南京の気候と地理概要
- 都市:中国江蘇省南京市
- 気候:温暖湿潤気候 (Cfa)
- 緯度:北緯31.93度
- 経度:東経118.90度
- 高度:標高32m
南京の天気(気温と降水量)
南京の気温
- 春:3月~5月
- 夏:6月~8月
- 秋:9月~11月
- 冬:12月~2月
南京は宮崎県とほぼ同緯度に当たりますが、東京と比べると、年間を通して平均気温は少し高い程度です。南京の冬の時期は東京よりも気温が下がり、1月には平均最低気温が氷点下まで下がります。
南京の気候の特徴は夏期の暑さが厳しく、7月と8月の平均最高気温は32度~33度、平均最低気温も25度程度と非常に高くなり、降雨も多いため高温多湿です。その一方、冬期は気温が下がり、12月から2月までは東京よりも寒くなることが多く、氷点下になる日も多くなります。
南京の季節は、日本と同様に、四季が存在し、春と秋は体感温度も寒くなく暑くなく、日本(東京)よりも雨が少ないため、非常に過ごしやすい時期です。反対に、夏は高温多湿のため体感温度が高くなり非常に蒸し暑く感じます。
逆に、冬はシベリアからの気流が流れ込むため、緯度の割には気温が下がり、年間を通して最も寒い1月の平均最低気温はマイナス0.2度で、氷点下まで下がる日も多くなります。
グラフを見ての通り、各月の南京の平均気温は東京と比較すると、年間を通して南京の方が高くなっていますが、真冬に当たる12月と1月だけは寒波の影響などもあり東京よりも寒くなる日が多くなります。
南京の気候は大陸性気流の影響もあり夏は非常に暑く、冬は東京よりも寒くなるという特徴があります。そのため、時期による気温差も大きくなっています。
南京の降水量
南京の年間の天気のまとめ
- 一年で最も気温が高い時期は7月と8月で平均最高気温は32度
- 一年で最も気温が低い時期は12月~2月で平均最低気温は0度~2度程度
- 南京は高温多湿で、冬は大陸性気圧の影響で寒くなるのが特徴
- 気温の面で最も過ごしやすい時期は4月~10月の春から秋の時期
- 年間を通して降水量は多めで年間降水量は1,225mm
- 真冬の時期(12月~2月)には氷点下になる日も多い
南京の気温と降水量の統計データ
最高気温 | 平均気温 | 最低気温 | 降水量 | |
---|---|---|---|---|
1月 | 7.4 | 2.8 | -0.2 | 33 |
2月 | 9.9 | 5.1 | 2.1 | 65 |
3月 | 15.5 | 9.3 | 6.3 | 67 |
4月 | 21.4 | 15.6 | 11.6 | 86 |
5月 | 27.2 | 21.1 | 17.4 | 69 |
6月 | 28.9 | 24.8 | 21.4 | 192 |
7月 | 32.3 | 28.2 | 25.2 | 314 |
8月 | 32.2 | 27.6 | 25.0 | 154 |
9月 | 27.6 | 23.4 | 20.5 | 94 |
10月 | 23.0 | 17.8 | 15.0 | 62 |
11月 | 16.2 | 11.0 | 8.1 | 56 |
12月 | 9.9 | 4.9 | 2.0 | 34 |
南京への旅行前のチェックポイントと服装
南京を旅行する場合、観光旅行のベストシーズンは10月と11月です。南京の10月と11月は東京の秋の時期と同じように過ごしやすい日が続きます。この時期は暑くなく雨も少ないため、長袖のシャツで快適に旅行が楽しめます。
4月と5月の春の時期も気温も程よく、雨の日も少なめのため、旅行に適していると思いがちですが、春の時期には黄砂の影響には注意をしたほうがよいでしょう。毎年、春になると内陸からの気流により黄砂が飛来します。また同時に、最近ではPM2.5の影響も少なからず気になりますね。
中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や黄土高原などの砂漠の砂が、偏西風が強くなるにつれて黄砂が気流に乗せられます。その後、南京にも運ばれるというわけです。この時期に南京を訪れる場合はマスクを持参したほうがよいでしょう。
夏の時期(6月、7月、8月)に南京を旅行する場合は、日本と同じくらい降雨量がありますので、旅行中に雨に降られてしまうことを覚悟しておきましょう。そのため、旅行グッズとして雨具は必ず準備しておきましょう。この時期は降雨が多い上に高温多湿で蒸し暑いため、出来れば観光旅行は避けたほうがよいかもしれません。
12月から翌2月までは冬期にあたり、南京を旅行する場合は、防寒具の準備をして出発してください。秋から冬の時期には、それ程、雨の心配は必要ないかもしれませんが、折り畳み傘くらいは持参したほうがよいでしょう。
南京を旅行する場合の服装
3月~5月
年間を通して、南京と東京では服装に関しては同じような装いで問題ありません。南京の春の時期は3月~5月とされています。この時期は長袖シャツに薄手のジャケットかパーカーが一枚あれば十分快適に過ごすことができます。
6月~8月
6月になると日中は暖かく感じられる日が多くなり、長袖シャツ一枚あるいは半袖シャツ一枚の装いでも快適に過ごすことができるようになります。南京では7月や8月の夏の時期は、雨が多く高温多湿のため半袖シャツの着替えを多めに持参したほうがよいでしょう。
南京では夏の時期は直射日光の日差しが強くなりますので、紫外線対策や日焼け対策が必要です。外出が多くなる場合は、帽子、サングラス、日焼け止めクリームなどの用意をして行くことをお勧めします。
9月~11月
9月になると気温が急激に下がり始めますが東京と同様に残暑が厳しいです。9月下旬頃までは半袖シャツでも過ごせるくらい暑さが残る日が多いです。10月以降は朝晩は涼しくなる日が多くなりますので、長袖シャツや薄手のジャケットを用意して行くと安心です。
この時期は日中と朝晩の寒暖差が体感温度として強く感じられる時期でありますので、体温調整がしやすい脱ぎ着がしやすい服が便利です。10月になると寒さを体感で感じる時期になりますので、コートやジャケットが必要な日が多くなります。
12月~2月
南京の冬期は東京よりも気温は若干下がりますが、東京と同じような服装で問題ありません。冬期の南京へ旅行をする場合はニットやセーターの上に厚手のコートやダウンジャケットで寒さ対策をしましょう。また、一年で最も寒くなる氷点下になるような日はマフラー、ニット帽、手袋などの防寒具が必要になります。
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