スイスの6月の気温と服装について、気象データを参考に詳しく解説します。
6月は日本では梅雨の時期のため、ジメジメとした鬱陶しいシーズンですが、さらに祝日がないためストレスが溜まりますね。
もし休みが取れたら、海外旅行をしたい!と思っている方も多いでしょうね。
休みを取って海外旅行をするのであれば、ヨーロッパへの旅行がおすすめです。
マッターホルンなどアルプスをはじめとした大自然、街並みの美しさが世界遺産として有名なベルン、金融都市・チューリッヒと言えば・・・スイス!
6月のスイス旅行前には現地の状況が気になりますね。
- スイスの6月の気温は何℃くらい?
- スイスの6月の天気は良い?悪い?
- 6月にはスイスでは雨は多い?少ない?
- スイスの6月の気候は暖かい?まだ寒い?
- 6月のスイス旅行の服装はどう?
- 6月のスイス旅行での注意点は何?
6月にスイスへの旅行を予定している方は、上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
そこで、以下では気象データをもとに、6月のスイスの気温、天気、気候、天候、旅行時の服装、この時期のスイスの祝日や旅行情報をご紹介します。
最初に主要都市のポイントだけを挙げると、下記の3つになります。
- スイスの6月の気温は10℃~23℃
- スイスの6月の天気について降水量はやや多くなる
- スイスの6月の服装は冬~春の服を中心にコーデ
スイスの6月の気温
6月 | チューリッヒ | ジュネーヴ | ベルン |
---|---|---|---|
最高気温 | 21.2℃ | 22.8℃ | 20.8℃ |
平均気温 | 16.3℃ | 17.2℃ | 15.6℃ |
最低気温 | 11.4℃ | 11.7℃ | 10.5℃ |
スイスの6月の気温は何度くらいなのか?
6月のスイスでは、まだ寒いのでしょうか?あるいは暖かいのでしょうか?
上表はチューリッヒ、ジュネーヴ、ベルンの6月の月平均最高気温(℃)、平均気温(℃)、月平均最低気温(℃)を示しています。
6月のスイスの気温は東京と比べ低く、やや寒冷なのが特徴です。
以下では、気象統計データをもとに、スイスの平均気温の年間推移を確認して、6月の気温がどれくらいなのかをグラフや表で詳しく解説します。
スイスの平均気温の年間推移

スイスの平均気温の年間推移
上のグラフはチューリッヒ、ジュネーヴ、ベルンの月別の平均気温の一年間の推移を示しています。
また、スイスと日本の気温の違いが分かるように、東京の月別平均気温も含めて、スイスの各都市と東京の気温を比較しています。
上のグラフの通り、年間を通して気温を見ると、時期により都市ごとに気温差が若干あることが分かりますね。
スイスの6月の気温の特徴
スイスの主要都市の気温についてまとめておきます。
- スイスの6月の最高気温(月平均)は21℃~23℃
- スイスの6月の平均気温(月平均)は15℃~17℃
- スイスの6月の最低気温(月平均)は10℃~12℃
- 東京と比べ、6月のスイスの主要都市の気温はやや低い
スイスの6月の気温の推移
スイスの6月の上旬、中旬、下旬の気温の推移について、グラフと表で詳しく紹介します。
下のグラフが示している通り、スイスの6月の気温は上旬~下旬とは関係なく、週替りで気温が上下に変動します。
そのため、一週間以上の旅行の場合は、現地では日によって気温の変化を肌で感じることもあるでしょう。
そこで、以下では観光地として人気が高いチューリッヒとジュネーヴについて、6月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移を紹介します。
下記の気温は6月1日~30日までの日ごとの過去の最高気温と最低気温を示しています。
また、スイスと日本では気温差がどれくらい違うのか分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温で比較しています。
チューリッヒの6月の気温の推移

チューリッヒの6月の気温の推移
チューリッヒの6月の上旬・中旬・下旬の気温
チューリッヒ | 最高気温 | 最低気温 |
---|---|---|
6月上旬 | 26.4 (+1.5) | 14.0 (-2.9) |
6月中旬 | 23.2 (-2.2) | 12.5 (-5.5) |
6月下旬 | 24.7 (-1.5) | 11.4 (-7.7) |
上表はチューリッヒの6月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、(カッコ)内は東京との気温差を示しています。
チューリッヒでは6月の上旬、中旬、下旬では平均すると、数℃程度の気温差しかありませんが、週によっては10℃以上の寒暖差があるため天候の急変に注意。
最高気温と最低気温に注目すると、日中と朝晩の日較差は大きく、一日の内で寒暖差を感じることが多くなります。
東京とチューリッヒの気温差を比べると、最大で-8℃程度の気温差があるため、チューリッヒの空港到着時には、ヒンヤリと涼しく感じることでしょう。
ジュネーヴの6月の気温の推移

ジュネーヴ6月の気温の推移
ジュネーヴの6月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温
ジュネーヴ | 最高気温 | 最低気温 |
---|---|---|
6月上旬 | 25.3 (+0.4) | 14.6 (-2.3) |
6月中旬 | 24.2 (-1.2) | 14.2 (-3.8) |
6月下旬 | 25.7 (-0.5) | 14.3 (-4.8) |
上表はジュネーヴの6月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、(カッコ)内は東京との気温差を示しています。
ジュネーヴでは6月の上旬と下旬では、平均すると数℃程度の気温差しかありませんが、週ごとに大きく変動することがあります。
日較差について、最高気温と最低気温では最大で10℃の気温差があり、週によっては昼間には暑くなる日もありますが、日中と朝晩で寒暖差を感じることでしょう。
ジュネーヴと東京の気温差を比べると、最大で-5℃程度の気温差があり、最低気温は15℃以下の日も多いです。6月のジュネーヴでは初春のように涼しい日が多く、ジュネーヴ到着時には東京と比べやや肌寒く感じることでしょう。
スイスの6月の天気
現地での旅行が充実した楽しい旅になるかどうかは、現地の天気の良し悪しに大きく影響されますね。
そこで、以下では、スイスの6月の現地の雨の状況を降水量の気象データで解説します。
最初にポイントを言うと、スイスの6月の雨の状況は降水量はやや多くなり、降水日数は少し多めなのが特徴。
スイスの雨・降水量の状況

スイスの降水量の年間推移
6月のスイスの雨の状況が心配ではないでしょうか? スイスの主要都市の降水量について紹介します。
グラフはチューリッヒ、ジュネーヴ、ベルンの月別の降水量の年間推移を示しており、日本との雨の状況の違いが分かりやすいように、東京の降水量と比較しています。
年間を通してみると、スイスの主要都市の降水量は東京と同じく、やや多くなることがよく分かりますね。
降水日数は都市により若干異なりますが、各都市では10~15日程度となっていますので、一ヶ月の内の2日~3日に一日程度は雨が降るということになります。
下記で各都市の降水量を詳しくまとめておきますので、旅行時の訪問都市の天候の予測にお役立てください。
スイスの6月の降水量
- チューリッヒの6月の降水量:129mm/月
- ジュネーヴの6月の降水量:85mm/月
- ベルンの6月の降水量:96mm/月
- 東京の6月の降水量:168mm/月
上記の通り、6月のスイスでは降水量はやや多く、降水日数もやや多めです。
6月のスイス旅行の際には、雨に降られてしまうこともあるかもしれませんので、折り畳み傘を一本持って行くことを忘れずに!
スイスの6月の気候
- スイスの気候:西岸海洋性気候、地中海性気候、高山気候
スイスの気候区分は、国土の大部分は西岸海洋性気候(Cfb)、地中海性気候(Cs)、高山気候(H)です。
スイスの気候の特徴は、内陸国のため海流の影響は少なく、多くの都市は温帯気候に属しています。
春季にはアルプスを越えて吹き付けてくる乾燥した温暖な南風が特徴的です。北部では高温乾燥の風が牧草地帯や耕地の雪を溶かし、南部では大雨をもたらすこともあります。
年間を通して、北部の平地では降水量が少なめで、南部の山麓ではヨーロッパの中では比較的多くなります。
チューリッヒは北海道の北に位置する択捉島よりも高い位置になり、冬は氷点下となり寒さが厳しいのが特徴。一方、夏季は比較的温暖冷涼で過ごしやすい気候です。
地域ごとの気候の特徴として、アルプス山脈の山麓では降雪があり、特に冬季は寒さが厳しくなり、大気が乾燥します。
それでは、スイスの6月の気候はどのような感じなのか?
スイスの6月の気候は、緯度が高いものの、次第に日中は暖かくなる日が多くなり、東京と比べると気温は低いですが、日中と朝晩の気温差が大きくなる季節です。
6月にスイス旅行では、東京などの都市で例えると、初春の気候のようなイメージです。都市によっては雨が降ることがあるため雨具の準備が必要です。
以下では、旅行出発前に注意したいことを含め、現地の気候に合った服装を詳しく紹介しましょう。
スイスの6月の服装
スイスの6月の服装選びのポイント
スイスの6月の服装はどのような感じなのか?
寒暖差に注意
スイスの各地では6月下旬になると日によっては気温が上がり、夏のように暑い日もありますが、最低気温は月内は15℃前後と肌寒い日も多いです。
日中は暖かくても、朝晩は冷えることが日常ですので、気温が下がっても問題がないように暖かい上着を持参する必要があります。
重ね着で体温調節
脱ぎ着がしやすいマウンテンパーカーなどの上着に、ニットセーターやカットソーなど体温調整がしやすい服がおすすめです。
また、上着の中に着る服として、カットソーや長袖シャツなど重ね着をして体温調整をするのがよいでしょう。また、寒さに弱い方はカーディガンを持っていくと安心ですね。
雨対策
上で述べた通り、6月のスイスは各都市とも降水量はそれ程多くないですが、降水日数がやや多いため、天候が変わりやすく、雨に降られてしまうこともあります。そのため、折り畳み傘や防水加工の上着などがあると安心です。
スイスの6月の服装の目安
アウター
【レディース】

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【メンズ】

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※【ワンポイントアドバイス】旅行中はポケットが多い服が便利!
- ウインドブレーカー
- マウンテンパーカー
- ジャンパー
トップス
【レディース】

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【メンズ】

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- 春向けセーター
- 長袖シャツ
- カットソー
ボトムス
【レディース】

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【メンズ】

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- デニム
- パンツ
- ワンピース
靴

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- スニーカー
- パンプス
その他

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- 帽子
- ストール
- サングラス
バッグ

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- バックパック
- ボディーバッグ
- トラベルポーチ
まとめ
旅行前のチェックポイント
海外旅行前に気になる現地の気象状況と服装を中心に紹介しました。
現地の気象と旅行時の服装に関するポイントをまとめておきますので参考にしてみてください。
- スイスの6月の気温は10℃~23℃と気温差がある
- 6月の天気は降水量も降水日数もやや多い傾向
- 6月の気候は東京よりやや涼しい季節感
- 6月のスイス旅行の服装は上着に春服を中心にコーデ
- 6月のスイス旅行の注意点は寒暖差に適した服装の準備
スイスの6月の旅行情報
スイスの6月のイベントは下記の通りです。
- 聖霊降臨祭(6月9日)
- 聖霊降臨祭月曜日(6月10日、祝日)
スイスでは6月に聖霊降臨祭(ペンテコステ)があり、翌日の月曜日は祝日になります。毎年、日にちは変わり、上記のような日程になっています。現地では連休になりますので、少し注意したほうがよいでしょう。
と言うのも、現地での連休と旅程が重なってしまうと、お店が閉まっていたり、観光スポットへの入場も休館などのことがありますので、事前にチェックをしてから出かけましょう。
6月は日本での連休や休暇がないため、航空券の予約はしやすく、比較的リーズナブルに旅行が出来るという意味では海外旅行にはおすすめの時期です。
飛行機の航空券は、たった数日だけ旅程が違うだけで、料金が大きく異なりますので、上手にお得な旅行を探してみてください。
この記事がスイス旅行の計画の一助となり、皆さまのスイス旅行が充実した楽しい旅行になることを心より願っています!
ここまで、ご覧頂きありがとうございます。
海外への航空券はもう手配済みですか? 下記より格安航空券の料金をご確認してみてください。
最後に、海外旅行を予定している方へ向けてですが、持ち物の準備は進んでいますか?
もし、まだ旅行の準備が終わっていないようでしたら…
コンパクトに海外旅行で必要なものだけに絞って、持ち物リストを作ってみましたので、ご覧ください。