みなさん、1月の休みの予定は、もう決まりましたか?
1月のお正月の大型連休を利用して、海外旅行へ出かける機会もあるかもしれませんね。その一つの選択肢として、タイへの旅行を考えてみては、いかがでしょうか?
いつものお正月とは少し違った経験がしたい方、いつもの家族旅行では味わえない現地のタイ料理を楽しみたい方、微笑みの国・タイの旅行を計画してみるのも面白いでしょう。
日本の1月は寒いため、もし海外旅行へ行くのなら、暖かいタイランドへの旅行はテンションが少し上がりますよね。
ところで、タイの1月の季節感はどうなんだろう…
- タイの1月の気温は何℃なのか?
- タイの1月の天気は良いのか?悪いのか?
- 1月のタイでは雨が多いのか?よく降るのか?
- タイの1月の気候はまだ暑いのか?涼しいのか?
- タイの1月の湿度は高いのか?蒸し暑いのか?
- 1月のタイ旅行の服装はどんな感じなのか?
- 1月のタイ旅行での注意点は何なのか?
はじめての1月のタイへの旅行を考えている方は、上記のような疑問を持っている方も多いことでしょう。
そこで、1月のタイの各都市の気温、気候、天気、天候、旅行時の服装と準備について、気象データをもとにした分かりやすいグラフや表で詳しく紹介します。
タイの1月の気温
1月 | バンコク | プーケット | チェンマイ | チェンライ | 東京 |
---|---|---|---|---|---|
最高気温 | 32.6 | 32.0 | 29.9 | 28.2 | 9.6 |
平均気温 | 27.3 | 27.6 | 22.0 | 20.3 | 5.2 |
最低気温 | 22.9 | 23.0 | 16.2 | 14.4 | 0.9 |
ここではタイの各都市の1月の天気について、首都バンコク、南部のリゾート地・プーケット、タイ北西部のの主要都市・チェンマイ、タイ最北端の主要都市・チェンライの4つの都市をとり上げています。
上記の通り、タイの1月の気温は東京と比べ19℃~23℃の気温差があります。
タイでは1月は夏の季節だということがよく分かりますね。ただし、都市によっては最低気温が15℃以下と低くなりますので、目的地により気温や天気が異なります。
- タイの1月の各都市の最高気温は28℃~33℃程度で東京との気温差は18~23℃
- タイの1月の各都市の最低気温は14℃~23℃程度で東京との気温差は13~22℃
- バンコクとプーケットでは1月でも常夏の暑さで日中と朝晩の日較差も小さい
- チェンマイやチェンライでは最低気温が15℃まで下がる日も多い
バンコクの1月の気温の推移

バンコクの1月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移
グラフはバンコクの1月の1ヶ月間の日ごとの最高気温と最低気温(2018年実績)の変動を示しています。
バンコクと日本の気温の違いが分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温の推移を併せて比較しています。
当然ですが、1月のバンコクの気温は東京と比べ、かなり高いということが確認できますね。
そして、1月の気温の推移を見て分かる通り、月内の気温は上がったり下がったりと変動しています。
バンコクの1月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温
バンコク | 最高気温 | 最低気温 |
---|---|---|
1月上旬 | 32.1 (+22.1) | 24.2 (+22.9) |
1月中旬 | 29.8 (+20.3) | 21.6 (+20.6) |
1月下旬 | 32.8 (+23.5) | 25.6 (+24.9) |
上表はバンコクの1月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温です。
日本との違いが分かるように、(カッコ)内は東京との気温差を示しています。
上旬・中旬・下旬の気温差
バンコクでは1月の上旬、中旬、下旬では、週により気温差は3℃程度の変動があります。
最高気温と最低気温の気温差
最高気温と最低気温では7℃~8℃ほど気温差がありが、一日の内では日中と朝晩での寒暖差があまりないことを示しています。
バンコクと東京の気温差
バンコクと東京を比べると、日中と朝夕に関係なく、気温は20℃~25℃くらい気温が高くなりますので、バンコク到着時は非常に暑く感じることでしょう。
【参考情報】
1月のタイ国内では、都市により気温が異なり高い都市と低くなる都市があることが分かりますね。
グラフはタイの年間の平均気温を表しており、東京との比較を示しています。タイは都市により常夏の気温の場所とやや涼しくなる都市があることが分かりますね。年間を通してみると、東京と比べ気温が非常に高いことが分かります。
タイの1月の天気
タイの1月の天気は良いのか?悪いのか?
以下では、タイの1月の天気について、雨の状況や降水量などの気象データをもとに案内します。1月のタイ旅行を計画する時に、天候を判断する際の参考にしてください。
1月のタイ旅行では雨は多いのか?雨がよく降るのか?
1月のタイ旅行中には現地での雨が心配ですよね。
グラフはバンコクの年間の月別の降水量を示しており、東京の降水量との比較です。
1月 | バンコク | プーケット | チェンマイ | チェンライ | 東京 |
---|---|---|---|---|---|
降水量mm | 15 | 75 | 4 | 28 | 52 |
- バンコクの1月の降水量:15mm/月
- チェンマイの1月の降水量:4mm/月
- チェンライの1月の降水量:28mm/月
- プーケットの1月降水量:75mm/月
上記の通り、1月のタイの降水量は非常に少なく、バンコクやチェンマイではほとんど雨が降らないことが分かります。ただし、プーケットは雨が降ることがあります。
このような事情により、現地では湿度が低くなり、天気が良い日が続き、大気は比較的乾燥した天候になります。
タイの1月の気候
タイの1月の気候は、現地ではどのような状況なのか?
タイは東南アジアの中心に位置しており、一年中、暑い都市という印象が強いでしょうね。
実際に、タイは気候の面では、熱帯気候の気候区分に属しており、サバナ気候とされていますので、年間を通して暑い時期が長くなります。ところが、タイでも都市により気温が下がる季節があります。
タイの季節を区分すると、暑季、雨季、乾季になります。大きく月ごとに区分すると下記のようになります。
- 暑季:3月~4月
- 雨季:5月~10月
- 乾季:11月~2月
タイでの1月の季節感どのようなものなのか?日本にはない季節感ですが、大気が乾燥した夏の季節をイメージしてみてください。
タイの1月の気候は、どのような季節感なのか?
先に述べた通り、気温や天気の気象情報からも分かるタイの1月の気候の特徴をまとめておきます。
- 気温が高いため暑い
- 雨が非常に少ない(プーケットでも少雨)
- 湿度が低く空気が乾燥している
- 不快指数はそれ程高くない
- 体感温度は高くなく低くなく
タイの1月の服装
タイの1月の気候に適した服装はどんな感じなのか?
この時期に東京からタイへ旅行へ向かう場合は、どのような服装を用意していけばよいのか分からないかもしれませんね。そこで、旅行時に注意したいことを含め、1月のタイの旅行時の服装が気になるところですね。
1月のタイは夏のように気温が高いため、Tシャツ一枚のみで問題なさそうですが…。
以下では、タイの1月の服装選びのポイント、現地事情に合った服装の目安、気候や天候に適したコーデを画像を交えて詳しく紹介します。
タイの1月の服装選びのポイント
タイの1月は東京の同時期と比べ、気温が高いため、外出中は歩いていると汗がにじみ出てくるような天気が続きます。
そのため、現地の気候に適した服装はTシャツが基本になります。
ところが、屋外は暑いのですが、屋内はエアコンが強めに稼動しますので、室内では体感温度が低く感じられ、寒さを感じることも頻繁にあります。
そのため、エアコンの冷房対策として、夏向けの薄手のカーディガンやパーカーなどの羽織ものが必要でしょう。
また、快晴の日は1月でも日差しが非常に強くなりますので、Tシャツ一枚では強烈な紫外線を浴びることになってしまいます。そのため、紫外線対策として帽子や長袖の羽織ものが必要です。
また、1月は雨がほとんど降らない時期ですので、街歩きが長くなる場合はサンダルよりスニーカーなどの靴の方が楽でしょう。
タイではバンコク以南の都市では一年間の気温の年較差はほとんどないですが、チェンマイやチェンライでは冬の時期になるため、気温が下がりやや寒くなる日があります。
1月はタイではどの都市でも、日中は気温は高いですが、タイ北部の都市であるチェンマイとチェンライでは朝晩の最低気温は低くなる日が多くなります。そのため、どの都市を中心に旅行するかにより、持って行く衣服などが若干異なります。
特に、バンコクとタイ南部のプーケットと内陸部の他の各都市とは気候が少し異なり、冬の時期でも、日本の夏の時期と同じくらいの気温で日中は暑く、朝晩も温暖な気候が特徴です。
一方、チェンマイやチェンナイのような北部の内陸部の都市では冬の時期は夕方以降は気温が下がり、朝晩は冷え込むことも多くなりますので、秋物の服装が一着くらいは必要になります。タイ北部の都市と沿岸沿いの都市を同時に観光する場合は、準備する服装に少しだけ注意しましょう。
1月のタイを旅行する場合の服装はタイ北部を旅行する場合と、海岸沿いの都市やタイ南部を旅行する場合では少し異なります。タイ北部を旅行する予定の方は秋物の上着を用意していきましょう。
一方、バンコクやタイ南部の都市や島などでは日本の真夏の服装と同じ程度と考えればイメージしやすいでしょう。日中は夏のように暑く、朝夕は少し暑さが収まりますので半袖Tシャツとハーフパンツやショートパンツで問題ありません。
海岸沿いの沿岸都市や島などを訪れる場合は、風が強い場合がありますので、ウィンドブレーカーか薄手のパーカーがあると安心です。
以上のことを踏まえて、1月のタイの天候や気候に合った服装をまとめると、下記のようになります。
- 東京の夏の暑い夏の時期とほぼ同じ服装のイメージでOK
- 具体的な服装のトップスは「半袖Tシャツ+薄手の羽織もの」
- ボトムスはハーフパンツや七分丈パンツがおすすめ
- タイ北部へ旅行の際には秋物の上着が必要
- 紫外線対策と冷房対策として薄手の羽織ものが必要
- 街歩きでは汗をかくため、Tシャツは速乾性の素材がおすすめ
- 街歩きの際はサンダルよりスニーカーが楽ちん
タイの1月の服装の目安
アウター
【レディース】

※商品詳細、在庫、価格は画像タップ(クリック)で公式ショップへ
【メンズ】

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- 薄手のカーディガン
- 薄手の長袖シャツ
- ウィンドブレーカー
トップス
【レディース】

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【メンズ】

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- Tシャツ
- ポロシャツ
- タンクトップ
ボトムス
【レディース】

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【メンズ】

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- 七分丈パンツ
- ハーフパンツ
- ワンピース
靴

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- スニーカー
- パンプス
- サンダル
その他

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- 帽子
- サングラス
- ショール
バッグ

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- バックパック
- ボディーバッグ
- トラベルポーチ
現地のタイ人の男性の1月の服装はTシャツかポロシャツ、ハーフパンツまたはジーンズ、サンダルという質素な服装のスタイルをよく目にします。
季節に関係なくタイを旅行している人はバックパッカーが多く、彼らは独特のスタイルで旅を続けているため、着晒した服を着てヒッピーのような服装で旅行をしています。
もちろんこのような服装で旅行をしても問題ありませんが、ホテルやレストランでは清潔な服装で利用すると、それなりの御もてなしをしてもらえますので、カジュアルな服装でも清潔感のある服装を一着くらいは持って行くとよいでしょう。
1月のタイ旅行の注意点
タイの1月の季節は東京の夏と同じように、軽装で旅行ができるため、旅行の荷物が少なくて済むのはいいのですが…。
以下では、1月のタイ旅行の注意点を3つのポイントにまとめておきますので、タイ旅行の際の参考にしてみてください。
紫外線
1月のタイでは晴れの日が多いため、日中は太陽の日差しが非常に強くなり、皮膚を突き刺すような強さです。
天気が良い日の紫外線には注意が必要で、長時間の外出の際には日焼け対策も忘れずに!
紫外線対策グッズ
- UVカットの帽子
- 長袖の羽織もの
- 日傘(雨晴れ兼用でOK)
- UVカットクリーム
虫刺され
タイでは一年中、蚊などの虫が発生しますので、感染病なども気になるところです。
1月でも蚊などの虫が発生しますので、旅行の際には虫刺され・虫除けグッズを持っていくことをおすすめします。
虫刺され対策グッズ
- 虫除けスプレー
- 虫除けリング
- 虫刺されスプレー
- 虫刺され薬
屋内冷房
タイでは電車などの車内やレストランやモールなどの室内では、どこでも冷房が非常に強く稼動しており、屋内では寒く感じることも多いです。
特に、女性の方で寒さに弱い方や冷え性の方は、汗をかいた状態で急激に冷えた屋内へ入り、長時間滞在すると体調を崩す要因になります。
冷房対策グッズ
- カーディガンなど羽織るもの
- ロングスカートやロングパンツ
- ショール
まとめ
旅行前のチェックポイント
海外旅行前に気になる現地の気象状況と服装を中心に紹介しました。
現地の気象と旅行時の服装に関するポイントをまとめておきますので参考にしてみてください。
- 1月の気温は14℃~33℃と都市により異なる
- 1月の天気は雨が少なく天気がよい
- 1月の気候は湿度は低く、空気は乾燥している
- 1月のタイ旅行の服装は春向け上着~夏服でOK
- 1月のタイ旅行の注意点は紫外線、虫刺され、冷房対策
タイの1月のイベントと旅行情報
1月のタイで開催されるイベントや行事は下記の通りです。
- 元旦(ワン・ピーマイ):1月1日
- チャイナタウン・フェスティバル(春節):1月下旬~2月上旬
- ボーサーン傘祭り:チェンマイ
- コーンケーン国際マラソン:コーンケーン
- ドン・チェディ記念祭:スパンブリー県
- バンサイ美術&工芸祭:アユタヤ県
1月のタイでは、上記のような年間行事やイベントが開催されます。この時期には、人の移動が多くなりますので、交通アクセスがやや混雑することもあります。
特に、春節(旧正月)はタイでは公的な祝日ではありませんが、中華系の人たちにとってはお正月になりますので賑やかになります。
そのため、国内の交通機関が混雑するだけではなく、飛行機のチケットの値段もやや高くなることがあります。航空券やホテルの予約は早めにどうぞ。
逆に考えると、お正月の休み明け以降は、航空チケットが最も格安で手に入る時期になります。格安で旅行をしたい方には休み明けは狙い目のシーズンとなります。逆に、旧正月になる1月下旬あるいは2月上旬頃から始まる旧正月休みの時期は、ホテルの宿泊料金が高くなる傾向にあります。
この時期にタイへ旅行をする場合は、お正月休みの大型連休の時期と旧正月の時期を除けば、航空券は比較的安くなる傾向にあります。また、タイのホテル料金も閑散期には比較的安く、予約が出来る時期でもあります
航空チケットについて、たった1週間違うだけで格安航空券の料金は随分と異なりますので、上手にお得な旅行を探してみてください。
この記事がタイ旅行の計画の一助になり、みなさまのタイ旅行が充実した楽しいものになることを願っています!
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ここまで、ご覧頂きありがとうございます。
海外への航空券はもう手配済みですか? 下記より格安航空券の料金をご確認してみてください。
最後に、海外旅行を予定している方へ向けてですが、持ち物の準備は進んでいますか?
もし、まだ旅行の準備が終わっていないようでしたら…
コンパクトに海外旅行で必要なものだけに絞って、持ち物リストを作ってみましたので、ご覧ください。