ザグレブの天気（気温/降水量）と気候｜旅行の服装と準備をCheck

ザグレブの気候と地理概要

• 都市：クロアチア共和国 ザグレブ
• 気候：温暖湿潤気候 (Cfa)
• 緯度：北緯45.80度
• 経度：東経15.97度
• 高度：標高157m

ザグレブの天気（気温と降水量）

ザグレブの気温

• 春：3月～5月
• 夏：6月～8月
• 秋：9月～11月
• 冬：12月～2月

ザグレブはアドリア海を挟んだイタリアの東側に位置するクロアチアの首都です。ザグレブは北海道の北側にある樺太島の最南端とほぼ同じ緯度にあたり、夏は温暖で冬は比較的寒冷なのが特徴の温暖湿潤気候と湿潤大陸性気候（ケッペン気候区分）の両特性があります。

ザグレブの春は3月から5月とされており、この時期は春を感じさせるほど寒さが和らぎ、気温が上がり始めますが3月はまだまだ東京と同様に寒さが残ります。そして、4月～5月の平均気温は14度～18度程度と次第に暖かくなります。

ザグレブの夏の時期は6月から8月までです。6月と7月の気温は東京とほぼ同じですが、8月は東京ほど気温が上がらず比較的温暖です。真夏あたる7月と8月の平均最高気温は28度から30度程度ですが、大陸性気候の影響で日較差が大きく、日中と朝晩の気温差は10度程度になり、朝晩は涼しくなる日も多いです。

ザグレブの秋は9月から10月までとされています。ザグレブでは8月から気温が下がり始めますが9月になると急激に気温が下がり始め、秋の気配が深まります。この時期の朝晩は涼しく感じられる日が多くなり、東京と比べると少し涼しく感じます。そして、10月～11月は東京と比べると1ヶ月程度早く晩秋を迎え冬の時期に入ります。

ザグレブの冬は12月から翌2月までとされており、東京よりも寒さが厳しく、しばしば最低気温が氷点下になる日もあり、気温が最も低い時期は1月で、平均最低気温は零度近くまで下がります。冬期には厚手のコート、マフラー、手袋、ニット製の帽子などの防寒具が必要です。

ザグレブの降水量

ザグレブの年間の天気のまとめ

• 一年で最も暑い時期は7月と8月で平均最高気温は29度程度
• 一年で気温が最も低い時期は12月～2月で平均最低気温は1度～1.5度
• ザグレブでは夏は温暖で冬は比較的寒冷な気候が特徴
• 気温の面で最も過ごしやすい時期は比較的温暖な4月～6月、9月～10月の季節
• 年間を通して降水はありますが降水量はそれ程多くなく、年間降水量は872mm

ザグレブの気温と降水量の統計データ

ザグレブへの旅行前のチェックポイントと服装

ザグレブを旅行する場合、旅行に最適なベストシーズンは4月～6月、9月～10月です。5月頃になると春らしく日中は暖かくなり、秋の時期は冷涼な気温になり快適に過ごせます。

冬の時期（12月、1月、2月）にザグレブを旅行する場合は、大陸性気候の影響を受け、最低気温は氷点下にまで下がる日も少なくなく寒冷な季節になりますので、防寒対策も必要でしょう。特に、一年の内で最も寒さが厳しい12月～2月には氷点下になる日もあります。

ザグレブを旅行する場合の服装

3月～5月

3月になると冬の寒さが緩み始め、少しづつ春の季節へ向かいます。4月～5月になると季節の節目を感じさせるくらい気温が上がり春めいてきます。ただし、日中は気温が上がり暖かく感じたとしても、朝晩は気温が下がり日本の冬の時期のように寒くなる日があります。この時期の服装は、東京と同じような装いで薄手のジャケットやジャンパーなどの服装が必要になります。

6月～8月

6月になると気温が更に上昇し平均気温は21度程度になり、夏の時期に突入します。夏期には平均最高気温は29度程度まで上がりますので、晴れていれば日中は暑く感じられる日が多いです。日本の夏と同様に、日中は半袖シャツ一枚でも快適に過ごせる日が多いですが、朝晩は気温が下がりますので長袖シャツか薄手のジャケットがあると安心です。

9月～10月

8月になると気温が下がり始め、9月には一気に秋の季節に突入します。ザグレブでは9月頃までは旅行シーズンになりますが、平均最低気温は14度となり涼しく感じます。そして、10月には東京の晩秋、11月には東京の真冬の時期と同じくらい冷え込みますので、ダウンジャケットやコートなどの冬の装いが必要です。

11月～2月

ザグレブの冬の時期は降雪もあり、氷点下になる日もありますので、厚手のコートやダウンジャケットが必須です。また、12月や1月の最も気温が下がる季節は、大陸性気候の影響も受け、最高気温もあまり上がらないで底冷えする日が多くなり、降雪もあります。そのため、外出する時にはマフラー、手袋、ニット製の帽子、ブーツなどのありとあらゆる防寒具が必須です。