インドの7月の気温と服装はどう？気候と天気も出発前にCHECK！

インドの7月の気温と服装について、気象データを参考に詳しく解説します。

7月には海の日の祝日があり、学生は長い夏休みが始まりますが、どのように過ごしますか？

一週間くらいの休暇で海外旅行をするのであれば、アジアへの旅行がおすすめです。

アジアで神秘的なイメージの国と言えば、頭にターバンを巻いた男性やサリーに身をまとった女性、ナンやチャパティーにチャイ（ミルクティー）で有名なインド！

バックパックを背負って、1ヶ月くらいのインド旅行も面白そうですよ。

7月のインド旅行前には現地の状況が気になりますね。

7月にインドへの旅行を計画している方は、上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか？

そこで、以下では気象データをもとに、7月のインドの気温、天気、気候、天候、旅行時の服装、この時期のインドの祝日や旅行情報をご紹介します。

最初に主要都市のポイントだけを挙げておくと、下記の3つになります。

 

インドの7月の気温

7月	Nデリー	ムンバイ	コルカタ	チェンナイ	東京
最高気温	35.3	29.7	32.4	35.9	29.2
平均気温	31.4	27.8	29.4	30.9	25.0
最低気温	27.0	25.7	26.8	26.2	21.8

インドの7月の気温は何度くらいなのか？

7月のインドでは、どれくらい暑いのか？

上表はデリー、ムンバイ、コルカタ、チェンナイの7月の月平均最高気温（℃）、平均気温（℃）、月平均最低気温（℃）を示しています。

7月のインドの気温は東京と比べ、かなり高いのが特徴です。

以下では、気象統計データをもとに、インドの平均気温の年間推移を確認して、7月の気温がどれくらいなのかをグラフや表で詳しく解説します。

インドの平均気温の年間推移

上のグラフはデリー、ムンバイ、コルカタ、チェンナイの月別の平均気温の一年間の推移を示しています。

また、インドと日本の気温の違いが分かるように、東京の月別平均気温も含めて、インドの各都市と東京の気温を比較しています。

上のグラフの通り、年間を通して気温を見ると、時期により都市ごとに気温差がかなり大きいことが分かりますね。

インドの7月の気温の特徴

インドの7月の気温の推移

インドの7月の上旬、中旬、下旬の気温の推移について、グラフと表で詳しく紹介します。

下のグラフが示している通り、インドの7月の気温は上旬～下旬へ向けて、週替りで気温が上下に変動しながら、やや下がります。

そのため、一週間以上の旅行の場合は、現地では日によって気温の変化を肌で感じることもあるでしょう。

そこで、以下では観光地として人気が高いインド北部のデリーとインド東部のコルカタについて、7月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移を紹介します。

下記の気温は7月1日～31日までの日ごとの過去の最高気温と最低気温を示しています。

また、インドと日本では、気温差がどれくらい違うのか分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温で比較しています。

デリーの7月の気温の推移

 デリーの7月の上旬・中旬・下旬の気温

下表はデリーの7月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

デリー	最高気温	最低気温
7月上旬	38.3 (+10.6)	28.5 (+8.1)
7月中旬	35.8 (+6.7)	27.7 (+5.9)
7月下旬	33.1 (+2.7)	26.3 (+3.4)

上旬・中旬・下旬の気温差

デリーでは7月の上旬、中旬、下旬では、気温差はほとんどありません。下旬頃には気温が少しだけ下がります。ただし、月間を通して非常に暑くなりますので注意。

最高気温と最低気温の気温差

デリーでの7月の最高気温と最低気温では7℃～10℃程度の気温差があります。週によって気温は変化しますが、日中と朝晩の日較差は小さいものの、日中の暑さには注意。

デリーと東京の気温差

東京とデリーを比べると、+3℃～+11℃程度の気温差があり、デリーの空港到着時には、非常に蒸し暑く感じることでしょう。

コルカタの7月の気温の推移

コルカタの7月の上旬・中旬・下旬の気温

下表はコルカタの7月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

コルカタ	最高気温	最低気温
7月上旬	33.4 (+5.7)	26.8 (+6.4)
7月中旬	33.5 (+4.4)	27.3 (+5.5)
7月下旬	30.7 (+0.3)	26.3 (+3.4)

上旬・中旬・下旬の気温差

コルカタでは7月の上旬と下旬では、平均すると数℃程度の気温差しかありません。気温は月間を通して高いですが、下旬頃にはやや気温が下がります。

最高気温と最低気温の気温差

コルカタでは7月は最高気温と最低気温では4℃～7℃程度の気温差しかなく、日中も朝晩も暑いため注意。

コルカタと東京の気温差

コルカタは東京と比べると、最大で+6℃の気温差がありますので、コルカタ到着時にはやや暑く感じることでしょう。

 

インドの7月の天気

現地での旅行が充実した楽しい旅になるかどうかは、現地の天気の良し悪しに大きく影響されますね。

そこで、以下では、インドの7月の現地の雨の状況を降水量の気象データで解説します。

最初にポイントを挙げると、インドの7月の雨の状況は降水量も降水日数も非常に多くなるのが特徴。

インドの雨・降水量の状況

7月のインドの雨の心配はどうでしょうか？ インドの主要都市の降水量について紹介します。

表はデリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタの月別の降水量の年間推移を示しており、日本との雨の状況の違いが分かりやすいように、東京の降水量と比較しています。

年間を通してみると、インドの主要都市の降水量は東京と比べると、雨が少ない都市と多い都市があることが分かります。

インドでの7月の降水日数は15日～30日と、デリーでは15日程度ですが、ムンバイでは30日と毎日が降雨になります。特に、インド西部や東部の沿岸部の都市では非常に雨が多くなります。

以下で各都市の降水量を詳しくまとめておきますので、旅行時の訪問都市の天候の予測にお役立てください。

インドの7月の降水量

7月	Nデリー	ムンバイ	コルカタ	チェンナイ	東京
降水量mm	187	729	409	106	154

（単位：mm/月）

上記の通り、7月のインドでは降水量も降水日数も非常に多くなるため注意が必要です。

特に、ムンバイやコルカタを旅行する予定の場合は、季節風の影響を受け大豪雨になり、交通機関が混乱することもありますので注意が必要。

このように、現地の天気はエリアごとに異なるため、どの都市を訪問するかにより準備も変わります。

7月のインド旅行の際には、雨が降る都市もあるため、最低限、レインコートと日傘代わりにもなる雨晴れ兼用の折り畳み傘を一本持っていきましょう。

 

インドの7月の気候

インドの気候区分は、上記の通り、地理的な条件により都市ごとに異なります。インドと聞くと、暑い国という印象が強いかもしれませんね。

実際、インドは日本と比べ、低緯度に位置していますので、気温が高く暑いだけではなく、季節により都市によっては氷点下まで気温が下がることも多くあります。

インドは緯度が低いため、四季がないと思っている方もいるかもしれませんが、実はインドにも都市によっては冬の季節があり、北部山間部では雪が降ることもあるため、防寒具が必要な地域もあります。

それでは、インドの7月の気候はどうでしょうか？

インドの季節は雨季、乾季、暑季の3つの区分に分けられます。大きく季節を分けると、下記のようになります。

• 乾季：10月～3月
• 暑季：4月～6月中旬
• 雨季：7月～9月

上記の通り、インドの7月の気候は雨季にあたります。各地で豪雨になることが多く、気温も高いため、非常に蒸し暑くなるというのが特徴です。

上記では7月のインドの首都ニューデリー、インド最大の都市・ムンバイ、東の主要都市・コルカタ、インド南部最大の都市・チェンナイの4つの都市を取り上げています。

日本からインドに旅行へ向かう場合は、どのような服装を用意していけばよいのか分からないかもしれませんね。

そこで、旅行時に注意したいことを含め、7月のインド各都市の天気と気候に適した旅行時の服装を紹介します。

 

インドの7月の服装

インドの7月の服装選びのポイント

インドの7月の服装は、どのような感じなのか？

各地区の季節感

7月のインドを旅行する場合の服装は北インドを旅行する場合と海岸沿いの都市や南インドを旅行する場合ではやや異なります。

デリー（ニューデリー）など内陸部の都市を観光する場合は日本の夏の季節と比べても更に暑くなりますので、Tシャツにショートパンツまたはハーフパンツが快適。

また、これらの都市よりも北にある都市や標高が高い山岳地帯にある都市、あるいはインド西部のパキスタンとの国境付近の砂漠地帯などは夜になると冷え込むため、上着も用意しましょう。

一方、ムンバイやコルカタなどの沿岸部の都市では暑い上にスコールの豪雨になるため、履き物は靴ではなく、サンダルやビーチサンダルがおすすめです。

インドの主要都市では、日中は夏のように暑く、朝夕は少し暑さが収まりますが、基本的には半袖Tシャツで問題ありません。

熱中症対策

インドの主要都市では7月は暑季にあたり、気温が非常に高くなるため、暑さ対策が必要になります。特に注意したいことは熱中症です。インドでは、毎年、暑さによって多くの命が失われています。

具体的な対策方法としては、水分補給を小まめにすること。外出時にはペットボトルなどを持ち歩き、水分補給をするようにしましょう。

また、日中は炎天下の中を歩き回るのは非常に身体に負担を掛けますので、外出する場合はできるだけ、休憩を挟みながら、あまり無理をしないようにしましょう。

紫外線対策

インドは緯度が低いため、時期に関わらず、紫外線には注意が必要でしょう。特に日中の時間帯に外出する場合は、日差しが肌を突き刺すイメージです。

紫外線対策として、日光から皮膚を保護するために、つばの長い帽子、長袖の薄手の羽織もの、薄手の長ズボン、サングラスなどが効果的です。

雨対策

7月は雨季の時期ですので、沿岸部の都市を中心に雨がよく降る傾向です。そのため、ムンバイやコルカタなどの雨が多い都市へ行く場合は、レインコートや雨傘が必要です。

虫刺され対策

暑いだけではなく雨が多いため、湿度も上がり、蚊などの刺されると痒くなる虫が大量に発生します。

そのため、出発前には虫刺され対策として、携帯用の蚊取りリキッドがあると夜は安眠できます。また、虫除けスプレーや虫刺され薬を持っていくと安心でしょう。

インドの7月の服装の目安

アウター

【レディース】

※商品詳細、在庫、価格は画像タップ（クリック）で公式ショップへ

【メンズ】

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• パーカー
• カーディガン
• 長袖シャツ

※この時期のインドでは紫外線対策として長袖が必須。

トップス

【レディース】

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【メンズ】

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• 半袖Ｔシャツ
• プルオーバー
• カットソー

ボトムス

【レディース】

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【メンズ】

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• コットンパンツ/麻パンツ
• 七分丈パンツ
• ハーフパンツ
• ショートパンツ

靴

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• サンダル
• ビーチサンダル
• スニーカー

その他

※商品詳細、在庫、価格は画像タップ（クリック）で公式ショップへ

• 帽子
• ストール
• サングラス

季節に関係なく、インドを旅行している人はバックパッカーが多く、彼らは独特のスタイルで旅を続けているため、着晒した服を着てヒッピーのような服装で旅行をしています。

もちろんこのような服装で旅行をしても問題ありませんが、ホテルやレストランでは清潔な服装で利用すると、それなりのおもてなしをしてもらえます。

そのため、カジュアルな服装でも、襟付きの清潔感のある服装を一着くらいは持って行くことをおすすめします。

 

インドの7月の旅行情報

インドの7月の祝日やイベントは下記の通りです。

上記の通り、インドでは7月には祝祭日はありません。ただし、学校は夏休みになるため、旅行客が比較的多くなる時期です。

夏季休暇中は人の往来が多くなるため、ホテルや交通機関が混雑することが予測されるため、現地では旅程にあたって注意が必要でしょう。

また、7月は下旬頃から学校が休みになるため、日本からの航空券は高くなる傾向ですので、リーズナブルに旅行をしたい方は中旬頃までの出発がリーズナブルでしょう。

飛行機の航空券は、たった数日だけ旅程が違うだけで、料金が大きく異なりますので、上手にお得な旅行を探してみてください。

この記事がインド旅行の計画の一助となり、皆さまのインド旅行が充実した楽しい旅行になることを心より願っています！