広州の天気（気温/降水量）と気候｜服装と旅行準備をCheck

広州の気候と地理概要

• 都市：中国広東省広州市
• 気候：サバナ気候（Aw）/ 温帯夏雨気候（Cwa）
• 緯度：北緯23.22度
• 経度：東経113.48度
• 高度：標高71m

広州の天気（気温と降水量）

広州の気温

• 春：3月～4月
• 夏：5月～9月
• 秋：10月～11月
• 冬：12月～2月

広州は香港の北西に位置し、夏の時期に雨季がある温帯夏雨気候/サバナ気候（ケッペン気候区分）です。広州は夏は高温多湿で冬は温暖乾燥の気候になります。

広州の主な気候の特徴は、一年は大きく分けると乾季と雨季の2つの季節に区分されます。その中に、ハッキリとした四季の季節はありませんが、暑い夏と温暖な冬の間に、短い春と秋の時期が存在します。4月から9月までが雨季で、10月から3月までは乾季とされています。

雨季の時期はスコールによる豪雨がたびたび発生し、短時間に大雨になるのが降雨の特徴です。また、6月から10月頃までは台風シーズン（熱帯低気圧）になりますので、この時期に旅行を考えている場合は注意が必要でしょう。

広州で一年の内で最も気温が高いのは7月と8月で平均最高気温は33.5度まで上がります。この時期は気温が非常に高い上に、雨季の時期特有のスコールによる豪雨も多いため、非常に湿度が高く蒸し暑くなります。

広州の一年の内で最も気温が低くなる時期は1月ですが、平均最低気温は10度程度まで下がりますが、大陸からの暖かい風が吹き込むため、東京と比べると気温は比較的高く、年間を通して冬でも温暖な気候です。

広州の降水量

広州の年間の天気のまとめ

• 一年で気温が最も高い時期は7月と8月で平均最高気温は33.5度と高い
• 一年で気温が最も低い時期は1月で平均最低気温は10度と冬期でも温暖
• 日中の気温差は概ね8度前後と日中と朝晩の寒暖差は小さい
• 年間を通して最も降水量が多いのは4月～9月の4ヶ月間
• 10月から3月までは降水量が少なく温暖なため旅行のベストシーズン

広州の気温と降水量の統計データ

広州への旅行前のチェックポイントと服装

広州では年間を通して気温が高く、特に6月から9月は平均最高気温が30度以上になり、雨が多く湿度も高いため、非常に蒸し暑く感じます。そのため、熱中症などには十分な注意が必要でしょう。

4月から9月までは雨季の時期に当たり、スコールによる豪雨となることが多いですので注意が必要です。ちなみに、この時期の降水量は年間の80%以上に相当します。

広州を旅行する場合には、気温が高いだけではなく、直射日光の日差しが非常に強いため、紫外線対策と日焼け対策は必須です。帽子、サングラス、日焼け止めクリームなど必要最低限の準備をして出発しましょう。

一般的に、広州では雨季の時期は夏の服装で問題ありません。また、6月から9月くらいまでは非常に気温が高く、降雨の影響もあり蒸し暑いため、半袖とショートパンツが快適ですが、雨季には虫刺され対策にも注意しましょう。そのため、麻や綿の薄い生地のゆったりした長ズボンでも快適に過ごすことができるでしょう。

また、雨季は湿度も高いため、汗をかきやすくなりますので、着替えを多めに持っていくことをお勧めします。12月から翌2月頃までは広州では冬の時期になりますが、長袖シャツかパーカーが一枚あれば問題ないでしょう。

一般的には、広州は乾季の10月から3月までが観光旅行のベストシーズンとされています。春と秋の時期は日中は温暖で暖かいものの朝晩は気温が少し下がりますので、ジャケットやパーカーなどで体温調整をしましょう。また、冬期には寒波が襲来すると冷え込むことがありますので、12月から2月頃まではダウンジャケットなどの上着を持っていくと安心です。