モンテネグロ（ポドゴリツァ）の天気（気温/降水量）と気候と服装

ポドゴリツァの気候と地理概要

• 都市：モンテネグロ ポドゴリツァ
• 気候：地中海性気候（Csa） / 西岸海洋性気候(Cfa)
• 緯度：北緯42.43度
• 経度：東経19.28度
• 高度：標高49m

ポドゴリツァの天気（気温と降水量）

ポドゴリツァの気温

• 春：3月～5月
• 夏：6月～8月
• 秋：9月～11月
• 冬：12月～2月

ポドゴリツァはアドリア海を挟んだイタリアの東側に位置するモンテネグロの首都です。ポドゴリツァは札幌とほぼ同じ緯度にあたり、夏は暑く冬は降雨が多く、比較的温暖なのが特徴の地中海性気候と西岸海洋性気候（ケッペン気候区分）の両特性があります。

ポドゴリツァの春は3月から5月とされており、この時期は春を感じさせるほど寒さが和らぎ、気温が上がり始めますが3月はまだまだ東京と同様に寒さが残ります。そして、4月～5月の平均気温は16度～20度程度と次第に暖かくなります。

ポドゴリツァの夏の時期は6月から8月までです。夏期の気温は東京よりも高くなりますが、降雨が少ないため、日陰に入れば比較的爽やかに感じます。真夏にあたる7月と8月の平均最高気温は35度程度まで上がります。過去には8月の気温が45度を超えたことがあり、しばしば酷暑になります。

ポドゴリツァの秋は9月から10月までとされています。ポドゴリツァでは8月から気温が下がり始めますが9月になると急激に気温が下がり始め、秋の気配が深まります。地中海性気候の影響があり、秋から冬に掛けて降雨が多くなります。

ポドゴリツァの冬は12月から翌2月までとされており、東京と同じくらいの気温で、通常は最低気温が氷点下にはならず降雪も少なく、緯度の割には底冷えするような日は少ないのが特徴です。ただ、過去にはマイナス20度の極寒の年もあったため、冬期には厚手のコート、マフラー、手袋、ニット製の帽子などの防寒具が必要です。

ポドゴリツァの降水量

ポドゴリツァの年間の天気のまとめ

• 一年で最も暑い時期は7月と8月で平均最高気温は35度程度
• 一年で気温が最も低い時期は12月～2月で平均最低気温は2度～3.5度
• ポドゴリツァでは夏は暑く、冬は比較的寒冷な気候が特徴
• 気温と降雨の面で最も過ごしやすい時期は比較的温暖な4月～5月の季節
• 秋から冬に掛けて降水日が多く降水量も多く年間降水量は1,578mm

ポドゴリツァの気温と降水量の統計データ

ポドゴリツァへの旅行前のチェックポイントと服装

ポドゴリツァを旅行する場合、旅行に最適なベストシーズンは4月～5月です。5月頃になると春らしく日中は暖かくなり快適に旅行が出来るでしょう。秋の時期は気温は温暖ですが、雨が多くなり始めますので旅行の際は雨具などの準備を忘れずに。

冬の時期（12月、1月、2月）にポドゴリツァを旅行する場合は、海流の影響もあり緯度の割には氷点下まで冷え込むことは少ないですが、過去にはマイナス20度まで下がったことがるため防寒対策も必要でしょう。特に、一年の内で最も寒さが厳しい1月には降雪になることもあります。

ポドゴリツァを旅行する場合の服装

3月～5月

3月になると冬の寒さが緩み始め、少しづつ春の季節へ向かいます。4月～5月になると季節の節目を感じさせるくらい気温が上がり春めいてきます。ただし、日中は気温が上がり暖かく感じたとしても、朝晩は気温が下がり冷え込む日もあります。この時期の服装は、東京と同じような装いで長袖シャツに薄手の上着があれば問題ないでしょう。

6月～8月

6月になると気温が更に上昇し平均気温は25度程度になり、夏の時期に突入します。夏期には平均最高気温は35度程度まで上がりますので、日中は暑く感じられる日が多いです。日本の夏と異なり、降雨が少なく大気が乾燥しているため蒸し暑くはありません。日中は半袖シャツ一枚でも快適に過ごせる日が多いですが、朝晩は気温が下がることもありますので長袖シャツなどがあると安心です。

9月～10月

8月になると気温が下がり始め、9月には一気に秋の季節に突入します。気温は東京の秋の時期と同じくらいですので服装も秋物の服装で問題ありません。ただし、ポドゴリツァでは9月から冬に掛けて降雨が多くなりますので、雨具などの用意をしたほうがよいでしょう。

11月～2月

ポドゴリツァの冬の時期は降水量が多く、氷点下になる日は少ないですが、過去には降雪が続いた年もありましたので、厚手のコートやダウンジャケットが必要です。また、12月～2月の最も気温が下がる季節でも、最高気温は10度以上ありますので、緯度が高い割には比較的温暖な冬になります。冬期の服装は東京と同じような冬物の服装で問題ないでしょう。