みなさん、12月の休みの予定は、もう決まりましたか?
12月の年末からの大型連休を利用して、海外旅行へ出かける機会もあるかもしれませんね。
冬の12月には日本人観光客が年々増加している、暖かいタイランドへの旅行を考えてみてはいかがでしょうか?
いつもの海外旅行では味わえないタイ料理を楽しみたい方、歴史を感じる遺跡を楽しみたい方、微笑みの国タイの旅行を計画してみるのも面白いでしょう。
ところで、タイの12月の季節感はどうなんだろう…
- タイの12月の気温は何度?
- タイの12月の天気は良い?悪い?
- 12月のタイでは雨が多い?よく降る?
- タイの12月の気候はまだ暑い?涼しい?
- タイの12月の湿度は高い?蒸し暑い?
- 12月のタイ旅行の服装はどんな感じ?
- 12月のタイ旅行での注意点は何?
はじめての12月のタイへの旅行を考えている方は、上記のような疑問を持っている方も多いことでしょう。
そこで、12月のタイの各都市の気温、気候、天気、天候、旅行時の服装と準備について、気象データをもとにした分かりやすいグラフや表で詳しく紹介します。
タイの12月の気温
12月 | バンコク | プーケット | チェンマイ | チェンライ | 東京 |
---|---|---|---|---|---|
最高気温 | 32.7 | 31.4 | 29.6 | 28.2 | 11.9 |
平均気温 | 26.6 | 27.4 | 21.7 | 20.7 | 7.6 |
最低気温 | 23.7 | 23.2 | 17.7 | 15.3 | 3.5 |
上記の通り、タイの12月の気温は東京と比べ16度~21度の気温差があります。
タイでは12月は夏の季節だということがよく分かりますね。ただし、年によっては最低気温が15度と低くなりますので目的地により気温や天気が異なります。
バンコクの12月の気温の推移
グラフはバンコクの12月の1ヶ月間の日ごとの最高気温と最低気温(2018年実績)の変動を示しています。
バンコクと日本の気温の違いが分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温の推移を併せて比較しています。
ご覧の通り、12月のバンコクの気温は東京と比べ、かなり高いということが確認できますね。
そして、12月の気温の推移を見て分かる通り、月内の気温は少しだけですが上下に変動していますね。
バンコクの12月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温
バンコク | 最高気温 | 最低気温 |
---|---|---|
12月上旬 | 33.7 (+20.5) | 25.6 (+20.6) |
12月中旬 | 31.7 (+19.9) | 23.7 (+20.2) |
12月下旬 | 32.9 (+22.1) | 24.6 (+22.4) |
上表はバンコクの12月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温です。
日本との違いが分かるように、(カッコ)内は東京との気温差を示しています。
上旬・中旬・下旬の気温差
バンコクでは12月の上旬と下旬では、気温差は1度程度しかありません。
最高気温と最低気温の気温差
最高気温と最低気温では8度ほど気温差がありが、一日の内では日中と朝晩での寒暖差があまりないことを示しています。
バンコクと東京の気温差
バンコクと東京を比べると、日中と朝夕に関係なく、気温は20度~22度くらい気温が高くなりますので、バンコク到着時は非常に暑く感じることでしょう。
【参考情報】
タイの12月には、暑い気候の都市と比較的温暖で時には冷涼になる気候の都市があります。
グラフはタイの年間の平均気温を表しており、東京との比較を示しています。タイは都市により常夏の気温の場所とやや涼しくなる都市があることが分かりますね。年間を通してみると、東京と比べ気温が非常に高いことが分かります。
タイの12月の天気
タイの12月の天気は良いのか?悪いのか?
以下では、タイの12月の天気について、雨の状況や降水量などの気象データをもとに案内します。12月のタイ旅行を計画する時に、天候を判断する際の参考にしてください。
12月のタイ旅行では雨は多いのか?雨がよく降るのか?
12月のタイ旅行中には現地での雨が心配ですよね。
グラフはバンコクの年間の月別の降水量を示しており、東京の降水量との比較です。
12月 | バンコク | プーケット | チェンマイ | チェンライ | 東京 |
---|---|---|---|---|---|
降水量mm | 7 | 97 | 13 | 20 | 51 |
- バンコクの12月の降水量:7mm/月
- チェンマイの12月の降水量:13mm/月
- チェンライの12月の降水量:20mm/月
- プーケットの12月降水量:97mm/月
上記の通り、12月のタイの降水量は非常に少なく、バンコクやチェンマイではほとんど雨が降らないことが分かります。ただし、プーケットは雨が降ることがあります。
このような事情により、現地では湿度が低くなり、天気が良い日が続き、大気はやや乾燥した天候になります。
タイの12月の気候
タイの12月の気候は、現地ではどのような状況なのか?
タイは東南アジアの中心に位置しており、一年中、暑い都市という印象が強いでしょうね。
実際に、タイは気候の面では、熱帯気候の気候区分に属しており、サバナ気候とされています。
そのため、年間を通して暑い時期が長くなります。ところが、タイでも地理的条件が異なる都市により気温が下がる季節があります。
タイの季節を区分すると、暑季、雨季、乾季の3つになります。月ごとに大きく区分すると下記のようになります。
- 暑季:3月~4月
- 雨季:5月~10月
- 乾季:11月~2月
タイでの12月の季節感どのようなものなのか? 日本にはない季節感ですが、大気が乾燥した夏の季節をイメージしてみてください。
タイの12月の気候は、どのような季節感なのか?
先に述べた通り、気温や天気の気象情報から見えてくるタイの12月の気候の特徴をまとめておきます。
- 気温が高いため暑い
- 内陸部の都市は温暖
- 雨が非常に少ない
- 湿度が低く空気が比較的乾燥している
- 不快指数はそれ程高くない
- 体感温度は高くなく低くなく
タイの12月の服装
タイの12月の気候に適した服装はどんな感じなのか?
12月のタイは夏のように気温が高いため、Tシャツ一枚のみで問題なさそうですが…。
以下では、タイの12月の服装選びのポイント、現地事情に合った服装の目安、気候や天候に適したコーデを画像を交えて詳しく紹介します。
タイの12月の服装選びのポイント
タイの12月は東京の同時期と比べ、気温が高いため、外出中は歩いていると汗がにじみ出てくるような天気が続きます。
そのため、現地の気候に適した服装はTシャツが基本になります。
ところが、屋外は非常に蒸し暑いのですが、屋内はエアコンが強めに稼動しますので、室内では体感温度が低く感じられ、寒さを感じることも頻繁にあります。
そのため、エアコンの冷房対策として、夏向けの薄手のカーディガンやパーカーなどの羽織ものが必要でしょう。
また、快晴の日は12月でも日差しが非常に強くなりますので、Tシャツ一枚では強烈な紫外線を浴びることになってしまいます。そのため、紫外線対策として帽子や長袖の羽織ものが必要です。
また、12月は雨がほとんど降らない時期ですので、街歩きが長くなる場合はサンダルよりスニーカーなどの靴の方が楽でしょう。
タイではバンコク以南の都市では一年間の気温の年較差はほとんどないですが、チェンマイやチェンライでは冬の時期にあたるため、気温が少し下がり涼しくなる日があります。
12月はタイではどの都市でも、日中は気温は高いですが、タイ北部の都市であるチェンマイとチェンライでは朝晩の最低気温は低くなる日が多くあります。そのため、どの都市を中心に旅行するかにより、持って行く衣服などが若干異なります。
特に、バンコクとタイ南部のプーケットと内陸部の他の各都市とは気候が少し異なり、冬の時期でも、日本の夏の時期と同じくらいの気温で日中は暑く、朝晩も温暖な気候が特徴です。
一方、チェンマイやチェンナイのような北部の内陸部の都市では冬の時期は夕方以降は気温が下がり、朝晩はやや涼しく感じることも多くなります。
そのため、秋物の服装が一着くらいは必要になります。タイ北部の都市と沿岸沿いの都市を同時に観光する場合は、準備する服装に少しだけ注意しましょう。
以上のことを踏まえて、12月のタイの天候や気候に合った服装をまとめると、下記のようになります。
- 東京の夏の暑い夏の時期とほぼ同じ服装のイメージでOK
- 具体的な服装のトップスは「半袖Tシャツ+薄手の羽織もの」
- ボトムスはハーフパンツや七分丈パンツがおすすめ
- タイ北部へ旅行の際には秋物の上着が必要
- 紫外線対策と冷房対策として薄手の羽織ものが必要
- 街歩きでは汗をかくため、Tシャツは速乾性の素材がおすすめ
- 街歩きの際はサンダルよりスニーカーが楽ちん
タイの12月の服装の目安
アウター
【レディース】
※商品詳細、在庫、価格は画像タップ(クリック)で公式ショップへ
【メンズ】
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- 薄手のカーディガン
- 薄手の長袖シャツ
- サマーウィンドブレーカー
トップス
【レディース】
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【メンズ】
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- Tシャツ
- ポロシャツ
- タンクトップ
ボトムス
【レディース】
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【メンズ】
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- 七分丈パンツ
- ハーフパンツ
- ワンピース
靴
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- スニーカー
- パンプス
- サンダル
その他
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- 帽子
- サングラス
- ショール
バッグ
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- バックパック
- ボディーバッグ
- トラベルポーチ
現地のタイ人の男性の12月の服装はTシャツかポロシャツ、ハーフパンツまたはスラックス、サンダルという質素な服装のスタイルをよく目にします。
ただし、おしゃれな高級レストランなどで食事を楽しみたいという方は最低限のドレスコードを考慮しましょう。ビジネスカジュアルな清潔な格好ならOKです。
12月のタイ旅行の注意点
タイの12月の季節は東京の夏と同じように、軽装で旅行ができるため、旅行の荷物が少なくて済むのはいいのですが…。
以下では、12月のタイ旅行の注意点を3つのポイントにまとめておきますので、タイ旅行の際の参考にしてみてください。
紫外線
12月のタイでは晴れの日が多いため、日中は太陽の日差しが非常に強くなり、皮膚を突き刺すような強さです。
天気が良い日の紫外線には注意が必要で、長時間の外出の際には日焼け対策も忘れずに!
紫外線対策グッズ
- UVカットの帽子
- 長袖の羽織もの
- 日傘(雨晴れ兼用でOK)
- UVカットクリーム
虫刺され
12月でもタイでは気温が高いため虫が繁殖しやすく、側溝や水溜りなどでは蚊が生息します。
タイでは12月にも蚊などの虫が発生しますので、旅行の際には虫刺され・虫除けグッズを持っていくことをおすすめします。
虫刺され対策グッズ
- 虫除けスプレー
- 虫除けリング
- 虫刺されスプレー
- 虫刺され薬
屋内冷房
蒸し暑くなる夏の時期には電車などの車内やレストランやモールなどの室内では、どこでも冷房が非常に強く稼動しており、屋内では寒く感じることも多いです。
特に、女性の方で寒さに弱い方や冷え性の方は、汗をかいた状態で急激に冷えた屋内へ入り、長時間滞在すると体調を崩す要因になります。
冷房対策グッズ
- カーディガンなど羽織るもの
- ロングスカートやロングパンツ
- ショール
まとめ
旅行前のチェックポイント
海外旅行前に気になる現地の気象状況と服装を中心に紹介しました。
現地の気象と旅行時の服装に関するポイントをまとめておきますので参考にしてみてください。
- タイの12月の気温は15℃~33℃と都市により異なる
- 12月の天気は雨が少なく過ごしやすい時期
- 12月の気候は湿度は低くなり、空気が乾燥する
- 12月のタイ旅行の服装は秋向け上着~TシャツでOK
- 12月のタイ旅行の注意点は紫外線、虫刺され、冷房対策
タイの12月のイベントと旅行情報
12月のタイで開催されるイベントや行事は下記の通りです。
- プミポン前国王誕生日・父の日: 12月5日
- 民主憲法記念日 (ラッタタマヌーン): 12月10日
- 大晦日(ワン・シン・ピー): 12月31日
12月のタイでは、上記のような年間行事やイベントが開催されます。この時期には、人の移動が多くなりますので、交通アクセスがやや混雑することもあります。
そのため、国内の交通機関だけではなく、飛行機のチケットの値段もやや高くなることがあります。航空券やホテルの予約は早めにどうぞ。
逆に、年末を避けて旅行をする場合は、ホテルや航空券などが予約しやすく、宿泊料金や飛行機代は比較的安くなることもあります。上手に旅程を組んでリーズナブルな旅行を探してみましょう。
この記事がタイ旅行の計画の一助になり、みなさまのタイ旅行が充実した楽しいものになることを願っています!
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ここまで、ご覧頂きありがとうございます。
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最後に、海外旅行を予定している方へ向けてですが、持ち物の準備は進んでいますか?
もし、まだ旅行の準備が終わっていないようでしたら…
コンパクトに海外旅行で必要なものだけに絞って、持ち物リストを作ってみましたので、ご覧ください。