フィンランドの1月の気温と服装はどう？天気と気候も紹介します！

フィンランドの1月の気温と服装について、気象データを参考に詳しく解説します。

1月上旬までのお正月の大型連休を、みなさまはどのように過ごされますか？

このような大型休暇を利用して、海外旅行でヨーロッパへの旅行を検討している方も多いでしょうね。

北欧の玄関口・ヘルシンキ、白夜、古都・トゥルクのトゥルク城、と言えば･･･、フィンランド！

1月のフィンランド旅行前には現地の状況が気になりますね。

フィンランドの1月の気温は何度くらい？
フィンランドの1月の天気は良い？悪い？
1月にはフィンランドでは雨は多い？少ない？
フィンランドの1月の気候はどれくらい寒い？
1月のフィンランド旅行の服装はどう？
1月のフィンランド旅行での注意点は何？

1月にフィンランドへの旅行を計画している方は、上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか？

そこで、以下では気象データをもとに、1月のフィンランドの気温、天気、気候、天候、旅行時の服装、この時期のフィンランドの祝日や旅行情報をご紹介します。

最初に主要都市のポイントだけを挙げておくと、下記の3つになります。

フィンランドの1月の気温は－2℃～－11℃
フィンランドの1月の天気は降水量は比較的少ない
フィンランドの1月の服装は真冬の服＋防寒具でコーデ

フィンランドの1月の気候
フィンランドの1月の気温
フィンランドの1月の天気
フィンランドの1月の服装
フィンランドの1月の旅行情報

フィンランドの1月の気候

フィンランドの気候：冷帯湿潤気候

フィンランドの気候区分は、国土の大部分は冷帯湿潤気候に属します。

フィンランド南部は北大西洋海流の影響を受けることで、緯度が高い割には、比較的寒さを凌ぎやすく、四季も存在します。

一方、フィンランド北部およびロシアとの国境付近では冬季は寒さが厳しく、湖などは凍結して、一年の半年くらいは雪と氷で占められるところが多くなります。

降水量は季節によって変動することは少ないですが、夏～秋の時期にやや多くなる傾向です。

それでは、フィンランドの1月の気候はどのような季節感なのか？

フィンランドの１月の気候は、緯度が高いため、東京と比べると、気温が非常に低くなるため、現地では極寒の冬を実感することでしょう。

そのため、1月にフィンランド旅行をする場合、日本で例えると北海道の真冬の時期のイメージになります。

以下では、フィンランドの気温、天気や降水量、旅行出発前に注意したいことを含め、現地の気候に合った服装などを詳しく紹介します。

フィンランドの1月の気温

1月	ヘルシンキ	タンペレ	トゥルク
最高気温	-2.7℃	-4.5℃	-2.2℃
平均気温	-5.5℃	-7.9℃	-5.1℃
最低気温	-8.2℃	-11.3℃	-8.0℃

フィンランドの1月の気温は何度くらいなのか？

1月のフィンランドではどれくらい寒いのでしょうか？

上表はヘルシンキ、タンペレ、トゥルクの1月の月平均最高気温（℃）、平均気温（℃）、月平均最低気温（℃）を示しています。

1月のフィンランドの気温は東京と比べ低く寒冷なのが特徴です。

以下では、気象統計データをもとに、フィンランドの平均気温の年間推移を確認して、1月の気温がどれくらいなのかをグラフや表で詳しく解説します。

フィンランドの平均気温の年間推移

上のグラフはヘルシンキ、タンペレ、トゥルクの月別の平均気温の一年間の推移を示しています。

また、フィンランドと日本の気温の違いが分かるように、東京の月別平均気温も含めて、フィンランドの各都市と東京の気温を比較しています。

グラフの通り、年間を通して気温を見ると、フィンランドは国土が小さいため、どの都市も同じような気温だということが分かりますね。

フィンランドの1月の気温の特徴

フィンランドの主要都市の気温についてまとめておきます。

フィンランドの1月の最高気温（月平均）は－2℃～－4℃
フィンランドの1月の平均気温（月平均）は－5℃～－8℃
フィンランドの1月の最低気温（月平均）は－8℃～－11℃
東京と比べ、1月のフィンランドの主要都市の気温はかなり低い

フィンランドの1月の気温の推移

フィンランドの1月の上旬、中旬、下旬の気温の推移について、グラフと表で詳しく紹介します。

下のグラフで示している通り、フィンランドの1月の気温は上旬～下旬へ向けて、週替りで気温が上下に変動し低下します。

そのため、一週間以上の旅行の場合は、現地では日によって気温の変化を肌で感じることもあるでしょう。

そこで、以下では観光地として人気が高いヘルシンキについて、1月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移を紹介します。

下記の気温は1月1日～31日までの日ごとの過去の最高気温と最低気温を示しています。

また、フィンランドと日本では、気温差がどれくらい違うのか分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温で比較しています。

ヘルシンキの1月の気温の推移

ヘルシンキの1月の上旬・中旬・下旬の気温

ヘルシンキ	最高気温	最低気温
1月上旬	1.0 (-9.0)	-3.7 (-5.0)
1月中旬	-0.7 (-10.2)	-5.6 (-6.6)
1月下旬	-3.7 (-13.0)	-8.5 (-9.2)

上表はヘルシンキの1月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

ヘルシンキでは1月の上旬、中旬、下旬では平均すると、数℃程度の気温差しかありませんが、上旬・中旬・下旬では週ごとに気温が大きく変動します。

中旬から下旬に掛けて気温が急激に低下しています。週によっては10℃程度の寒暖差がありますので天候の急変に注意。

最高気温と最低気温では日中と朝晩の日較差は比較的小さいものの、一日の内で寒暖差はないものの、氷点下になるような寒冷な日が多いため寒さに注意。

東京とヘルシンキの気温差を比べると、－5℃～－13℃程度の気温差があるため、ヘルシンキの空港到着時には、東京と比べ、非常に寒く感じることでしょう。

なお、フィンランドは国土が狭いため、タンペレやトゥルクなどの他都市でもヘルシンキと同じような気温の変動となります。

フィンランドの1月の天気

現地での旅行が充実した楽しい旅になるかどうかは、現地の天気の良し悪しに大きく影響されますね。

そこで、以下では、フィンランドの1月の現地の雨の状況を降水量の気象データで解説します。

最初にポイントを挙げると、フィンランドの1月の雨の状況について降水量は比較的少ないものの降水日数が多いのが特徴。

フィンランドの雨・降水量の状況

フィンランドの降水量の年間推移

1月のフィンランドの雨の心配はどうでしょうか？フィンランドの主要都市の降水量について紹介します。

グラフはヘルシンキ、タンペレ、トゥルクの月別の降水量の年間推移を示しており、日本との雨の状況の違いが分かりやすいように、東京の降水量と比較しています。

年間を通してみると、フィンランドの主要都市の降水量は東京と同じく、比較的少ないことがよく分かりますね。

ところが、都市により若干異なりますが、フィンランドの1月の降水日数は15日～20日となっていますので、一ヶ月の内の3日に2日あるいは2日に1日くらいは雪か雨が降るということになります。

下記で各都市の降水量を詳しくまとめておきますので、旅行時の訪問都市の天候の予測にお役立てください。

フィンランドの1月の降水量

ヘルシンキの1月の降水量：44mm/月
タンペレの1月の降水量：36mm/月
トゥルクの1月の降水量：54mm/月
東京の1月の降水量：52ｍｍ/月

上記の通り、1月のフィンランドでは降水量は比較的少ないですが、降水量の割には降水日数は多めです。

1月のフィンランド旅行の際には、あまり雨の心配をする必要はなさそうですが、雪が降ることがあるため、折り畳み傘を一本持って行くことを忘れずに！

フィンランドの1月の服装

フィンランドの1月の服装選びのポイント

フィンランドの1月の服装はどのような感じなのか？

氷点下の季節

ヘルシンキなどの主要都市では1月には氷点下になるのが日常です。

週によっては急激に気温が下がり、マイナス10℃を下回る日もありますので、寒さ対策が必要になります。

1月のフィンランド旅行では東京の真冬の服装を想定して、急激な気温の変動にも備えられる準備をしましょう。

防寒対策

以上のことを踏まえて、急激な気候の変化の際に防寒具としても役立つ、雪や風を避けるためのカッパ代わりにもなるフード付きの防水加工のマウンテンパーカーやダウンコートが必要です。

さらに具体的には、脱ぎ着がしやすいダウンジャケットにフリースやウールセーターなど体温調整がしやすい服がおすすめです。

また、ヒートテックにカットソーなど重ね着をして体温調整をするのがよいでしょう。足元の防寒対策として、ズボンの中にはスパッツを履くことをおすすめします。

雪対策

上で述べた通り、1月のフィンランドは各都市とも降水量はそれ程多くないですが、降水日数が多いため、天候が変わりやすく、雪が降りやすいです。そのため、足元はブーツなど靴底が滑りにくいものがおすすめ。