と下旬では、たとえ同じ都市でも気温が異なるため、旅行中の移動で気温の違いを感じることもあるかもしれません。

そこで、以下では観光地として人気が高いパリとニースについて、フランスの4月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移を紹介します。

下記の気温は4月1日～30日までの日ごとの過去の最高気温と最低気温の平均値です。

フランスと日本では、気温差がどれくらい違うのか分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温で比較しています。

パリの4月の気温の推移

パリの4月の気温の推移グラフ

パリの4月の日ごとの気温の推移

パリの4月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

下表はパリの4月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

パリ	最高気温	最低気温
4月上旬	13.5 (-3.6)	5.0 (-2.6)
4月中旬	14.6 (-4.4)	5.8 (-3.8)
4月下旬	16.3 (-4.4)	6.9 (-4.3)

上旬・中旬・下旬の気温差

パリでは4月の上旬と下旬では2度～3度の気温差があることが分かりますね。

最高気温と最低気温の気温差

パリでは日較差が激しいため、最高気温と最低気温では8度～9度の気温差があり、一日の内でも昼間と朝晩では寒暖差があるため、夕方以降は非常に寒くなることが多いです。

パリと東京の気温差

東京とパリを比べると、3度～4度の気温差がありますので、特に朝晩は寒く感じ、日によってはかなり寒く感じることでしょう。

ニースの4月の気温の推移

ニースの4月の気温の推移のグラフ

ニースの4月の日ごとの気温の推移

ニースの4月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

下表はニースの4月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

ニース	最高気温	最低気温
4月上旬	16.8 (-0.3)	8.3 (+0.7)
4月中旬	17.6 (-1.4)	9.1 (-0.5)
4月下旬	18.3 (-2.4)	10.7 (-0.5)

上旬・中旬・下旬の気温差

ニースでは4月の上旬と下旬では1.5度～2.5度の気温差しかありません。

最高気温と最低気温の気温差

ニースでは4月は最高気温と最低気温では8度程度の気温差があり、日中と朝晩ではパリほど寒暖差はないでしょう。

ニースと東京の気温差

ニースは東京と比べると、日中も朝晩も－2度～＋1度の気温差しかないため、東京とほとんど同じ気温と感じることでしょう。

フランスの4月の服装

フランスの4月の服装は、どのような感じなのか？

以下では、フランスの4月の服装の選び方のポイント、現地の気候に適した服装の目安、天気に合った服装のコーデを画像を交えながら詳しく紹介します。

フランスの4月の服装の選び方のポイント

どの都市へ行く？

フランスでは各都市の気候が異なり気温が違いますので、現地の気候に適した服装選びは少し難しくなります。

北フランスをメインに旅行するのか、南フランスをメインに旅行するのかにより、準備する服装も変わってきます。

4月に北フランスやフランス中部の都市をメインに旅行をする場合は、まだまだ冬の寒さが残る時期でもありますので防寒具の用意が必要でしょう。

一方、ニースなどの地中海沿岸の南仏への旅行の際には東京の同時期の服装で問題ないでしょう。

季節感はいつ？

フランスの4月の季節感は、東京で例えるといつ頃にあたるのか？

ザックリと言えば、東京と比べると、南仏の都市を除くフランス各都市の季節感は東京と1ヶ月くらい遅くなるイメージです。

つまり、フランスの4月下旬は東京の4月初旬頃をイメージすればよいでしょう。服装選びも冬から春に移行する季節のものを用意すれば安心でしょう。