フランスの6月の気温と服装をフランス旅行の出発前にチェック！

みなさん、6月の梅雨の時期を、いつもどのように過ごしていますか？

毎日、雨降りの日々で気持ちがダウンしそうな時期は体調も悪くなりがちで、ちょっと辛いですね。

できれば天気の良い国へ海外旅行をしたい！と思う方も多いことでしょう。

6月に海外旅行をするのであれば、季節的に暖かくなり始め、爽やかなフランスへの旅行はいかがでしょうか？

ジメジメとした梅雨の時期の日本から飛び出して、春の季節を感じられるフランスで時間を過ごすのもいいですね！

フランスの6月の気温は何度くらい？
フランスの6月の天気は良い？悪い？
フランスの6月の気候は暖かい？寒い？
6月のフランスでの雨は大丈夫？
6月のフランス旅行の服装はどんな感じ？
6月のフランス旅行での注意点は何？

6月にフランス旅行を考えている方は、上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか？

そこで、以下ではフランスの6月の気温、気候、天気、天候、旅行時の服装と準備、この時期のフランス現地のイベントや旅行情報を紹介します。

フランスの6月の気候
フランスの6月の気温
フランスの6月の気温の推移
フランスの6月の服装
フランスの6月の行事と旅行情報

フランスの6月の気候

フランス北部：西岸海洋性気候
フランス南部：地中海性気候
フランス高地：冷帯湿潤気候

フランスの気候区分は、上記の通り、大きく3つに区分されます。

あまり知られていないかもしれませんが、フランスの緯度は意外にも高いのです！

日本に例えると、フランスの緯度は北海道の函館から樺太の北部辺りまでに相当します。

ところが、北大西洋から入り込むイギリス海峡の海流、地中海の海流、モンスーンの影響で夏は比較的冷涼で、冬でも高緯度の割にはそこまで極寒とまでにはならないのです。

フランスの6月の気候は、どんな感じなのか？

フランスの6月の気候は北海道と比べると、比較的温暖なのが特徴です。東京と比べても、それ程変わらないくらい温暖で快適な天気のため過ごしやすい季節でもあります。

フランスの春の訪れはもう少しゆっくりと少しづつ暖かくなっていくイメージです。

そのため、東京からパリなどの北フランスへ旅行に向かう場合、少し涼しく感じることが多いでしょう。

以下では、6月のフランスの気温と降水量、それに旅行時の服装を詳しく紹介していきます。

フランスの6月の気温

フランスの年間の平均気温

グラフはパリ、リヨン、ニース、ボルドー、リールの月別の平均気温の一年間の推移を示しています。

また、フランスと日本の気温の違いが分かるように、東京の月別平均気温を併せて、フランスの各都市と東京の気温を比較しています。

ご覧の通り、年間を通して気温を見ると、東京の方がやや高いですが、冬には南仏の都市は気温が比較的高くなっていることが分かりますね。

フランスの年間の降水量

フランスの雨の状況はどうでしょうか？一例として、パリの年間の降水量で解説します。

グラフはパリの月別の降水量を示しており、日本との雨の状況の違いが分かりやすいように、東京の降水量と比較しています。

パリの降水量は東京と比べると、年間を通して、比較的少ないことがよく分かりますね。

フランスの6月の最高気温・平均気温・最低気温、降水量の統計データ

6月	パリ	リヨン	ニース	ボルドー	リール	東京
最高気温	22.7	24.7	24.5	24.7	21.1	25.5
平均気温	18.3	20.0	21.0	19.0	16.4	21.4
最低気温	13.0	14.9	18.5	14.4	12.1	18.0
降水量	47	63	36	62	65	168

フランスの6月の気温と降水量の特徴

フランスの6月の最高気温は21度～25度程度
フランスの6月の最低気温は12度～19度程度
上記の通り、フランスの気温は都市により異なる
南仏のニースなどの地中海沿岸都市は東京と同じくらい温暖
北フランスや内陸の都市では東京よりも最低気温が低い
フランスの6月の降水量は東京より少ない

フランスの6月の気温の推移

6月にフランス旅行に行く予定の方は旅程はもう決めましたか？

実はフランスの6月の気温は上旬と中旬と下旬では気温が少しだけ異なり、都市によっては気温差が大きくなることもあります。

そのため、6月の上旬と下旬では、たとえ同じ都市でも気温が異なるため、旅行中の移動で気温の違いを感じることもあるかもしれません。

そこで、以下では観光地として人気が高いパリとニースについて、フランスの6月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移を紹介します。

下記の気温は6月1日～30日までの日ごとの過去の最高気温と最低気温の平均値です。

フランスと日本では、気温差がどれくらい違うのか分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温で比較しています。

パリの6月の気温の推移

パリの6月の気温の推移グラフ

パリの6月の日ごとの気温の推移

パリの6月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

下表はパリの6月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

パリ	最高気温	最低気温
6月上旬	20.5 (-4.5)	11.0 (-5.9)
6月中旬	21.3 (-4.1)	11.9 (-6.1)
6月下旬	22.4 (-3.8)	12.9 (-6.2)

上旬・中旬・下旬の気温差

パリでは6月の上旬と下旬では2度の気温差があることが分かりますね。

最高気温と最低気温の気温差

パリでは日較差が激しいため、最高気温と最低気温では9度～10度の気温差があり、一日の内でも昼間と朝晩では寒暖差があり、夕方以降はやや寒く感じることが多くなります。

パリと東京の気温差

東京とパリを比べると、4度～6度の気温差がありますので、朝晩はやや寒く感じ、日によってはかなり寒く感じることでしょう。

ニースの6月の気温の推移

ニースの6月の気温の推移のグラフ

ニースの6月の日ごとの気温の推移

ニースの6月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

下表はニースの6月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

ニース	最高気温	最低気温
6月上旬	22.8 (-2.2)	15.6 (-1.3)
6月中旬	24.0 (-1.4)	16.6 (-1.4)
6月下旬	25.2 (-1.0)	17.0 (-2.1)

上旬・中旬・下旬の気温差

ニースでは6月の上旬と下旬では1.5度～2.5度の気温差しかありません。

最高気温と最低気温の気温差

ニースでは6月は最高気温と最低気温では7度～8度の気温差があり、日中と朝晩ではパリほど寒暖差はありません。

ニースと東京の気温差

ニースは東京と比べると、日中も朝晩も1度～2度の気温差があるものの、ほとんど同じ気温ですが、ニースは空気が乾燥しているため、涼しく感じることがあるかもしれません。

フランスの6月の服装

フランスの6月の服装は、どのような感じなのか？

以下ではフランスの6月の服装選びのヒントとなるポイント、現地の気候に適した服装の目安、季節に合ったコーデを画像を交えながら詳しく紹介します。

フランスの6月の服装選びのポイント

旅行の目的地はどこ？

フランスでは各都市で気温が違うため、北フランスをメインに旅行するのか、南フランスをメインに旅行するのかにより、準備する服も異なります。

6月に北フランスを訪れる際には、東京の春先の服装と同じイメージで準備されると良いでしょう。

また、地中海沿岸の南フランスの都市を訪れる際には、東京の同時期の服装と同じで問題ありません。

上記のように、北フランスと南仏を同時に観光する場合は、準備する服装が少しだけ違いますので注意しましょう。

日中と朝晩の寒暖差

フランスでは6月は季節の節目で春から夏へ移行する時期にあたります。そのため、上旬から下旬に向けて気温が上がりますが、日中と朝晩の気温差は比較的大きい時期です。

特に、北フランスの都市や山間部の都市では昼間と夕方以降の寒暖差が大きくなります。そのため、外出する時には必ず長袖の上着を持って出かけましょう。

紫外線・日焼け対策

6月のフランスは雨も比較的少なく、天気が良い日が多いため、紫外線も日増しに多くなります。UVカットの帽子や長袖のカーディガンなどで紫外線による日焼け対策をしましょう。