パリの天気（気温/降水量）と気候｜旅行時の服装と準備のポイント

パリの気候と地理概要

• 都市：フランス パリ
• 気候：西岸海洋性気候（Cfb）
• 緯度：北緯48.72度
• 経度：東経2.38度
• 高度：標高89m

パリの天気（気温と降水量）

パリの気温

• 春：3月～5月
• 夏：6月～8月
• 秋：9月～10月
• 冬：11月～2月

パリは北海道の北に位置する樺太島南部とほぼ同緯度に当たりますが、冬の時期でも高緯度の割には、そこまで寒さは厳しくなく比較的温暖な西岸海洋性気候です。

パリのロケーションはフランス北部の中央に位置しています。フランス国内では内陸に位置しているため、海岸沿いの都市ほど温暖ではなく、東京と比べると11月～翌2月までの期間は寒さが強まります。

パリの気候の特徴としては、夏には気温が上がるものの東京ほど暑くはならないが数日程度は30度を越す日もあります。また、夏期でも降水量が少ないため湿度が低く、大気が乾燥しているため、夏の時期にしては涼しく快適に過ごすことができます。

パリの降水量

パリの年間の天気のまとめ

• 一年で最も気温が高い時期は8月で平均最高気温は25度程度
• 一年で最も気温が低い時期は12月～2月で平均最低気温は2度程度
• パリは夏は涼しく冬は緯度が高い割には比較的温暖なのが特徴
• 気温の面で最も過ごしやすい時期は5月～10月の春から秋の時期
• 年間を通して降水量は少なく、年間降水量は626mm
• 真冬の時期（12月～2月）でも雪が降ることは少ない

パリの気温と降水量の統計データ

	最高気温	平均気温	最低気温	降水量
1月	7.3	4.1	2.1	43
2月	8.4	5.1	1.8	42
3月	12.3	7.9	3.5	43
4月	16.9	11.0	6.5	47
5月	19.6	14.8	9.8	56
6月	22.7	18.3	13.0	47
7月	25.3	19.8	14.7	61
8月	25.0	19.7	14.2	66
9月	21.5	16.1	11.3	40
10月	16.4	12.1	8.4	58
11月	11.2	7.4	5.5	55
12月	7.7	4.3	2.2	56

パリへの旅行前のチェックポイントと服装

パリを旅行する場合、旅行に最適なベストシーズンは春、夏、秋の時期ですが、観光客が最も多い時期は7月と8月です。

冬から春にかけての時期（12月～3月）は東京よりも遥かに緯度は高いものの、高緯度の割には気温は東京よりも少し低い程度ですので比較的温暖です。そのため、年間を通して服装も日本と同じような装いで問題ありません。逆に、夏の時期は東京と比べるとそれ程暑さが厳しくないため快適に過ごすことができます。

パリを旅行する場合の服装

3月～5月

年間を通して、パリと東京では服装に関しては同じような装いで問題ありません。パリの春の時期は3月～5月とされていますが、この時期は東京とほぼ同じような気候ですので、長袖シャツに薄手のジャケットかパーカーが一枚あれば十分快適に過ごすことができます。

6月～8月

6月になると日中は暖かく感じられる日が多くなり、長袖シャツ一枚の装いでも快適に過ごすことができるようになります。パリでは7月や8月の夏の時期でも暑さが厳しくなることは少なく、半袖シャツで快適に過ごせます。

パリでは夏の時期は直射日光の日差しが強くなりますので、紫外線対策や日焼け対策が必要です。外出が多くなる場合は、帽子、サングラス、日焼け止めクリームなどの用意をして行くことをお勧めします。

9月～11月

9月になると気温が急激に下がり始め、特に朝晩は涼しく感じられる日が多くなりますので、長袖シャツや薄手のジャケットを用意して行くと安心です。この時期は日中と朝晩の寒暖差が体感温度として強く感じられる時期でありますので、体温調整がしやすい脱ぎ着がしやすい服が便利です。10月、11月になると寒さを感じる時期になりますので、コートやジャケットが必要な日が多くなります。また、

12月～2月

パリは北海道よりも高い緯度に位置していますが、上述したように海流の影響で、降雪もほとんどありませんし、北海道ほど気温は下がらないため、比較的温暖です。そのため、東京よりも気温は若干下がりますが、東京と同じような服装で問題ありません。冬期のパリへ旅行をする場合はニットやセーターの上に厚手のコートやダウンジャケットで寒さ対策をしましょう。

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