ミャンマーの8月の気温と服装。気候や天気も夏休み旅行前に確認！

ミャンマーの8月の気温と服装について、現地の気温、天気、気候に関するグラフや表で詳しく紹介します。

8月には海の日をはじめ、夏休みが始まる時期ですが、今年の予定はいかがですか？

夏の休暇を利用して、東南アジアへの海外旅行を計画している方も多いのではないでしょうか？

ミャンマーは仏教遺跡や黄金の仏塔が有名で、近年は人気が高まっている観光地です。

ミャンマーへの海外旅行前には現地の8月の状況が気になりますね。

ミャンマーの8月の気温は何度くらい？
ミャンマーの8月の天気は良い？悪い？
8月のミャンマーでは雨が多い？少ない？
ミャンマーの8月の気候は暑い、蒸し暑い？
8月のミャンマー旅行の服装はどんな感じ？
8月のミャンマー旅行での注意点は何？

はじめての8月のミャンマーへの旅行を考えている方は、上記のような疑問を持っている方も多いことでしょう。

そこで、8月のミャンマーの気温、気候、天気、天候、旅行時の服装と準備について、気象データをもとにした分かりやすいグラフや表で詳しく紹介します。

ミャンマーの8月の気温
ミャンマーの8月の天気
ミャンマーの8月の気候
ミャンマーの8月の服装
まとめ

ミャンマーの8月の気温

8月	ヤンゴン	マンダレー	ミッチーナー
最高気温	29.6℃	32.3℃	30.6℃
平均気温	26.9℃	28.8℃	27.5℃
最低気温	24.1℃	25.2℃	24.3℃

ここでは、ミャンマーの下記の3つの主要な都市の8月の気温について紹介しています。

ヤンゴン：ミャンマーの首都
マンダレー：ミャンマー中部の第二の都市
ミッチーナー：ミャンマー北部の山間部の都市

ミャンマーの8月は東京と比べ、どの都市も気温が非常に高いことが分かりますね。

ミャンマー・ヤンゴンの8月の最高気温は29.6℃
ミャンマー・ヤンゴンの8月の平均気温は26.9℃
ミャンマー・ヤンゴンの8月の最低気温は24.1℃

※上記は月平均最高気温、日ごと平均気温、月平均最低気温を示しています。

ミャンマーの平均気温の年間推移

グラフはヤンゴン、マンダレー、ミッチーナーの月別の平均気温（℃）で一年間の推移と東京との比較を示しています。

ヤンゴンの8月の気温の推移

グラフはヤンゴンの8月の1ヶ月間の日ごとの最高気温と最低気温（過去実績）の変動を示しています。

ヤンゴンと日本の気温の違いが分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温の推移を併せて比較しています。

そして、8月の気温の推移を見て分かる通り、月内の気温は大きな変動はなく、比較的安定していることが分かります。

ヤンゴンの8月の上旬・中旬・下旬の気温

ヤンゴン	最高気温	最低気温
8月上旬	29.3 (-1.8)	24.1 (+0.8)
8月中旬	30.2 (-0.7)	24.6 (+1.4)
8月下旬	30.3 (-0.1)	24.8 (+2.1)

上表はヤンゴンの8月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温です。

日本との違いが分かるように、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

上旬・中旬・下旬の気温差

ヤンゴンでは8月の上旬、中旬、下旬での気温差は小さく、週による気温の変動は比較的少ないのが特徴。

ミャンマーの8月の日較差

8月の最高気温と最低気温では平均すると6℃～7℃ほど気温差があり、一日の内では日中と朝晩での寒暖差を示す日較差は比較的小さいことを示しています。

ヤンゴンと日本との気温差

ヤンゴンと東京を比べると、8月の気温は0℃～4℃の気温差があり、ミャンマー到着時には少しだけ暑く感じることがあるかもしれません。

ミャンマーの8月の天気

ミャンマーの8月の天気は良い？悪い？

8月のミャンマー旅行では雨は多い？少ない？

海外旅行が充実するかどうかは天気の良し悪しに影響されますね。8月のミャンマー旅行中には現地での雨が心配ではないでしょうか？

そこで以下では、ミャンマーの8月の天気について、雨の状況や降水量などの気象データをもとに現地の状況を紹介します。

8月のミャンマー旅行を計画する時に、天候を判断する際の参考にしてみてください。

ミャンマーの8月の降水量

グラフはミャンマーの主要都市の年間の月別の降水量を示しており、東京の降水量との比較です。

ミャンマーの降水量の年間推移

ヤンゴンの8月の降水量：602mm/月
マンダレーの8月の降水量：136mm/月
ミッチーナーの8月の降水量：697mm/月
東京の8月の降水量：168mm/月

上記の通り、8月のミャンマーの降水量は一年で最も多い時期にあたります。沿岸部や山間部ではスコールによる大豪雨が多くなります。ただし、中部内陸部では雨は比較的少なめです。

ミャンマーの8月の降水日数

ミャンマーの降水日数

ヤンゴンの8月の降水日数：26.1日/月
マンダレーの8月の降水日数：8.7日/月
東京の8月の降水日数：7.7日/月

8月のミャンマーでは通年で降水日数は非常に多くなる時期です。マンダレーなど一部の内陸部を除いて、特に沿岸部や北部山間部では災害レベルの大雨に発展することもあるため注意。

ミャンマーの8月の日照時間

ミャンマーの日照時間

ミャンマーの8月には降雨の日が多くなるため、日照時間（時間/月）は非常に短くなりますので、この時期に旅行をされる場合、旅程は慎重に。ただし、マンダレーなどの中部内陸部は天候が比較的良いため日照時間も長めです。

ミャンマーの8月の気候

ミャンマーの8月の気候は現地では、どのような状況なのか？

ミャンマーは赤道の北側に位置しており、気候区分は下記の通りになります。

ミャンマー南部：熱帯モンスーン気候
ミャンマー北部：温帯冬季少雨気候

ミャンマーの気候は、南部のベンガル湾に面した沿岸部は熱帯特有の海洋性気候で、一年を通して高温であるのに対して、内陸部は温帯気候になります。

ミャンマーでは南西モンスーンが吹き付ける5月～9月は高温多雨の雨季となり、11月～4月までは北東モンスーンの影響で乾季になります。

ミャンマーの8月の気候は、どのような季節感なのか？

ミャンマーの8月の気候は雨季にあたり、気温も湿度も高くなるため、高温多湿になり、雨季の真っ只中にあたります。特にスコールの豪雨には注意が必要です。

ここまで紹介してきた気温や天気の気象情報から分かるミャンマーの8月の気候の特徴をまとめておきます。

気温は東京よりもはるかに高い
雨が非常に多い雨季
不快指数や体感温度は非常に高い

ミャンマーの8月の服装

ミャンマーの8月の気候に適した服装はどんな感じなのか？

この時期に東京からミャンマーへ旅行へ行く場合は、どのような服装を用意していけばよいのか、旅行時の注意点を含め、8月のミャンマーの旅行時の服装が気になるところですね。

8月のミャンマーは高温多湿のため、日本での真夏の服装を基準に考えるとよいでしょう。

以下では、ミャンマーの8月の服装選びのポイント、ミャンマーの現地事情に合った服装の目安、気候や天候に適したコーデを画像を交えて詳しく紹介します。

ミャンマーの8月の服装選びのポイント

ミャンマーの8月の服装選びのポイントは暑さ対策、雨対策、虫刺され対策、紫外線対策。

雨対策

現地では雨が多いため、突然の豪雨にも対応できるように、雨合羽や折り畳み傘は必須となります。また、降雨時には足元が悪くなりますので、靴（スニーカーなど）よりもサンダルやビーチサンダルをおすすめします。

暑さ対策

外出時には高温で汗をかきやすくなるため、着替えを多めに持っていき、小まめに着替えをすると体調管理ができます。

注意したいことは、ホテルやレストランなどの屋内では冷房が強く効いていますので、薄手のカーディガンやラッシュガードなどがあると安心です。

北部の山間部へ向かわれる場合、朝晩は少し冷えることもあるかもしれませんので、ジャンバーなどの上着が必要でしょう。

虫刺され対策

南国のミャンマーでは気温が高いため、通年で蚊などの害虫が発生するため虫刺されが心配ですね。痒いだけではなく、蚊を媒介とした感染症により入院を余儀なくされるなんてこともあります。

ミャンマーでは蚊から感染する病気として、デング熱、マラリア、ジカウイルス感染症などに注意が必要です。予防法として、長袖や長ズボンを着用すること、虫除けスプレーを使用することをお忘れなく。

紫外線対策

ミャンマーは緯度が低いため、一年中、紫外線が強くなります。天気の良い日は太陽の日差しが非常に強いのは当然ですが、曇りの日でも紫外線が比較的強いためたった一日で日焼けをしてしまいます。

特に、日差しが出ている時に外出をすると、紫外線を浴び、肌が弱い方は、その日の夜から皮膚がヒリヒリになりますよ。このように、現地では外出時には常に紫外線対策が必要になります。

紫外線予防に役立ちそうなグッズをまとめておきますので、参考にしてみてください。

長袖と長ズボン
帽子（UVカット）
サングラス
日傘（雨晴れ兼用が便利）
UVカットクリーム