みなさん、お正月のスケジュールはもう決まりましたか?
1月の年始の大型連休を利用して、旅行へ出かけられる方も多いでしょう。
一年に数回の比較的長い休暇になりますので、海外旅行で羽を伸ばす方もいるでしょうね。
一週間の休みがあれば、ヨーロッパへの海外旅行もできますよ!
ヨーロッパの観光地と言えば、フランスのパリを連想する方も多いでしょう。依然として欧州旅行の中ではフランスが人気が高いですね。
お正月休みの海外旅行先として、フランス旅行はいかがでしょうか?
ところで、1月のフランスの現地状況は、どのような感じなのか…
- フランスの1月の気温は何度くらい?
- フランスの1月の天気は良いの?悪いの?
- フランスの1月の気候は暖かいの?寒いの?
- 1月にはフランスでは雨の状況はどう?
- 1月のフランス旅行の服装はどうしたらいい?
- 1月のフランス旅行での注意点は何?
1月にフランス旅行を予定している方は、上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
そこで、以下では1月の冬の時期のフランスの気温、天気、気候、天候、旅行時の服装と準備、この時期のフランスのイベントや旅行情報をご紹介します。
フランスの1月の気温
1月 | パリ | リヨン | ニース | ボルドー | リール | 東京 |
---|---|---|---|---|---|---|
最高気温 | 7.3 | 6.9 | 13.2 | 10.3 | 6.8 | 9.6 |
平均気温 | 4.1 | 3.3 | 8.3 | 6.2 | 3.6 | 5.2 |
最低気温 | 2.1 | 1.6 | 6.0 | 3.9 | 1.8 | 0.9 |
フランスの1月の気温は何度くらいなのか?
上表はパリ、リヨン、ニース、ボルドー、リールの1月の最高気温(℃)、平均気温(℃)、最低気温(℃)を示しています。
また、フランスと日本の気温の違いが分かりやすいように、東京の気温を併記して比較しています。
1月のフランスの気温は総じて東京よりも低いですが、実はニースやボルドーなどのフランス南部や地中間沿岸の都市では、東京と同じくらいの気温であることが分かりますね。
以下では、気象統計データにより、フランスの平均気温の年間推移を概観して、1月の気温がどれくらいなのかをグラフや表を用いて分かりやすく解説します。
フランスの平均気温の年間推移
上のグラフはパリ、リヨン、ニース、ボルドー、リールの月別の平均気温の一年間の推移を示しています。
また、フランスと日本の気温の違いが分かるように、東京の月別平均気温を併せて、フランスの各都市と東京の気温を比較しています。
ご覧の通り、年間を通して気温を見ると、東京の方がやや高いですが、冬でも南仏の都市は気温が比較的高くなっていることが分かりますね。
フランスの1月の気温の特徴
- パリやリヨンのような内陸の都市と北フランスのリールの最高気温は7度前後で最低気温は5度~2度前後
- 南フランスのニースやボルドーの最高気温は13度~10度と比較的温暖で、最低気温も6度と4度と温暖
- 東京と比べると、南フランスのニースとボルドー以外の都市は最高気温、平均気温、最低気温のいずれの気温も低い
フランスの1月の気温の推移
1月にフランスへ旅行をされる予定の方は旅程は、もう決めましたか?
実は、フランスの1月の気温は上旬と中旬と下旬では気温が異なり、都市によってはかなり気温差が大きくなります。
そのため、1月の上旬と下旬では、たとえ同じ都市でも気温が異なるため、旅行中の移動で気温の違いを感じることもあるかもしれません。
そこで、以下では観光地として人気が高いパリとニースについて、フランスの1月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移を紹介します。
下記の気温は1月1日~31日までの日ごとの過去の最高気温と最低気温の平均値です。
フランスと日本では、気温差がどれくらい違うのか分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温で比較しています。
パリの1月の気温の推移

パリの1月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移
パリの1月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温
下表はパリの1月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、(カッコ)内は東京との気温差を示しています。
パリ | 最高気温 | 最低気温 |
---|---|---|
1月上旬 | 10.1 (+0.1) | 5.6 (+4.3) |
1月中旬 | 8.8 (-0.7) | 3.0 (+2.0) |
1月下旬 | 10.9 (+1.6) | 5.9 (+5.2) |
上旬・中旬・下旬の気温差
パリでは1月の上旬、中旬、下旬では平均すると2度~3度の気温差しかありませんが…。実際には、グラフの通り、1月は気温の変動が大きく、一週間間隔で大きく気温が変わり、最大で10度の気温差があります。
最高気温と最低気温の気温差
パリでは気温が比較的低く、さらに最高気温と最低気温では4度~6度ほど気温差があり、一日の内でも夕方以降~早朝ではかなり寒くなります。
パリと東京の気温差
東京とパリを比べると、ほとんど気温差がないため、空港に到着時には寒暖差を感じることはないでしょう。
ニースの1月の気温の推移

ニースの1月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移
ニースの1月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温
下表はニースの1月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、(カッコ)内は東京との気温差を示しています。
ニース | 最高気温 | 最低気温 |
---|---|---|
1月上旬 | 16.1 (+6.1) | 9.0 (+7.7) |
1月中旬 | 14.1 (+4.6) | 6.5 (+5.5) |
1月下旬 | 14.3 (+5.0) | 7.9 (+7.2) |
上旬・中旬・下旬の気温差
ニースでは1月の上旬と下旬では平均すると2度~3度程度の気温差がありますが、実際にはグラフの通り、5度~7度程度の気温差が一週間間隔で変動します。
最高気温と最低気温の気温差
ニースでは1月は最高気温と最低気温では6度~8程度の気温差があり、日中と朝晩ではやや寒暖差を感じることでしょう。
ニースと東京の気温差
ニースは東京と比べると、日中も朝晩も5度~8度程度の気温差があり、東京よりもやや気温が高いため、到着時には現地の気候は暖かく感じることでしょう。
フランスの1月の天気
フランスの雨の状況
フランスの雨の状況はどうでしょうか?一例として、パリの年間の降水量の推移を紹介します。
グラフはパリの月別の降水量の年間推移を示しており、日本との雨の状況の違いが分かりやすいように、東京の降水量と比較しています。
フランスのパリの降水量は東京と比べると、年間を通して、比較的少ないことがよく分かりますね。
1月のパリの雨の状況は、東京と同じく、雨が少ないのが特徴ですが、南フランスのニースとボルドーの降水量は他都市と比べて少しだけ多めです。
フランスでの降雪について、気温が下がり天気が悪くなったタイミングで、一時的に降雪になることがあります。そして、時には寒波が到来すると積雪になる年もあります。
下記で各都市の降水量を詳しくまとめていますので、訪問都市の降水量も確認してください。
フランスの1月の降水量
- パリの1月の降水量:43mm/月
- リヨンの1月の降水量:50mm/月
- ニースの1月の降水量:72mm/月
- ボルドーの1月の降水量:87mm/月
- リールの1月の降水量:61mm/月
フランスの1月の降水量の一覧表
1月 | パリ | リヨン | ニース | ボルドー | リール | 東京 |
---|---|---|---|---|---|---|
降水量 mm/月 | 43 | 50 | 72 | 87 | 61 | 52 |
フランスの1月の気候
- フランス北部:西岸海洋性気候
- フランス南部:地中海性気候
- フランス高地:冷帯湿潤気候
フランスの気候区分は、上記のように大きく3つに区分されます。
それでは、フランスの1月の気候はどんな感じなのか?
ご存知の方もいるかもしれませんが、フランスは北海道の函館から樺太の北部辺りに相当するくらい緯度が高い都市です。
そして、フランスの気候に大きく影響を与えているのは北大西洋から入り込むイギリス海峡の海流、地中海の海流、モンスーンになります。
そのため、緯度が高い割には、実はフランスの冬の時期は北海道ほど気温が低くなく、地中海沿岸部の都市は比較的温暖な都市も多いです。
日本では1月の冬の時期は年によってはまだまだ比較的温暖な都市が多いのが特徴ですが、フランス(南仏除く)では緯度が高いため、内陸部は冬の季節を感じます。
そのため、東京から北フランスや内陸部の都市へ旅行する場合、東京と比べ、やや寒く感じることも多いでしょう。
それでは、以下では旅行時に注意したいことを含め、旅行時の服装を詳しく紹介しましょう。
フランスの1月の服装
フランスの1月の服装選びのポイント
フランスの1月の服装はどんな感じなのか?
地中海沿岸の季節感
フランスでは1月の時期はニースなどの地中海沿岸の都市と他都市で気候が異なるため、どの都市を旅行するかにより現地での服装が若干異なります。
特に、冬でも比較的温暖だとされるニースなどの地中海沿岸都市は他都市とは異なり、冬の時期でも比較的温暖で、東京と同じような一般的な冬の服装で問題ないでしょう。
内陸の季節感
一方、パリを含めた他の内陸の都市やイギリス海峡沿岸の北フランスの都市は朝晩は冷え込む日もありますので、現地の気候に適した服装が必要になります。
具体的には、夕方以降から早朝までの時間帯や早朝の冷え込みに対応するために、冬のコーデの準備が必要でしょう。
目的地はどこ?
以上のことを踏まえると、比較的温暖な南仏と比較的寒冷な北フランスを同時に楽しもうとする場合、冬の服装と晩秋の服装あたりが必要になります。
このように、同じ時期に北フランスと南仏を同時に観光する場合は、準備する服装に少しだけ工夫が必要になります。
フランスの1月の服装の目安
アウター
【レディース】

※商品詳細、在庫、価格は画像タップ(クリック)で公式ショップへ
【メンズ】

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- ロングコート
- ダウンコート
- ダッフルコート
- フード付きコート
トップス
【レディース】

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【メンズ】

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- フリース&長袖Tシャツ
- ウールセーター
- ハイネックセーター
- ニットカットソー
ボトムス
【レディース】

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【メンズ】

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- 厚手のロングパンツ
- ジーンズ+ロングタイツ
- ニットワンピース&レギンス
靴

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- ロングブーツ
- ショートブーツ
その他

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- ニット帽
- マフラー
- 手袋
フランスの1月の行事と旅行情報
フランスの1月の行事やイベントは、下記の通りです。
- 冬のSOLDES(ソルド=セールス) (1月上旬~)
上記のイベントに代表されるように、1月のフランスの一大イベントはブランド物などのセールが開催されること。
年始は日本のみならずフランスも休日となりますので、航空チケットやホテルの料金は一時的に高くなります。
当然ですが、数ヶ月前から予約が埋まってしまうことになります。そのため、直前での予約は非常に難しくなりますので、この時期にフランスへ旅行をする予定の方は事前予約は必須です。
飛行機の航空券は、たった1週間だけ旅程が違うだけで料金が大きく異なりますので、上手にお得な旅行を探してみてください。
この記事がフランス旅行の計画の一助となり、皆さまのフランス旅行が充実した楽しい旅行になることを心より願っています!
その他の時期のフランスの気候と服装を確認
ここまで、ご覧頂きありがとうございます。
海外への航空券はもう手配済みですか? 下記より格安航空券の料金をご確認してみてください。
最後に、海外旅行を予定している方へ向けてですが、持ち物の準備は進んでいますか?
もし、まだ旅行の準備が終わっていないようでしたら…
コンパクトに海外旅行で必要なものだけに絞って、持ち物リストを作ってみましたので、ご覧ください。