ベトナムの12月の気温と服装を確認！現地の気候と天気と雨はどう？

ベトナムの12月の気温と服装について、気象データをもとに分かりやすいグラフと表で詳しく紹介します。

12月末から始まる年末年始の大型連休がありますが、みなさんの休みのスケジュールは、もう決まりましたか？

最近はTVやYoutubeなどでベトナムが話題になることが多くなり、LCCなどの飛行機の増便により、ベトナム旅行が人気急上昇中！

ベトナムが面白そうだと思った方はベトナム旅行へ行ってみたい！と思われている方もいるのではないでしょうか？

はじめてのベトナム旅行への出発前には、現地の状況が気になるところですね。

はじめて12月にベトナムへの旅行を考えている方は、上記のような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか？

そこで、以下では気象データをもとにした気温、天気、気候、雨の状況（降水量）、湿度、日照時間などについて、分かりやすいグラフや表で詳しく紹介します。また、現地の気候に合った服装についても画像を交えて紹介します。

 

ベトナムの12月の気候

ベトナムの気候は、ケッペンの気候区分では、下記の通りとされています。

ベトナムは南北に細長い国土の地理的特性があるため、北部、中部、南部とそれぞれのエリアで気候が異なるのが特徴です。

また、ベトナム中部以外の都市では、雨季と乾季の2つの季節があり、都市によっても若干異なりますが、下記のような季節区分になります。

※ベトナム中部での雨季は8月～12月

ベトナムの気温の年間推移

グラフはハノイ、ダナン、ホーチミンの月別の平均気温（℃）の一年間の推移を示しています。また、ベトナムと日本の気温の違いが分かりやすいように、東京の平均気温を併せて比較しています。

東京と比べると、通年ではベトナムの気温が非常に高いことが一目で分かりますね。また、ベトナムでは同時期でも都市により、気温差がかなりあることを示しています。

5月～10月までの6ヶ月間はベトナムではあまり気温差がないですが、12月～翌4月までの6ヶ月間はベトナム北部、中部、南部では気温が異なることがよく分かりますね。

ベトナムの国土は日本のように南北に細長い形状をしていますので、南国とは言っても、都市により季節感は違い、それぞれの都市で気候もやや異なるということですね。

ベトナムの12月の湿度

グラフは、ハノイ、ダナン、ホーチミンの月別の湿度の一年間の推移を示しています。また、グラフ上ではベトナムと日本の湿度の違いが分かりやすいように、東京の湿度を併せて比較しています。

上記はベトナムの北部、中部、南部の12月の湿度を示しています。一般的には、12月は乾季シーズンのため、中部以外の各地で湿度がやや低くなることが分かりますね。

12月には北部と南部の都市では湿度が低くなり、中部の都市・ダナンでは雨季シーズンのためやや高く、各地で湿度が異なることが分かります。

それでも東京と比べると、ベトナムの12月の気候は気温が高いことに加えて、湿度もまだまだ高いため、日本人がベトナムへ行くと、不快指数が高く、体感温度が高く感じられる季節です。

 

ベトナムの12月の気温

12月	ハノイ	ダナン	ホーチミン	東京
最高気温	22.0℃	25.4℃	30.8℃	11.9℃
平均気温	18.1℃	22.5℃	26.0℃	7.6℃
最低気温	15.5℃	20.7℃	21.4℃	3.5℃

上表はベトナム北部、中部、南部の3つの主要な都市である、ハノイ、ダナン、ホーチミンの12月の月平均最高気温（℃）、月平均気温（℃）、月平均最低気温（℃）を示しています。

また、ベトナムと日本の気温の違いが分かりやすいように、東京の気温を併せて比較しています。

一般的な12月の気温を参考にすると、ベトナムの12月の気温の季節感は東京の季節で例えると、下記のようになります。

ベトナムの12月の気温は都市により異なり、日本の夏～晩秋の季節に似ており、雨が多い都市では涼しく感じる日も多くなる時期になります。

月平均の最高気温は22度～31度、月平均の最低気温では15度～21度となりますので、日中は暖かいあるは暑いのがこの季節の特徴です。ただし、北部エリアの都市では朝晩や夕方以降は寒く感じることが多くなったり、日中と朝晩の気温差が大きくなる時期でもあります。

 

ベトナムの12月の天気

ベトナムの12月の天気は良いのか？悪いのか？

海外旅行が充実した楽しいものになるのか、残念な旅になってしまうのかは現地の天気次第でしょう。

そこで、以下では、ベトナムの12月の天気の良し悪しを降水量、降水日数、日照時間などの気象データのグラフでご紹介します。

雨の状況

結論のポイントを最初に挙げておくと、下記の通りになります。

ベトナムの12月の降水量

グラフはハノイ、ダナン、ホーチミン（H.C.M）の各都市の12月の降水量（mm/月）を示しています。比較のために、東京の降水量も挙げています。

上記の通り、ベトナム中部の12月の降水量はやや多くなる季節で、東京と比べ、5倍くらいの降雨量になります。12月は北部や南部では乾季シーズンの真っ只中のため雨の量は非常に少なくなります。

そのため、旅行中に雨に降られてしまい楽しめないことが心配な方はベトナム北部や南部への旅がおすすめ。

ベトナムの12月の降水日数

グラフはベトナム北部、中部、南部の各主要な都市の12月の平均降水日数の一年間の推移を示しています。

上記の通り、ベトナムの12月の降水日数は中部エリアでは雨の日が多く、北部や南部エリアでは少ない季節になります。

ダナンでは月の2/3くらいが雨の日となり、ベトナム北部や南部では雨の日が非常に少なくなる時期になります。出来るだけ雨を避けたければ、ハノイかホーチミンを中心に旅のスケジュールを組むとよいでしょう。

ベトナムの12月の日照時間

グラフはハノイ、ダナン、ホーチミンの12月の月間の過去の平均日照時間（時間/月）を示しています。比較のために、東京の日照時間も併記しています。

上記の通り、ベトナムは日本より緯度が低いため、12月には南部へ行くほど日の出が早く日の入りが遅くなるため、日照時間が比較的長くなります。

また、雨の日が多いベトナムですが、一日中、雨が降り続くようなことは少ないため、日照時間も比較的長くなります。

ベトナム南部のホーチミンでは晴れる時間帯も多く、日照時間が比較的長くなっています。そのため、旅行中に楽しめる時間も増えますね！

 

ベトナムの12月の服装

12月のベトナムでの気温や気候に合った服装はどのような感じなのか？

以下では、ベトナムでの12月の気温や気候に適した服装選びのポイントと、12月のベトナムの服装の目安やコーデを画像を交えながら詳しく紹介します。

12月の服装選びのポイント

季節感

服装選びの基準となる季節感について、上記で述べたことを再度掲載します。

• ベトナム北部の12月の気温：東京の晩秋の時期と同じ
• ベトナム中部の12月の気温：東京の初秋の時期と同じ
• ベトナム南部の12月の気温：東京の夏の時期と同じ

ベトナムでは都市や地域により気候が異なることがありますが、12月の季節感は上記の通り、夏～晩秋のような季節感になります。

つまり、一部の山間部などを除いて、12月のベトナムでは夏の服装と秋の服装が必要になると考えれば問題ないでしょう。この時期は日中と朝晩の気温差を考慮した服装選びや持ち物にも気を付けたいところですね。

湿度

ベトナムの気候は湿度の高さが特徴的ですが、12月は中部エリア以外は乾季シーズンですので、気温と湿度から計算される不快係数がやや下がり、体感温度は少し低くなります。

そのため、年によっては少し暑さが緩む時期ですが、ベトナム中部では雨が多く、旅行中に歩き回ると日中は汗をかきやすくなりますので、サラッとした速乾性の素材のTシャツがおすすめです。

降雨

多くの都市では12月は乾季シーズンですが、ダナンなどのベトナム中部では降水量が多く、雨の日も多くなります。

そのため、雨が降った後には足元が悪くなることも多いですので、スニーカー以外にもサンダルかビーチサンダルを持っていくと便利でしょう。

ベトナムの12月の服装の目安

アウター

【レディース】

※商品詳細、在庫、価格は画像タップ（クリック）で公式ショップへ

【メンズ】

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• ジャンパー
• ウインドブレーカー
• マウンテンパーカー

トップス

【レディース】

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【メンズ】

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• ロングTシャツ
• カットソー
• 七分丈プルオーバー

ボトムス

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【メンズ】

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• ハーフパンツ
• ロングパンツ
• スカート

靴

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• サンダル
• ビーチサンダル
• スニーカー

その他

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• 帽子
• サングラス
• ショール
• 折り畳み傘

バッグ

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• バックパック
• ボディーバッグ
• トラベルポーチ

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12月のベトナム旅行の注意点

12月のベトナム旅行の際の注意点について、4つのポイントを紹介しますので、旅行の際の参考にしてみてください。

紫外線対策

ベトナムは緯度が低いため、一年中、紫外線が強くなります。天気の良い日は太陽の日差しが強いですが、曇りの日でも紫外線が比較的強いため日焼けしてしまいます。

特に、晴れている日の外出時には、紫外線を浴びて日焼けをしてしまい、肌が弱い方は皮膚がヒリヒリになりますよ。このように、ベトナムでは外出時には常に紫外線対策が必要になります。

紫外線対策グッズ

冷房対策

ショッピングセンターやレストランでは冷房が強く効いていることがあり、このような屋内施設では長時間じっとしていると寒さを感じることが多いです。また、ホテルでもエアコンの冷気が強烈なことがありますので注意。

そのため、特に女性の方などで冷え性の方や冷房の寒さが苦手な方はカーディガンなどの羽織ものや膝掛けが必要になります。

冷房対策グッズ

雨対策

ベトナムでは12月は乾季シーズンのため雨の日は少なくなり始めますが、ダナンをはじめとしたベトナム中部を観光する場合は雨対策が必要になります。

現地では履き物には注意したいですね。スニーカーだけでは、毎日、濡れた靴を履きながら旅行をすることになってしまいますので、サンダルかビーチサンダルは持って行きましょう。

雨対策グッズ

虫刺され対策

一般的に蚊の活動は26度から31度くらいが最も盛んで、蚊は15度以下にならないと吸血活動を停止しないとされています。

ベトナムは、12月でも15度以上となりますので、常に虫刺されを気にしなければなりません。特に、ジメッとした物陰や水溜りなどの近くでは蚊が多く潜んでいます。

蚊などの虫刺されを媒介として感染する、ベトナムでの伝染病としてデング熱や日本脳炎などが報告されています。そのため、現地では常に虫刺されには注意する必要があります。

虫刺され対策

 

まとめ

旅行前のチェックポイント

海外旅行前に気になる現地の気象状況と服装を中心に紹介しました。

現地の気象と旅行時の服装に関するポイントをまとめておきますので参考にしてみてください。

ベトナムの12月の旅行情報

ベトナムでの12月の行事やイベントの予定は、下記の通りです。

日本と同様に、ベトナムでも年末には人の往来がやや多くなる時期です。ベトナムの正月は旧正月のためこの時期は日本ほど帰省客が多くなることはありません。

とは言っても、大晦日は休みとなり、バスや電車などの公共交通機関が混雑することが予測されますので、この時期はバスや電車のチケットの予約は必要です。

上記のベトナムの気候や季節の特徴を考えると、雨が心配な方は出来るだけベトナム北部や南部を中心に旅程を考えると、雨に降られてしまうことが少なくなります。

12月の休暇を上手に利用して、航空券やホテルを安く予約して、旅行のスケジュールを上手に組んでみてください。

この記事がベトナム旅行の計画の一助になり、みなさまのベトナム旅行が充実した楽しい旅になることを願っています！