トロントの7月の気温。天気や気候に適した服装は？

トロントの7月の気温と服装について、気象データを参考に現地事情を詳しく解説します。

トロントのトロント・ピアソン国際空港はエア・カナダのハブ空港として機能しています。

観光やビジネス、カナダ各都市への乗り継ぎなどで、トロントへ向かわれる方も多いことでしょう。

7月のトロントへの出発前には、現地の状況が気になるのではないでしょうか。

トロントの7月の気温は何℃くらい？
トロントの7月の天気は良い？悪い？
トロントの7月は雨が多い？少ない？
7月のトロントの気候は暑い？涼しい？
7月のトロント旅行の服装はどう？
7月のトロント旅行での注意点は何？

7月にトロントへの旅行を検討している方は、上記のような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか？

そこで、以下では気象データをもとに、7月のトロントの気温、天気、気候、天候、旅行時の服装、この時期のトロントの祝日や旅行情報をご紹介します。

最初にポイントだけを挙げておくと、下記の3つになります。

トロントの7月の気温は18℃～28℃
トロントの7月の天気について、降水量は比較的少ない
トロントの7月の服装は春〜夏の装いで上着が必要

トロントの7月の気候
トロントの7月の気温
トロントの7月の天気
トロントの7月の服装
まとめ

トロントの7月の気候

トロント：亜寒帯湿潤気候（Dfa）

トロントの地理的な気候区分は、亜寒帯湿潤気候となります。

亜寒帯湿潤気候の特徴は、夏は暑くなり、冬は降雪があり、非常に寒くなることです。

トロントの季節を東京の気温を基準にして、四季に当てはめると、下記のようになります。

春：４月〜５月
夏：６月〜８月
秋：９月〜１０月
冬：１１月〜３月

つまり、春や秋の期間は短く、冬の期間が長く、特に１２月から２月までは真冬となり、気温が零下になることが多くなるのが特徴です。

トロントの7月の気候は、どのような季節感なのでしょうか？

トロントの7月の気候は、夏の季節になりますが、温暖冷涼な日が続き、過ごしやすいでしょう。

トロントの気温の年間推移

トロントの年間気温（℃／月）

以下では、トロントの7月の気温が、どれくらいなのかを東京の平均気温と比較して解説します。

上のグラフは気象統計データをもとにしたトロントの気温の年間推移です。

上のグラフは月平均最高気温（赤色）、月平均気温（オレンジ色）、月平均最低気温（青色）の各気温を示しています。

また、トロントと日本の気温の違いがよく分かるように、東京の月平均気温（黒色）とも比較しています。

グラフの通り、年間気温の推移を見ると、トロントの気温は通年では、東京よりも低く推移していることを示しています。

夏季は気温も比較的高くなり、温暖冷涼な気候で、その他の季節は気温が低く推移しており、特に冬の時期は零下となるのが特徴です。

トロントの7月の気温

トロントの7月の気温は何℃？

トロントの7月の気温は何℃くらいなのか？

7月のトロントでは、暑いのでしょうか？涼しいのでしょうか？

最高気温：27.5℃
平均気温：22.5℃
最低気温：18.0℃

※上記の気温はトロントの7月の月平均最高気温（℃）、月平均気温（℃）、月平均最低気温（℃）を示しています。

7月のトロントの気温は、上旬から下旬へ向けて、気温が徐々に下がりますので、上旬・中旬・下旬の時期により若干の気温の変化があります。

トロントの7月の気温（日ごとの推移）

トロントの7月の日ごとの気温の推移

上のグラフはトロントのある年の7月の日ごとの気温の推移を示しています。

日ごとの最高気温（赤線）と最低気温（青線）と併せて、東京の月平均最高気温と月平均最低気温（点線）で比較しています。

トロントの7月の上旬・中旬・下旬の気温

上のグラフの通り、トロントの7月の上旬から中旬までは冬のような寒さが残りますが、中旬から下旬には少しづつ気温が下がります。

上旬・中旬ころまでは、日中の気温が30℃まで上がる日もあり、朝晩の気温が20℃前後の日が続きます。

そして、中旬から下旬ころには、日中の気温が25℃前後で安定しています。

一方、朝晩の気温は15℃〜20℃くらいで比較的冷涼で過ごしやすいでしょう。

トロントの7月の気温差

7月のトロントでは最高気温と最低気温では10℃程度の気温差があり、気温が最も高くなる日中と朝晩の寒暖差がやや大きいのが特徴です。

トロントと東京の気温差

トロントと東京とは、0℃～5℃の気温差があり、東京からトロントに到着した際には、東京と比べると、若干涼しく感じることでしょう。

トロントの7月の天気

トロントへの出発前には、到着時の現地の天気の良し悪しが気になりますね。

特に、現地の雨の状況が心配ではないでしょうか？

そこで、以下では、トロントの7月の雨の状況を降水量の気象データで解説します。

トロントの降水量の年間推移

トロントの降水量（mm／月）

以下では、トロントの7月の降水量について詳しく紹介します。

上のグラフの青色の線の推移はトロントの月別の降水量の年間推移を示しています。

そして、日本との降水量の違いがよく分かるように、東京の降水量と比較しています。

通年では、トロントの降水量は季節により、夏はやや多めで、冬は少なくなる傾向です。

以下で、トロントと東京の7月の降水量を詳しくまとめておきますので、旅行時の天候の予測にお役立てください。

トロントの7月の降水量

トロントの7月の降水量：81mm/月
東京の7月の降水量：154mm/月

※トロントの降水量は月降水量（mm）の平年値

トロントの7月の天候

7月のトロントでの降水日数について、下記の通りです。

5日／31日（2022年7月実績）
13日／31日（2021年7月実績）
14日／31日（2020年7月実績）

※降水日数とは、日当たり1mm以上の降水量（冬季の降雪量を含む）がある一ヶ月の日数

トロントの7月には、年により異なりますが、上記のように降雨がありますので、雨対策の準備をしておくと安心でしょう。

トロントの7月の服装

以下では、旅行出発前に注意したいことを含め、現地の気候に適した服装を詳しく紹介します。

トロントの7月の服装選びのポイント

トロントの7月の服装は、どのような感じなのか？

服装選びのポイントは、紫外線対策、冷房対策、寒暖差への対応になります。

紫外線対策

天気の良い日が続く時期には、直射日光の日差しが非常に強くなるのが特徴です。

そのため、特に日照時間が長い時期、外出時には紫外線対策が必須です。

具体的な紫外線対策は、薄手のカーディガンやパーカーなど長袖の服を羽織り、肌が露出しないようにすること。

また、ＵＶカット帽子やサングラスなども効果的です。女性で日焼けが気になる方はＵＶカットクリームで保護を！

冷房対策

バスなどの交通機関の車内やホテルなどの屋内は冷房が強めに効いています。

そのため、カーディガンなどの長袖の服を準備しておきましょう。

特に、冷え性の方や冷房に弱い方は、ロングパンツやロングスカートの方が無難です。

寒暖差への対応

服装に関して、週ごとや日ごとの寒暖差に注意が必要です。ポイントは下記の通りです。

上半身は脱ぎ着しやすいもの
下半身は冷やさない工夫

トロントの7月の服装の目安