ロシアの3月の気温と服装は？気候や天気も春休み旅行前に確認！

ロシアの3月の気温と服装について、現地の気温、天気、気候に関するグラフや表を交えて詳しく紹介します。

3月には春分の日の祝日があり、学校は春休みになりますが予定はいかがですか？

ロシアは長い歴史、観光ではクレムリンや大聖堂が有名で、特に最近は人気が高い観光地となりつつありますね。

海外旅行前にはロシア現地の3月の状況が気になるのではないでしょうか？

ロシアの3月の気温は何度くらい？
ロシアの3月の天気は良い？悪い？
3月のロシアでは雨が多い？少ない？
ロシアの3月の気候はどれくらい寒い？
3月のロシア旅行の服装はどんな感じ？
3月のロシア旅行での注意点は何？

はじめての3月のロシアへの旅行を考えている方は、上記のような疑問を持っている方も多いことでしょう。

そこで、3月のロシアの気温、気候、天気、天候、旅行時の服装と準備について、気象データをもとにした分かりやすいグラフや表で詳しく紹介します。

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3月のロシア旅行の注意点
ロシアの3月の旅行情報

ロシアの3月の気温

3月	モスクワ	SPB	ウラジオ
最高気温	3.5℃	2.9℃	2.4℃
平均気温	-0.2℃	-1.3℃	-1.8℃
最低気温	-3.7℃	-3.2℃	-6.0℃

ここでは、ロシアの下記の3つの主要な都市の3月の気温について紹介しています。

モスクワ：ロシアの首都
サンクトペテルブルク：ロシアの湾岸都市（旧首都）
ウラジオストク：ロシア極東の観光都市

ロシアの3月は、東京と比べると、どの都市も気温が低いことが分かりますね。

ロシア・モスクワの3月の最高気温は-3.5℃
ロシア・モスクワの3月の平均気温は-0.2℃
ロシア・モスクワの3月の最低気温は-3.7℃

※上記は月平均最高気温、日ごと平均気温、月平均最低気温を示しています。

ロシアの平均気温の年間推移

グラフはモスクワ、サンクトペテルブルク（SPB）、ウラジオストク（ウラジオ）の月別の平均気温（℃）で一年間の推移と東京との比較を示しています。

グラフの通り、ロシア各都市は地理的位置関係により気温が異なることが分かります。

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モスクワの3月の気温の推移

グラフはモスクワの3月の1ヶ月間の日ごとの最高気温と最低気温（過去実績）の変動を示しています。

モスクワと日本の気温の違いが分かりやすいように、東京の平均的な最高気温と最低気温の推移を併せて比較しています。

モスクワと東京では、3月の月内の気温はモスクワの方が低いレンジで推移しているのがよく分かります。

そして、3月の気温の推移を見て分かる通り、月内の気温は週ごとに上下の変動を繰り返しながら大きく変化していますね。

モスクワの3月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

モスクワ	最高気温	最低気温
3月上旬	2.2 (-10.0)	-6.4 (-9.5)
3月中旬	3.2 (-10.5)	-2.7 (-7.1)
3月下旬	4.6 (-10.2)	-0.9 (-6.6)

上表はモスクワの3月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温です。

日本との違いが分かるように、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

上旬・中旬・下旬の寒暖差

モスクワでは3月の上旬、中旬、下旬では平均すると、数℃の気温差しかありませんが、週により最大で10℃以上の気温差があり、下旬には急激に気温が上がります。

最高気温と最低気温の日較差

3月の最高気温と最低気温では5℃～9℃ほど気温差があり、一日の内では日中と朝晩での日較差は小さいことを示しています。

モスクワと東京の気温差

モスクワと東京を比べると、気温は-7℃～-10℃の気温差があり、ロシア到着時にはまだまだとても寒く感じることでしょう。

ロシアの3月の天気

ロシアの3月の天気は良い？悪い？

3月のロシア旅行では雨は多い？少ない？

海外旅行が充実するかどうかは天気の状況に影響されますね。3月のロシア旅行の際には現地の雨が気になるのではないでしょうか？

以下では、ロシアの3月の天気について、雨の状況や降水量などの気象データをもとに現地の状況を紹介します。

3月のロシア旅行を計画する際、天候判断の参考にしてみてください。

ロシアの3月の降水量

ロシアの降水量（mm/月）の年間推移

グラフはロシアの主要都市の年間の月別の降水量を示しており、東京の降水量との比較です。

モスクワの3月の降水量：35mm/月
サンクトペテルブルクの3月の降水量：35mm/月
ウラジオストクの3月の降水量：21mm/月
東京の3月の降水量：118mm/月

上記の通り、3月のロシアの降水量は一年で最も少ない状況。それでは、雨の日数はどうでしょうか？

ロシアの3月の降水日数

ロシアの降雨日数（平均日数/月）

モスクワの3月の降雨日数：3.0日/月
東京の3月の降雨日数：3.9日/月

3月のロシアでは降水日数も少ない時期です。ただし、3月のモスクワでの降雪日数は9日と、まだまだ降雪がある季節ですので注意しましょう。

ロシアの3月の日照時間

ロシアの日照時間（平均時間/月）

モスクワの3月の日照時間は都市によって異なりますが、モスクワは短いですが、極東エリアでは比較的長めです。

3月のモスクワでは雪空の日があり、天気がやや悪い日があるため、日照時間は比較的短いですが、徐々に長くなりますので観光をするには充分な時間があるでしょう。

ロシアの3月の気候

ロシアの3月の気候は、現地ではどのような状況なのか？

ロシアはヨーロッパの最北部に位置しており、気候区分は下記の通りになります。

ロシア西部：冷帯湿潤気候
ロシア東部：冷帯冬季少雨気候
ロシア北部：ツンドラ気候

ロシアの気候は、上記の通り、国土の大部分を含む西部エリアでは冷帯湿潤気候（Df）で、極東ロシアを中心とした東部では冷帯冬季少雨気候（Dw）となっています。また、北部の一部のエリアではツンドラ気候となります。

サンクトペテルブルクの緯度は北海道の択捉島よりもはるかに高い北緯59度にもかかわらず、フィンランド湾に流れ込む北大西洋海流からの暖流の影響を受け、冬でも緯度の割には比較的温暖です。

一方、モスクワなどの内陸部の都市では冬季は寒さが非常に厳しく、降雪や積雪もあるため極寒の地となります。逆に夏季は気温が急激に上昇するため、夏冬の寒暖差が非常に大きくなります。

シベリアの東部では冬に発達するシベリア高気圧の影響で晴天と放射冷却が続き、寒極と呼ばれることがあります。

ロシアの3月の気候は、どのような季節感なのか？

ロシアの都市によっても異なりますが、3月のモスクワの場合は天気は降雪の日も徐々に少なくなり、下旬頃には次第に気温が上がり始める季節です。

ここまで紹介してきた気温や天気の気象情報から分かるロシアの3月の気候の特徴をまとめておきます。

気温は氷点下になり、気候はとても寒い
西部エリアでは雨は少ないが降雪はまだある
極東エリアでは天気は比較的良いが寒い

ロシアの3月の服装

ロシアの3月の気候に合った服装はどのような感じなのか？

この時期に日本からロシアへ旅行へ行く場合は、どのような服装を準備すればよいのか、旅行時の注意点を含め、3月のロシアの旅行時の服装が気になるところですね。

3月のロシアは場所により雪が降ることもあり、日本での真冬の服装を基準に考えるとよいでしょう。

以下では、ロシアの3月の服装選びのポイント、ロシアの現地事情に合った服装の目安、気候や天候に適したコーデを画像を交えて詳しく紹介します。

ロシアの3月の服装選びのポイント

ロシアの3月の服装選びのポイントは防寒対策。氷点下の気温に耐えられる服装が必要です。

アウターの上着は腰や太腿がカバーされる長さのダウンや冬向けコートが必要です。ニット帽子・マフラー、手袋などの防寒具は必須アイテムです。

また、屋内では暖房が効いていますので、脱ぎ着のしやすく重ね着がしやすい服がおすすめです。

履き物は厚手の靴下と底の厚いブーツ、あるいは靴の底は滑りにくいソールのトレッキングシューズなどの靴が歩きやすいでしょう。

北海道の真冬の服装が必要
トップスは「コート＋セーター」など
ボトムスは暖かいロングパンツがおすすめ
履き物は歩きやすいブーツやトレッキングシューズ