台湾の1月の気温と服装はどう？天気と気候も出発前に確認！

台湾の1月の気温と服装について、気象データをもとに詳しく解説します。

お正月休みを利用して、海外旅行を予定している方も多いでしょう。

近くて、安くて、気軽に行けるアジアの旅行として、台湾はおすすめです。

台湾旅行で気になるのが、現地の状況ではないでしょうか？

台湾の1月の気温は何度くらい？
台湾の1月の天気は良い？悪い？
1月の台湾では雨は多い？少ない？
台湾の1月の気候は暖かい？寒い？
1月の台湾での服装はどんな感じ？
1月の台湾旅行で注意点は？

1月に台湾への旅行を検討している方は上記のような疑問を持っているかもしれませんね。

以下では、台湾気象局の気象データを参考に、台湾の1月の気温、天気、気候、天候、旅行時の服装、現地の祝日や注意点を紹介します。

最初に主要都市のポイントを挙げておくと、下記の通りです。

台湾の1月の気温13℃～24℃
台湾の1月は雨が比較的少ない、ただし台北は雨の日が多い
台湾の1月の服装は冬の装いを中心にコーデ

台湾の1月の気温
台湾の1月の天気
台湾の1月の気候
台湾の1月の服装
台湾の1月の旅行情報
まとめ

台湾の1月の気温

1月	台北	台中	高雄	東京
最高気温	19.1℃	22.0℃	23.9℃	9.6℃
平均気温	16.1℃	16.6℃	19.3℃	5.2℃
最低気温	13.9℃	12.9℃	15.7℃	0.9℃

台湾の1月の気温は何度くらいなのか？

1月の台湾では、暖かいのでしょうか？寒いのでしょうか？

上表は台北、台中、高雄の1月の月平均最高気温（℃）、平均気温（℃）、月平均最低気温（℃）を示しています。

1月の台湾の気温は東京と比べ高く、温暖のように見えますね。

以下では、気象統計データをもとに、台湾の平均気温の年間推移を確認して、1月の気温がどれくらいなのかをグラフや表で詳しく解説します。

台湾の平均気温の年間推移

台湾の平均気温（℃）

上のグラフは台湾の主要都市（台北、台中、高雄）の月別の平均気温の一年間の推移を示しています。

また、台湾と日本の気温の違いが分かるように、東京の月別平均気温と比較しています。

上のグラフの通り、年間を通して気温を見ると、台湾は気温が温暖で暖かそうですね。

台湾の1月の気温

台湾の1月の気温について、月内はどのように変動するのか、上旬、中旬、下旬での気温の違いは？

以下では、観光スポットとして人気が高い台北と高雄の2つの主要都市の1月の月内の日ごとの最高気温と最低気温の推移を紹介します。

台湾と日本の気温の違いが分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温の過去平均値と比較しています。

台北の1月の気温の推移

台北	最高気温	最低気温
1月上旬	19.2 (+9.2)	15.5 (+14.2)
1月中旬	20.2 (+10.7)	14.4 (+13.4)
1月下旬	18.2 (+8.9)	14.5 (+13.8)

台北の1月の気温の推移の特徴は、週ごとに気温が変動し、低くなったり高くなったりすること。台湾の天候は変わりやすいことを象徴していますね。

また、最高気温と最低気温の気温差である日較差は小さく、一日の寒暖差はあまり感じないでしょう。

台湾と日本の気温差に注目すると、東京の気温より8℃～14℃程度高くなりますので、台北到着時には随分と暖かく感じることでしょう。

高雄の1月の気温の推移

高雄	最高気温	最低気温
1月上旬	24.1 (+14.1)	17.0 (+15.7)
1月中旬	23.7 (+14.2)	15.2 (+14.2)
1月下旬	25.3 (+16.0)	17.2 (+16.5)

高雄の1月の気温の推移の特徴は、寒波到来時には気温が急激に下がり、1週間程度は気温が低くなることがあります。その他の週は温暖で過ごしやすいでしょう。

また、最高気温と最低気温の気温差である日較差は比較的小さく、通常は一日の寒暖差はあまり感じないでしょう。

高雄と日本の気温差に注目すると、東京の気温より14℃～16℃程度高くなりますので、高雄に到着時にはやや暑く感じることもあるでしょう。

台湾の1月の体感温度

1月	台北	台中	高雄	東京
湿度/%	78.5	74.6	72.7	52.0
不快指数	59.4	59.8	62.0	50.5

台湾の1月の湿度

台湾の相対湿度（%）の年間推移

グラフは台湾の湿度に関する気象データをまとめたものです。

各都市で若干の違いはありますが、年間を通して東京と比較してみると、台湾の湿度はとても高いことを示しています。

台湾の1月の湿度は75前後で、東京と比べると、かなり高い%ですが、体感温度はどうでしょうか･･･。

台湾の1月の不快指数

台湾の不快指数の年間推移

グラフは台北、台中、高雄の各都市の不快指数をまとめたものです。

不快指数とは、気温と湿度の両面から感じる体感温度を示すもので、60～70が快適な指数になります。

東京と比べると、年間を通して、台湾の不快指数が非常に高いことが分かります。

台湾の1月の不快指数は60前後となっていますので、快適な体感温度だということを示しています。

あくまで、月平均の指数になりますので、台北では雨の日には気温が下がり、湿度も高くなると、とても肌寒くなったりします。

台湾の1月の天気

1月	台北	台中	高雄	東京
降水量/mm	83.2	30.3	16.0	52.3
降水日数	14.1	6.6	3.2	4.5

降水量

台湾の降水量の年間推移

グラフの通り、台湾の1月の降水量は、日本と同様に少ないのが特徴です。

ただし、都市ごとに注目すると、台北をはじめとした台湾北部の雨量は比較的多くなります。一方、台湾中部以南の台中、台南、高雄などの都市では雨量が非常に少なくなります。

降水日数

台湾の降水日数の月別年間推移

グラフが示している通り、台北をはじめとした台湾北部の都市では1月の降水日数は14日程度となっているため、2日に1日程度は雨が降ることになります。小雨が降る日が多いのが特徴でしょう。

一方、台湾の1月の降水日数は南部へ行くほど少なくなり、高雄ではほとんど雨が降ることがなくなり、この時期は天気がよいことで知られています。

日照時間

台湾の日照時間の月別年間推移

グラフの通り、日照時間から分かるように、1月の台湾では台北では雨や曇りの日が多いため、日が差している時間が少ないですが、台中や高雄では天気が良い日が多いため、日照時間が長くなる傾向です。

台湾の1月の気候

温暖湿潤気候：台湾北部～中部
亜熱帯モンスーン気候：台湾南部

台湾の気候区分は、温暖湿潤気候（Cfa）と亜熱帯モンスーン気候(Am)に大きく区分されます。

台湾中部の嘉義付近を境界に台湾北部から中部までは年間を通して比較的温暖な気候、台湾南部は夏季季節風の影響を受けやすく亜熱帯とされています。

台湾には四季があり、季節区分を月ごとに示すと下記のようになります。

春：3月～4月
夏：5月～10月
秋：11月
冬：12月～2月

それでは、台湾の1月の気候はどのような季節感なのか？

台湾の１月の気候は、上記の通り、冬季になるため、南国とは言え、中国大陸からの冬季季節風の影響を受けるため、気温が下がり、台湾南部を除き寒くなります。

以下では、旅行出発前に注意したいことを含め、現地の気候に合った服装を詳しく紹介しましょう。

台湾の1月の服装

台湾の1月の服装はどのような感じなのか？

台湾の1月の服装選びのポイント

台湾の1月の服装選びの際のポイントをいくつか紹介します。

寒波到来に注意

大陸性寒気団が南下することで、年に数回、とても寒くなる週があります。現地では15℃を下回るととても寒く感じます。

旅行中に寒波が到来した場合は、日本と同様に、ダウンジャケットなどの厚手の上着が必要になります。

暖房設備は？

冬季には朝晩はやや冷え込むことが多くなります。このような季節に現地で注意したいことはホテルなどの宿泊施設では、基本的には暖房設備がないということ。

石材フロアーのホテルでは室内温度は低く感じ、エアコンは冷房機能しかないことがほとんどですので、発熱効果のあるヒートテックやフリースなど温かい服を持っていくと安心です。

乾燥対策

2月の台湾では、意外にも雨が降らない日は大気が乾燥して、唇がカサカサになるような天候の日もあります。

乾燥に弱い方はベビーローションなどのスキンクリームを持っていくと助かるかもしれません。また、喉の乾燥に弱い方はマスクの持参は必須です。

虫刺され対策

少し気温が高くなると、蚊などの虫が多く発生するため、虫刺され対策が必要になります。具体的には、長袖長ズボンを準備すれば、虫刺されを充分に防ぐことができます。

もし必要であれば、虫除けスプレー、虫刺され薬、携帯用虫除けリキッドなどを準備すると安心です。

特に、冬の時期はホテルの部屋の中に蚊が入ってきて、就寝時に蚊の音に悩まされることがありますので、虫除けスプレーが効果的です。

冷房対策

交通機関の車内やホテルなどの屋内は、湿度管理とカビ対策として、冷房が強めにガンガン効いています。そのため、カーディガンなどの長袖の服を準備しましょう。特に、冷え性の方や冷房に弱い方は、ロングパンツやロングスカートの方が無難です。