トルコの6月の気温と服装はどう？現地の天気と気候も出発前に確認！

トルコの6月の気温と服装について、気象データを参考に詳しく解説します。

6月は祝祭日などの休みがなく、ジメジメとした梅雨時の天候のためにストレスが溜まりますね。

一週間くらい休みを取って、海外旅行をしたいと思う方も多いのではないでしょうか？

1週間程度の休みを利用して海外旅行をするのであれば、トルコへの旅行はいかがですか？

6月のトルコ旅行前には現地の状況が気になりますね。

トルコの6月の気温は何度くらい？
トルコの6月の天気は良い？悪い？
6月にはトルコでは雨は多い？少ない？
トルコの6月の気候は暖かい？涼しい？
6月のトルコ旅行の服装はどう？
6月のトルコ旅行での注意点は何？

6月にトルコ旅行を予定している方は、上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか？

そこで、以下では気象データをもとに、6月のトルコの気温、天気、気候、天候、旅行時の服装、この時期のトルコのイベントや旅行情報をご紹介します。

最初に今回紹介する主要都市のポイントだけを挙げておくと、下記の3つになります。

トルコの6月の気温は14℃～31℃
トルコの6月の天気は降水量は少ない
トルコの6月の服装は春～初夏の服でOK

トルコの6月の気温
トルコの6月の天気
トルコの6月の気候
トルコの6月の服装
トルコの6月の旅行情報

トルコの6月の気温

6月	イスタンブール	アンカラ	アンタルヤ
最高気温	28.0℃	28.3℃	30.7℃
平均気温	22.9℃	20.4℃	25.6℃
最低気温	18.8℃	14.4℃	21.8℃

トルコの6月の気温は何度くらいなのか？

6月のトルコでは暖かいのか？涼しいのか？

上表はイスタンブール、アンカラ、アンタルヤの6月の月平均最高気温（℃）、平均気温（℃）、月平均最低気温（℃）を示しています。

6月のトルコの気温は暖かく、都市によってはやや暑くなります。

以下では、気象統計データにより、トルコの平均気温の年間推移を概観して、6月の気温がどれくらいなのかをグラフや表を用いて詳しく解説します。

トルコの平均気温の年間推移

上のグラフはイスタンブール、アンカラ、アンタルヤの月別の平均気温の一年間の推移を示しています。

また、トルコと日本の気温の違いが分かるように、東京の月別平均気温も含めて、トルコの各都市と東京の気温を比較しています。

上のグラフの通り、年間を通して気温を見ると、時期により都市ごとに気温差があり、大きく異なることが分かりますね。

トルコの6月の気温の特徴

イスタンブールの最高気温は28℃程度、最低気温は19℃
アンカラの最高気温は28℃、最低気温は14℃
アンタルヤの最高気温は31℃、最低気温は22℃
東京と比べ、トルコの主要都市の気温は温暖な都市が多い

トルコの6月の気温の推移

トルコの6月の上旬、中旬、下旬の気温の推移について、グラフと表で詳しく紹介します。

下のグラフが示している通り、トルコの6月の気温は上旬～下旬に向けて、一週間間隔で上下の変動を繰り返しながら上昇します。

そのため、6月の上旬と下旬では気温が若干異なるため、一週間以上の旅行の場合は現地では日によって気温の違いを肌で感じることもあるでしょう。

そこで、以下では観光地として人気が高いイスタンブールとアンカラについて、トルコの6月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移を紹介します。

下記の気温は6月1日～30日までの日ごとの過去の最高気温と最低気温を示しています。

また、トルコと日本では、気温差がどれくらい違うのか分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温で比較しています。

イスタンブールの6月の気温の推移

イスタンブールの6月の気温の推移

イスタンブールの6月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

下表はイスタンブールの6月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

イスタンブール	最高気温	最低気温
6月上旬	28.5 (+3.6)	19.6 (+2.7)
6月中旬	29.6 (+4.2)	20.4 (+2.4)
6月下旬	28.1 (+1.9)	20.6 (+1.6)

上旬・中旬・下旬の気温差

イスタンブールでは6月の上旬、中旬、下旬とは関係なく、東京よりも少しだけ気温が高くなります。気温差も少なく、とても過ごしやすいのが特徴。

最高気温と最低気温の気温差

イスタンブールでの最高気温と最低気温では8℃～9℃の気温差があり、日中と朝晩の気温の差を示す日較差は小さめですので、一日の内で特に寒暖差を感じることは少ないでしょう。

イスタンブールと東京の気温差

東京とイスタンブールを比べ、最大で＋4℃程度の気温差しかありませんので、イスタンブールの空港到着時には寒暖差はあまり感じないでしょう

アンカラの6月の気温の推移

アンカラの6月の気温の推移

アンカラの6月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

下表はアンカラの6月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

アンカラ	最高気温	最低気温
6月上旬	28.3 (+3.4)	12.3 (-4.6)
6月中旬	28.6 (+3.2)	13.9 (-4.1)
6月下旬	29.7 (+3.5)	15.3 (-3.8)

上旬・中旬・下旬の気温差

アンカラでは6月の上旬と下旬では、上旬・中旬・下旬に関係なく気温が変動しています。また週ごとに気温が上下するため、急激な天候の変化には注意。

最高気温と最低気温の気温差

アンカラでは6月は最高気温と最低気温では14℃～16℃程度の気温差があり、日中と朝晩では、やや寒暖差を感じる日もあるでしょう。

アンカラと東京の気温差

アンカラは東京と比べると、平均で－5℃～＋4℃程度の気温差があり、アンカラに到着時には日によっては寒暖差を感じる日もあるでしょう。

トルコの6月の天気

海外旅行が充実したものになるかどうかは、現地の天気の良し悪しに影響されることが多いですね。

そこで、以下では、トルコの6月の現地の雨の状況を降水量の気象データで解説します。

トルコの雨の状況

トルコの降水量の年間推移

6月のトルコ現地の雨の状況が心配ではないでしょうか？トルコの主要都市の降水量について紹介します。

グラフはイスタンブール、アンカラ、アンタルヤの月別の降水量の年間推移を示しており、日本との雨の状況の違いが分かりやすいように、東京の降水量と比較しています。

年間を通してみると、トルコの主要都市の降水量は東京と比べ、都市により降水量は若干異なりますが、雨が少ないのが特徴。また、トルコの主要都市では6月の降水日数は2～8日程度と天気の良い日が多い傾向。

下記で各都市の降水量を詳しくまとめておきますので、旅行時の訪問都市の天候の予測にお役立てください。

トルコの6月の降水量

イスタンブールの6月の降水量：67mm/月
アンカラの6月の降水量：39mm/月
アンタルヤの6月の降水量：7mm/月
東京の6月の降水量：168ｍｍ/月

上記の通り、トルコの6月の降水量は都市により異なりますが、アンタルヤなどの地中海沿岸部の南部の都市では雨が非常に少なく、アンカラのような内陸部の都市でも比較的少ないのが特徴。

6月のトルコ旅行の際には、訪問する都市により多少降雨になる場合もありますので、日傘にもなる雨晴れ兼用の折り畳み傘などの雨具を持っていくのを忘れずに。

トルコの6月の気候

地中海性気候：イスタンブール、アンタルヤ
ステップ気候：アンカラ

トルコの気候区分は、地中海性気候とステップ気候に二分されます。トルコの国土を気候の面で区分すると、地中海沿岸部と内陸部に分けられます。

地中海に面した海岸部は夏季は気温が高く、大気が乾燥する高温乾燥で、冬季は温暖で雨が多い多雨という特徴がある地中海性気候になります。

一方、トルコ内陸部では夏と冬の気温差が激しく、夏は気温が高く、冬は気温が低くなります。また、降水量は少ないため、大気が乾燥することでステップ気候が形成されています。

トルコ北部には黒海がありますが、黒海沿岸部では一年を通して四季がハッキリしており、雨もあるため、温暖湿潤気候の特徴もあります。

それでは、トルコの6月の気候はどんな感じなのか？

トルコの人気都市でも、各都市により気候が大きく異なり、イスタンブールなどの海岸部の都市では春から夏への季節の節目となり、温暖で雨が比較的少ないため爽やかでとても過ごしやすいのが特徴。

一方、アンカラなどの内陸部の都市では日中と朝晩の寒暖差があるものの、乾燥しているため爽やかな天候の日が多いのが特徴。

以下では、旅行出発前に注意したいことを含め、現地の気候に合った服装を詳しく紹介しましょう。

トルコの6月の服装

トルコの6月の服装選びのポイント

トルコの6月の服装はどのような感じなのか？

地中海沿岸部の都市の季節感

イスタンブールをはじめとした沿岸部の都市では、上で述べた通り、比較的温暖で過ごしやすい季節になります。梅雨時のジメジメとした天候の日本と比べると、大気が乾燥しており爽やかで過ごしやすいのが◎。

具体的には、東京と同じような服装で問題なく、Tシャツやカットソー＋カーディガンなどの体温調整がしやすい服がおすすめ。

内陸部の都市の季節感

アンカラなどの内陸部の都市では、日中はやや暑く、朝晩はやや肌寒くなる日もあります。

そのため、6月の現地の服装は春向けのコーデを中心に考えるとよいでしょう。具体的には、Tシャツやカットソーにカーディガンやパーカーなどで丁度良いでしょう。

紫外線対策

現地の旅行での注意点は外出時の紫外線の強さです。特に、雨が少なく天気が良い時期は、沿岸部だけではなく、内陸部でも強い紫外線を浴びることになります。紫外線対策として、ＵＶカット帽子、ＵＶカットカーディガン、ＵＶカット日傘、ＵＶカットクリームなどの準備を。