スペインの12月の気温は何℃？服装も紹介！

スペインの12月の気温と服装について、現地の気温、天気、気候に関するグラフや表を交えて詳しく紹介します。

12月の年末からは年に数回の大型連休となり、海外旅行へ向かわれる方も多いでしょう。

冬休みを上手に利用して、海外旅行を考えている大学生もいるのではないでしょうか？

スペインは長い歴史と伝統的な文化が魅力で、年間を通して全世界から観光客が絶えない人気の高い観光地ですね。

海外旅行前にはスペイン現地の12月の状況が気になりますね。

はじめての12月のスペインへの旅行を考えてきる方は、上記のような事情を事前に知っておくと安心ですね。

そこで、12月のスペインの気温、気候、天気、天候、旅行時の服装と準備について、気象データをもとにした分かりやすいグラフや表で詳しく紹介します。

 

スペインの12月の気温

12月	マドリード	バルセロナ	ビルバオ	東京
最高気温	11.0℃	14.3℃	14.4℃	11.9℃
平均気温	6.8℃	10.0℃	9.7℃	7.6℃
最低気温	3.8℃	5.7℃	6.1℃	3.5℃

ここでは、スペインの下記の3つの主要な都市の12月の気温について紹介しています。

• マドリード：スペインの首都
• バルセロナ：地中海沿岸の観光地
• ビルバオ：スペイン北部の沿岸都市

上表の通り、スペインの12月の気温は東京と比べ、最大で5度～6度の気温差があります。

スペインの12月は東京のよりやや暑くなる都市もあれば、やや涼しい都市もあることが分かりますね。

スペインの平均気温の年間推移

グラフはマドリード、バルセロナ、ビルバオの月別の平均気温（℃）で一年間の推移と東京との比較を示しています。

スペインは都市により気温が違い、やや暑くなる都市もあれば、やや涼しくなる都市があることが分かりますね。

年間を通してみると、東京と比べて、夏はやや冷涼で冬はやや温暖だということを示しています。

グラフをご覧の通り、12月のスペイン国内では、それぞれの都市では気温が異なることがよく分かります。

マドリードの12月の気温の推移

グラフはマドリードの12月の1ヶ月間の日ごとの最高気温と最低気温（2018年実績）の変動を示しています。

マドリードと日本の気温の違いが分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温の推移を併せて比較しています。

マドリードと東京では、概ね同程度の気温の推移をしていますが、月内の寒暖差がやや大きいことが確認できますね。

そして、12月の気温の推移を見て分かる通り、月内の気温は日ごとに上下の変動を繰り返し不安定なことが分かります。

マドリードの12月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

マドリード	最高気温	最低気温
12月上旬	11.1 (-2.2)	4.9 (-0.1)
12月中旬	8.9 (-3.0)	4.8 (+1.3)
12月下旬	10.5 (-0.3)	3.9 (+1.7)

上表はマドリードの12月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温です。

日本との違いが分かるように、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

上旬・中旬・下旬の気温差

マドリードでは12月の上旬、中旬、下旬で月内では1℃～2℃の気温差があります。

最高気温と最低気温の気温差

12月の最高気温と最低気温では4度～7度ほど気温差がありますが、一日の内では日中と朝晩での寒暖差は比較的小さいことを示しています。

マドリードと東京の気温差

マドリードと東京を比べると、気温は-3℃～+2℃の気温差があり、スペイン到着時にはやや寒暖差を感じることもあるかもしれません。

バルセロナの12月の気温の推移

グラフはバルセロナの12月の1ヶ月間の日ごとの最高気温と最低気温（2018年実績）の変動を示しています。

バルセロナと日本の気温の違いが分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温の推移を併せて比較しています。

バルセロナと東京では、バルセロナの方がやや気温が高い傾向です。

そして、12月の気温の推移を見て分かる通り、月内の気温は緩やかな変動で比較的安定しています。

バルセロナの12月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

バルセロナ	最高気温	最低気温
12月上旬	16.7 (+3.5)	8.8 (+3.8)
12月中旬	15.5 (+3.7)	7.8 (+4.3)
12月下旬	16.5 (+5.7)	7.3 (+5.1)

上表はバルセロナの12月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温です。

日本との違いが分かるように、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

上旬・中旬・下旬の気温差

バルセロナでは12月の上旬、中旬、下旬で、1℃～2℃程度の気温差しかありません。

最高気温と最低気温の気温差

12月の最高気温と最低気温では8度～9度ほど気温差がありますが、一日の内では日中と朝晩での寒暖差が比較的小さいことを示しています。

バルセロナと東京の気温差

バルセロナと東京を比べると、気温は4℃～6℃ほど気温差があり、バルセロナは気温がやや高いため、到着時にはやや暖かく感じることでしょう。

 

スペインの12月の天気

スペインの12月の天気は良い？悪い？

以下では、スペインの12月の天気について、雨の状況や降水量などの気象データをもとに現地の状況を紹介します。12月のスペイン旅行を計画する時に、天候を判断する際の参考にしてみてください。

12月のスペイン旅行では雨は多い？少ない？

12月のスペイン旅行中には現地での雨が心配ですよね。

グラフはスペインの主要都市の年間の月別の降水量を示しており、東京の降水量との比較です。

上記の通り、12月のスペインの降水量は比較的少なく、特に内陸部の都市は東京と同じく乾燥した天候になります。雨が少なくなる季節ですので旅行をするには良い季節でしょう。

ただし、ビルバオの降水量を見て分かる通り、北部の沿岸都市では雨が多くなります。以下で詳しく降水日数を見てみましょう。

上のグラフはマドリード、バルセロナ、ビルバオの3つの異なるエリアの降水日数（1mm以上の降水量がある日数）の月平均の一年間の推移です。

マドリードやバルセロナでは降水日数の平均は月に5日～7日程度ですが、北部のビルバオでは平均降水日数が12日と他都市と比べ、雨の日が多くなります。

12月のスペインの旅行では、北部以外の都市ではグラフをご覧の通り、通年でも雨が比較的少ない季節です。現地での雨の状況をあまり心配しなくてもよいため、スケジュールが組みやすく旅行がしやすいでしょう。

上のグラフはスペインの各都市の月別の日照時間の一年間の推移を示しており、東京との比較をしています。スペインでは夏の時期は日照時間がとても長いですが、12月になると東京よりも日照時間は短くなります。

 

スペインの12月の気候

スペインの12月の気候は、現地ではどのような状況なのか？

スペインはヨーロッパの西側に位置しており、大きく気候区分を地理的に分類すると、下記の通りになります。

スペインはエリアにより気候が異なり、上記の通り、スペイン北部と西部・地中海沿岸部と内陸部では気候の特徴が違います。

スペインの12月の気候は、どのような季節感なのか？

ここまで紹介してきた気温や天気の気象情報から分かるスペインの12月の気候の特徴をまとめておきます。

 

スペインの12月の服装

スペインの12月の気候に適した服装はどんな感じなのか？

この時期に東京からスペインへ旅行へ行く場合は、どのような服装を用意していけばよいのか、旅行時の注意点を含め、12月のスペインの旅行時の服装が気になるところですね。

12月のスペインは東京と同じく、寒さが強まる季節で、冬用コート＋長袖シャツとパンツが基本になります。

以下では、スペインの12月の服装選びのポイント、スペインの現地事情に合った服装の目安、気候や天候に適したコーデを画像を交えて詳しく紹介します。

スペインの12月の服装選びのポイント

スペインの12月は東京の同時期と比べて、内陸部は日によって、急激に寒くなったり、気温の変動が大きい季節です。

ところが、北部では比較的冷涼温暖な気候が特徴で、マドリードをはじめとした内陸部では日中は気温が温暖な日もありますが、日によっては非常に寒く感じる日が多くなります。

内陸部の中でも南部エリアでは大気が乾燥しているため、乾燥対策も必要でしょう。また地中海沿岸部は湿度がやや高い日もあり、内陸部と比べると、少しだけ温暖なのが特徴です。

現地の気候に適した服装は上着＋セーター等が基本になりますが、エリアにより朝晩は肌寒くなる日もありますので、冬用コートやダウンジャケットなどの上着を持っていくと安心でしょう。

特に、北部沿岸部や内陸部の南部のエリアでは日本の冬の服装と同じ程度と考えればイメージしやすいでしょう。

以上のことを踏まえて、12月のスペインの天候や気候に適した服装をまとめると、下記のようになります。

スペインの12月の服装の目安

アウター

• マウンテンパーカー
• コート
• ダウンジャケット

【レディース】

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【メンズ】

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トップス

• セーター
• カットソー
• ニットセーター

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ボトムス

• パンツ
• ジーンズ
• ワンピース

【レディース】

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【メンズ】

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靴

• スニーカー
• ショートブーツ
• ロングブーツ

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マフラー

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その他

• 帽子
• サングラス
• 防寒具（手袋、ニット帽）

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バッグ

• バックパック
• ボディーバッグ
• トラベルポーチ

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現地のスペイン人の男性の12月の服装は冬の上着にセーター、スラックス、スニーカーという服装が多い傾向です。

おしゃれなレストランで食事をする場合などは清潔な服装で利用すると、それなりのおもてなしをしてもらえますので、カジュアルな服装でも襟の付いた服装を一着くらいは持って行くとよいでしょう。

 

12月のスペイン旅行の注意点

上記の通り、東京などの日本の都市と同じ格好で特別な服装の準備をしないで旅行が出来るのが、この時期のスペイン旅行のおすすめポイントです。

以下では、12月のスペイン旅行の注意点を3つのポイントにまとめておきますので、スペイン旅行の際の参考にしてみてください。

寒さ対策

スペインの12月は特に内陸部では日によって気温が変わりやすく、時には急激に寒くなることが多いです。そのため、地中海沿岸のバルセロナなどではやや温暖ですが、マドリードなどの内陸部の都市も観光する場合は防寒具を用意した方が安心です。

寒さ対策

1. 冬用コート、ダウンジャケット
2. 防寒具（マフラー、ニット帽、手袋）
3. ブーツ

乾燥対策

スペインでは北部沿岸都市以外では雨が降る日が少なく、大気が乾燥する日が多くなります。そのため、特に肌が敏感な人は皮膚の乾燥対策も必要でしょう。

乾燥対策

1. スキンローション
2. リップクリーム

スリや置き引き

ヨーロッパでは観光地へ行くほど、スリや置き引きなどの軽犯罪の比率が多くなります。スペインでも人気が高く、観光客が集まる観光スポットでは気をつけましょう。

スリ・置き引き対策

 

まとめ

旅行前のチェックポイント

海外旅行前に気になる現地の気象状況と服装を中心に紹介しました。

現地の気象と旅行時の服装に関するポイントをまとめておきますので参考にしてみてください。

スペインの12月のイベント

12月のスペインで予定されている行事やイベントは、下記の通りです。

スペインの12月には上記のような祝日があり、スペイン国内では平日とは異なる状況が考えられます。また、12月23日までは主要な都市ではクリスマスセールで賑わいます。

祝日などでイベントや行事のある都市の交通機関はやや混雑することもあるかもしれませんので、飛行機のチケットやホテルの予約は早めにどうぞ。

航空券については出発日などの旅程が数日間だけ違うだけで、格安航空券の料金は随分と異なりますので、上手にお得な旅行を探してみてください。

この記事がスペイン旅行の計画の一助になり、みなさまのスペイン旅行が充実した楽しいものになることを願っています！