タイの10月の気温と服装は？天気と気候はどう？雨は多い？

10月といえば、スポーツの日の祝日がありますね。10月の秋の行楽シーズンの予定はもう決まりましたか？

秋の時期の休暇を上手に利用して、海外旅行へ出かける機会もあることでしょう。その一つの選択肢として、タイへの旅行はいかがでしょうか？

ちょっと現実逃避をして微笑みの国・タイランドに羽を伸ばして、現地で本場のタイ料理を嗜み、ライブでムエタイを観戦し、神秘的なタイの寺廟を観光してみてはいかがでしょうか？

ところで、タイの10月の現地状況は、どのような感じなのか…。

はじめての10月にタイへの旅行を予定している方は、上記のような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか？

そこで、10月のタイの気温、気候、天気、天候、旅行時の服装と準備について、気象データをもとにした分かりやすいグラフや表で詳しく紹介します。

 

タイの10月の気温

9月	バンコク	プーケット	チェンマイ	チェンライ	東京
最高気温	33.5	30.9	32.6	31.6	26.9
平均気温	28.7	27.8	27.1	26.8	22.8
最低気温	25.7	23.6	24.2	23.5	19.7

ここでは、タイの下記の4つの主要な都市の10月の気温について紹介しています。

• バンコク　：タイの首都
• プーケット：タイの南部リゾート地
• チェンマイ：タイ北西部のの主要都市
• チェンライ：タイ最北端の郊外都市

上表の通り、タイの10月の気温は東京と比べ、やや高く、4度～7度の気温差があります。

タイでの10月は東京の夏の時期と同じような季節だということが分かりますね。

バンコクの10月の気温の推移

グラフはバンコクの10月の1ヶ月間の日ごとの最高気温と最低気温（2018年実績）の変動を示しています。

バンコクと日本の気温の違いが分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温の推移を併せて比較しています。

10月でもバンコクの気温は東京と比べ、やや高いということが確認できますね。

そして、10月の気温の推移を見て分かる通り、月内の気温は若干の上下の変動はありますが、ほぼ一定だというのが特徴でしょう。

バンコクの10月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

バンコク	最高気温	最低気温
10月上旬	33.2 (+10.1)	25.5 (+9.4)
10月中旬	33.4 (+11.8)	26.3 (+12.0)
10月下旬	32.6 (+12.7)	25.1 (+12.9)

上表はバンコクの10月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温です。

日本との違いが分かるように、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

上旬・中旬・下旬の気温差

バンコクでは10月の上旬、中旬、下旬で、やや気温差がありますが、月内の気温は降雨の影響を少し受けやすい時期です。

最高気温と最低気温の気温差

10月の最高気温と最低気温では7度～8度ほど気温差がありますが、最低気温が高いため日中と朝晩での寒暖差はあまり感じないでしょう。

バンコクと東京の気温差

バンコクと東京を比べると、気温は10度～13度の気温差があり、10月下旬にタイ到着時には随分と暑く感じるでしょう。

 

タイの10月の天気

タイの10月の天気は良い？悪い？

以下では、タイの10月の天気について、雨の状況や降水量などの気象データをもとに案内します。10月のタイ旅行を計画する時に、天候を判断する際の参考にしてみてください。

タイの10月の雨の状況

10月のタイ旅行では雨は多いのか？雨がよく降るのか？

10月のタイ旅行中には現地での雨が心配ですよね。

上記の通り、雨季にあたる10月のタイの降水量は多く、年間で降水量が非常に多くなる季節です。特に、バンコクやプーケットは雨が非常に多くなる季節です。

タイでは10月は雨季シーズンのため、雨の降り方として、各都市で降雨が非常に多くなり、スコールが発生して豪雨になる日もあります。

タイの10月の降水量の比較一覧表

10月	バンコク	プーケット	チェンマイ	チェンライ	東京
降水量 mm/月	302	333	118	153	198

上表はバンコク、プーケット、チェンマイ、チェンナイの10月の降水量を示しています。タイと日本との降水量の違いが分かりやすいように、東京の月別の降水量を併せて比較しています。

タイ（バンコク）の降水量の年間推移

グラフはバンコクの年間の月別の降水量を示しており、東京の降水量との比較です。

下表の通り、バンコクでは年間で降水量が非常に多くなる時期でもあり、豪雨になることも度々あります。

（引用元： バンコクの天気（気温/降水量）と気候｜服装と準備を旅行前にCheck）

 

タイの10月の気候

タイの10月の気候は、現地では、どのような状況なのか？

タイは東南アジアの中心に位置しており、一年中、暑い都市という印象が強いでしょうね。

実際に、タイは気候の面では、熱帯気候の気候区分に属しており、サバナ気候とされています。

そのため、年間を通して暑い時期が長く、雨季と乾季がはっきりとしています。そして、タイでも都市により気温が下がる季節があります。

タイの季節を区分すると、暑季、雨季、乾季になります。月ごとに大きく区分すると、下記のようになります。

タイの10月の気候は、どのような季節感なのか？

グラフをご覧の通り、10月のタイ国内では、どの都市でも気温が高い季節だということが分かりますね。

グラフはタイの各都市（バンコク、プーケット、チェンマイ、チェンライ）の平均気温の年間推移を表しており、東京との比較を示しています。タイは都市により常夏の気温の場所と、やや涼しくなる都市があることが分かりますね。年間を通してみると、東京と比べ気温が非常に高いことが分かります。

タイの10月の蒸し暑い季節は東京や京都などでの真夏の高温多湿の季節をイメージしてみてください。

ここまで紹介してきた気温や天気の気象情報から分かるタイの10月の気候の特徴をまとめておきます。

 

タイの10月の服装

タイの10月の服装は、どのような感じが季節に合っているのか？

この時期に東京からタイへ旅行へ行く場合は、どのような服装を用意していけばよいのか…、旅行時の注意点を含め、10月のタイの旅行時の服装が気になるところですね。

10月のタイは東京などの都市の真夏以上に気温が高いため、Tシャツ一枚のみで問題なさそうですが…。

以下では、タイの10月の服装選びのポイント、タイの現地事情に適した服装の目安、気候や天候に適したコーデを画像を交えて詳しく紹介します。

タイの10月の服装選びのポイント

タイの10月は東京の同時期と比べ、気温も湿度も高いため、何もしていなくても汗がにじみ出てくるような南国の蒸し暑い天気が続きます。

そのため、現地の気候に適した服装はTシャツが基本になります。

ところが、屋外は非常に蒸し暑いのですが、屋内はエアコンが強めに稼動しているため、室内では体感温度が低く感じられ、寒さを感じることも多いです。

そのため、エアコン冷房対策として、夏向けの薄手のカーディガンやパーカーなどの羽織ものが必要でしょう。

また、10月でも晴れている時間帯は日差しが非常に強くなりますので、Tシャツ一枚では強烈な紫外線を首や腕に浴びることになってしまいます。そのため、紫外線対策として帽子や長袖の羽織ものが必要です。

また、10月は雨が非常に多い時期ですので足元が濡れることを想定して、外出時にはスニーカーなどの靴よりサンダルやビーチサンダルの方が便利です。

特に、バンコクやタイ南部の都市や島などでは、日本の真夏の服装と同じ程度と考えればイメージしやすいでしょう。日中は真夏のように暑く、朝夕は少しだけ暑さが収まりますが、半袖Tシャツとハーフパンツやショートパンツで問題ありません。

一方、チェンマイやチェンナイのような北部の内陸部の都市では、夕方前に雨が降ると一時的に気温が少し下がり、朝晩はやや涼しくなることもありますので、上に羽織る一着は持っていったほうが安心でしょう。

海岸沿いの沿岸都市や島などを訪れる場合は、風が強い場合がありますので、ウィンドブレーカーか薄手のパーカーがあると安心です。

以上のことを踏まえて、10月のタイの天候や気候に適した服装をまとめると、下記のようになります。

タイの10月の服装の目安

アウター

【レディース】

※商品詳細、在庫、価格は画像タップ（クリック）で公式ショップへ

【メンズ】

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• 薄手のカーディガン
• 薄手の長袖シャツ
• ウィンドブレーカー

トップス

【レディース】

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【メンズ】

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• Tシャツ
• ポロシャツ
• タンクトップ

ボトムス

【レディース】

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【メンズ】

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• 七分丈パンツ
• ハーフパンツ
• ワンピース

靴

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• スニーカー
• パンプス
• サンダル

その他

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• 帽子
• サングラス
• ショール
• 折り畳み傘（雨晴れ兼用）

バッグ

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• バックパック
• ボディーバッグ
• トラベルポーチ

関連≫≫ スーツケースのサイズを旅行日数を基準に選ぶ

 

現地のタイ人の男性の10月の服装はTシャツかポロシャツ、ハーフパンツまたはスラックス、サンダルという質素な服装のスタイルが多い傾向です。

季節に関係なくタイを旅行している人はバックパッカーが多く、彼らは独特のスタイルで旅を続けているため、着晒した服を着てヒッピーのような格好で旅行をしています。

もちろん、このような服装で旅行をしても問題ありませんが、おしゃれなホテルやレストランでは清潔な服装で利用すると、それなりのおもてなしをしてもらえるでしょう。カジュアルな服装でも清潔感のある服装を一着くらいは持って行くとよいでしょう。

 

10月のタイ旅行の注意点

タイ旅行では国内のどこへ旅行をする場合でも、10月は軽装で旅行ができるため、旅行の荷物が少なくて済むのはいいのですが…。

以下では、10月のタイ旅行の注意点を4つのポイントにまとめておきますので、タイ旅行の際の参考にしてみてください。

降雨

タイでは10月は雨季の真っ只中になりますので雨が非常に多く、豪雨になることがある時期です。晴れていても、一時的にスコールの大雨になり、交通が麻痺することもありますので注意しましょう。

雨が多い時期は靴よりも、旅慣れた人たちが履いているサンダルやビーチサンダルが便利ですよ。

降雨対策グッズ

紫外線

10月のタイでは雨が多い時期ですが、昼間は晴れ間が見えると、太陽の日差しが非常に強く、肌を突き刺すように強くなります。

天気が良い日の紫外線には注意が必要で、長時間の外出時には日焼け対策も忘れずに！

紫外線対策グッズ

屋内冷房

蒸し暑くなる夏の時期には電車などの車内やレストランやモールなどの室内では、どこでも冷房が非常に強く稼動しており、屋内では寒く感じることも多いです。

特に、女性の方で寒さに弱い方や冷え性の方は、汗をかいた状態で急激に冷えた屋内へ入り、長時間滞在すると体調を崩す要因になります。

冷房対策グッズ

虫刺され

夏の暑さと降雨が重なると、南国に特徴的な高温多湿の天候になります。

10月は蒸し暑いため蚊などの虫が大発生しますので、旅行の際には虫刺され・虫除けグッズを持っていくことをおすすめします。

虫刺され対策グッズ

 

まとめ

旅行前のチェックポイント

海外旅行前に気になる現地の気象状況と服装を中心に紹介しました。

現地の気象と旅行時の服装に関するポイントをまとめておきますので参考にしてみてください。

タイの10月のイベントと旅行情報

10月のタイで予定されている行事やイベントは、下記の通りです。

タイの10月には、上記のような行事やイベントが開催される予定ですので、この時期の前後は人の移動が多くなります。そのため、旅行中の予定を考える際、少しだけ注意しましょう。

日本では、10月にはスポーツの日があり、連休を利用して、タイへ旅行をされる方もいることでしょう。そのため、飛行機のチケットの値段は一時的にやや高くなる時期です。航空券やホテルの予約は早めにすることをおすすめします。

航空券は、たった数日だけ出発日などの旅程が違うだけで、LCCや格安航空券の料金は随分と異なりますので、上手にお得な旅行を探してみてください。

この記事がタイ旅行の計画の一助になり、皆さまのタイ旅行が充実した楽しいものになることを願っています！