スロベニア（リュブリャナ）の天気（気温/降水量）と気候｜服装等をCheck

リュブリャナの気候と地理概要

• 都市：スロベニア共和国 リュブリャナ
• 気候：西岸海洋性気候（Cfb） / 温暖湿潤気候（Cfa）
• 緯度：北緯46.05度
• 経度：東経14.50度
• 高度：標高299m

リュブリャナの天気（気温と降水量）

リュブリャナの気温

• 春：3月～5月
• 夏：6月～8月
• 秋：9月～11月
• 冬：12月～2月

リュブリャナはクロアチアとオーストリアに南北で挟まれているスロベニアの首都で、スロベニア国土のほぼ中央に位置しています。リュブリャナは北海道の北側にある樺太島の最南端とほぼ同じ緯度にあたり、夏は温暖で冬は比較的寒冷なのが特徴の西岸海洋性気候と温暖湿潤気候（ケッペン気候区分）の両特性と湿潤大陸性気候の特性もあります。

リュブリャナの春は3月から5月とされており、この時期は春を感じさせるほど寒さが和らぎ、気温が上がり始めますが3月はまだまだ東京と同様に寒さが残ります。そして、4月～5月の平均気温は12.5度～16.5度程度と次第に暖かくなります。

リュブリャナの夏の時期は6月から8月までです。東京と比べると、夏期の気温は比較的温暖で、真夏あたる7月と8月の平均最高気温は28度前後ですが、大陸性気候の影響で日較差が大きく、日中と朝晩の気温差は12度程度になり、朝晩は涼しくなる日も多いです。

リュブリャナの秋は9月から11月までとされています。リュブリャナでは8月から気温が下がり始めますが9月になると急激に気温が下がり始め、秋の気配が深まります。この時期の朝晩は涼しく感じられる日が多くなり、東京と比べると1ヶ月くらい秋が早く到来して涼しく感じます。そして、10月～11月は晩秋を迎え11月中旬以降は冬の時期になります。

リュブリャナの冬は12月から翌2月までとされており、標高が比較手高く、緯度も高いため東京よりも寒さが厳しく、平均最低気温がは氷点下になります。そのため、冬期には厚手のコート、マフラー、手袋、ニット製の帽子、ブーツなどの防寒具が必要です。

リュブリャナの降水量

リュブリャナの年間の天気のまとめ

• 一年で最も暑い時期は7月と8月で平均最高気温は28度前後
• 一年で気温が最も低い時期は12月～2月で平均最低気温は-1度～零度
• リュブリャナでは夏は比較的温暖で冬は比較的寒冷な気候が特徴
• 気温の面で最も過ごしやすい時期は比較的温暖な4月～6月、9月～10月の季節
• 年間を通して降水はありますが降水量は比較的多く、年間降水量は1,400mm

リュブリャナの気温と降水量の統計データ

リュブリャナへの旅行前のチェックポイントと服装

リュブリャナを旅行する場合、旅行に最適なベストシーズンは4月～6月、9月～10月です。5月頃になると春らしく日中は暖かくなり、秋の時期は冷涼な気温になり快適に過ごせます。

冬の時期（12月、1月、2月）にリュブリャナを旅行する場合は、大陸性気候の影響を受け標高も比較的高いため、最低気温は氷点下にまで下がる日も少なくなく、寒冷な季節になりますので、防寒対策が必要です。特に、一年の内で最も寒さが厳しい12月～2月には降雪もあり氷点下になる日も多くなります。

リュブリャナを旅行する場合の服装

3月～5月

3月になると冬の寒さが緩み始め、少しづつ春の季節へ向かいます。4月～5月になると季節の節目を感じさせるくらい気温が上がり春めいてきます。ただし、日中は気温が上がり暖かく感じたとしても、朝晩は気温が下がり日本の冬の時期のように寒くなる日があります。この時期の服装は、東京と同じような装いで長袖シャツで快適に過ごせますが、時には薄手のジャケットやジャンパーなどの服装が必要になります。

6月～8月

6月になると気温が更に上昇し平均気温は20度程度になり、夏の時期に突入します。夏期には平均最高気温は28度前後まで上がりますので、晴れていれば日中は暑く感じられる日が多いです。日本の夏と同様に、日中は半袖シャツ一枚でも快適に過ごせる日が多いですが、朝晩は気温が下がることが多いため長袖シャツか薄手のジャケットがあると安心です。

9月～10月

8月になると気温が下がり始め、9月には一気に秋の季節に突入します。リュブリャナでは9月頃までは旅行シーズンになりますが、平均最低気温は16度となり少し涼しく感じます。そして、10月には東京の晩秋、11月には東京の真冬の時期と同じくらい冷え込みますので、ダウンジャケットやコートなどの冬の装いが必要です。

11月～2月

リュブリャナの冬の時期は降雪もあり、氷点下になる日も多いですので、厚手のコートやダウンジャケットが必須です。また、12月～2月までの最も気温が下がる季節は、大陸性気候の影響も受け標高も比較的高いため、最高気温があまり上がらないで底冷えする日が多くなり、降雪もあります。そのため、外出する時にはマフラー、手袋、ニット製の帽子、ブーツなどの防寒具が必須です。