イギリスの7月の気温と服装について、気象データを参考に詳しく解説します。
7月には海の日の祝日があり、7月下旬からは夏休みが始まりますね。
もう、夏休みの休暇の予定は決めましたか?海外旅行をしてみたいと思っている方も多いことでしょう。
夏の休暇を利用して海外旅行へ向かわれるのであれば、ヨーロッパへの旅行がおすすめです。
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7月のイギリス旅行前には現地の状況が気になりますね。
- イギリスの7月の気温は何度くらい?
- イギリスの7月の天気は良い?悪い?
- 7月にはイギリスでは雨は多い?少ない?
- イギリスの7月の気候は暑い?涼しい?
- 7月のイギリス旅行の服装はどう?
- 7月のイギリス旅行での注意点は何?
7月にイギリスへの旅行を予定している方は、上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
そこで、以下では気象データをもとに、7月の英国の気温、天気、気候、天候、旅行時の服装、この時期の英国のイベントや旅行情報をご紹介します。
最初にポイントだけを挙げておくと、下記の3つになります。
- イギリスの7月の気温は10℃~24℃
- イギリスの7月の天気は降水量は少ないものの降水日数は多め
- イギリスの7月の服装は春の服を中心にコーデ
イギリスの7月の気温
7月 | ロンドン | リバプール | エディンバラ |
---|---|---|---|
最高気温 | 23.6℃ | 19.3℃ | 19.1℃ |
平均気温 | 18.7℃ | 15.5℃ | 14.8℃ |
最低気温 | 13.8℃ | 11.7℃ | 10.5℃ |
イギリスの7月の気温は何度くらいなのか?
7月のイギリスでは涼しいのか?かなり暑くなるのか?
上表はロンドン、リバプール(リヴァプール)、エディンバラの7月の月平均最高気温(℃)、平均気温(℃)、月平均最低気温(℃)を示しています。
7月のイギリスの気温は東京と比べ低く冷涼なのが特徴です。
以下では、気象統計データをもとに、イギリスの平均気温の年間推移を概観して、7月の気温がどれくらいなのかをグラフや表を用いて詳しく解説します。
イギリスの平均気温の年間推移
上のグラフはロンドン、リバプール、エディンバラの月別の平均気温の一年間の推移を示しています。
また、イギリスと日本の気温の違いが分かるように、東京の月別平均気温も含めて、イギリスの各都市と東京の気温を比較しています。
上のグラフの通り、年間を通して気温を見ると、時期により都市ごとに気温差が若干あることが分かりますね。
イギリスの7月の気温の特徴
- ロンドンの最高気温は24℃程度、最低気温は14℃
- リバプールやエディンバラの最高気温は19℃前後、最低気温は11℃前後
- 東京と比べ、イギリスの主要都市の気温は低い
イギリスの7月の気温の推移
イギリスの7月の上旬、中旬、下旬の気温の推移について、グラフと表で詳しく紹介します。
下のグラフで示している通り、イギリスの7月の気温上旬~下旬とはあまり関係なく、一週間間隔でゆったりと大きな変動を繰り返しています。
ただし、急に暖かくなったり寒くなったりする週もあるため、一週間以上の旅行の場合は、現地では日によって気温の変化を肌で感じることもあるでしょう。
そこで、以下では観光地として人気が高いイングランドのロンドンとスコットランドのエディンバラについて、イギリスの7月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移を紹介します。
下記の気温は7月1日~31日までの日ごとの過去の最高気温と最低気温を示しています。
また、イギリスと日本では、気温差がどれくらい違うのか分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温で比較しています。
ロンドンの7月の気温の推移
ロンドンの7月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温
下表はロンドンの7月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、(カッコ)内は東京との気温差を示しています。
ロンドン | 最高気温 | 最低気温 |
---|---|---|
7月上旬 | 26.4 (-1.3) | 13.7 (-6.7) |
7月中旬 | 24.6 (-4.5) | 12.6 (-9.2) |
7月下旬 | 26.6 (-3.8) | 16.0 (-6.9) |
上旬・中旬・下旬の気温差
ロンドンでは7月の上旬、中旬、下旬では平均すると、2℃~3℃程度の気温差しかないように見えますが、実際には、一週間間隔で大きく変動することもあり、週によっては15℃近くの寒暖差がある場合もあります。
最高気温と最低気温の気温差
ロンドンでは気温が比較的低く、最高気温と最低気温では10℃~13℃の気温差があり、7月でも春の時期のように寒冷な日もあれば、30℃以上に気温が上がることもあります。
ロンドンと東京の気温差
東京とロンドンを比べると、-1℃~-7℃程度の気温差があり、ロンドンの空港到着時には、東京より涼しく感じることでしょう。
エディンバラの7月の気温の推移
エディンバラの7月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温
下表はエディンバラの7月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、(カッコ)内は東京との気温差を示しています。
エディンバラ | 最高気温 | 最低気温 |
---|---|---|
7月上旬 | 22.3 (-5.4) | 10.5 (-9.9) |
7月中旬 | 21.4 (-7.7) | 11.3 (-10.5) |
7月下旬 | 22.5 (-7.9) | 11.5 (-11.4) |
上旬・中旬・下旬の気温差
エディンバラでは7月の上旬と下旬では平均すると、1℃程度の気温差しかありませんが、急激に10℃くらい気温が上下に変動する週もあります。週替りで気温が大きく変動することもありますので急激な天候の変化に注意。
最高気温と最低気温の気温差
エディンバラでは7月は最高気温と最低気温では10℃~12℃の気温差があり、日中と朝晩では寒暖差を感じる日が多いでしょう。
エディンバラと東京の気温差
エディンバラは東京と比べると、-5℃~-11℃程度の気温差があり、7月でも初春のように寒冷な日も多く、エディンバラ到着時には東京と比べ肌寒く感じることでしょう。
イギリスの7月の天気
海外旅行が充実した楽しい旅になるかどうかは、現地の天気の良し悪しに影響を受けますね
そこで、以下では、イギリスの7月の現地の雨の状況を降水量の気象データで解説します。
最初に結論を言ってしまうと、イギリスの7月の雨の状況は降水量は少ないものの、降水日数が多いのが特徴。
イギリスの雨の状況
7月のイギリスの雨の心配はどうでしょうか? イギリスの主要都市の降水量について紹介します。
グラフはロンドン、リバプール、エディンバラの月別の降水量の年間推移を示しており、日本との雨の状況の違いが分かりやすいように、東京の降水量と比較しています。
年間を通してみると、イギリスの主要都市の降水量は東京と比べ、比較的少ないことがよく分かりますね。
ところが、降水日数は都市により若干異なりますが、どの都市もおおむね10日~15日前後となっていますので、一ヶ月の内の3日に一日か2日に一日は雨が降るということになります。
また、イギリス人は天気の話が好きと聞いたことはありますか?天気が変わりやすいことを例えた話ですが、特に夏の時期でもイギリスでは不安定な天気が多くなります。
下記で各都市の降水量を詳しくまとめておきますので、旅行時の訪問都市の天候の予測にお役立てください。
イギリスの7月の降水量
- ロンドンの7月の降水量:48mm/月
- リバプールの7月の降水量:63mm/月
- エディンバラの7月の降水量:63mm/月
- 東京の7月の降水量:154mm/月
上記の通り、イギリスの7月の降水量は比較的少なく、東京とは異なり、イギリスでは降水量は少ないですが、降水日数は比較的多いため注意。
7月のイギリス旅行の際には、日本のように大雨の心配をする必要はなさそうですが、小雨が降ることがあるため、折り畳み傘を一本持って行くことを忘れずに!
イギリスの7月の気候
- イギリスの気候:西岸海洋性気候
イギリスの気候区分は、西岸海洋性気候(Cfb)です。
イギリスの気候の特徴は、大西洋から流れ込む海流に大きく影響を受けています。暖かいメキシコ湾流の暖流を受けて、大西洋海流がイギリス沿岸部に流れ込んできます。
その結果、ロンドンは北海道のはるか北に位置する樺太北部とほぼ同緯度と高い緯度の割には、冬でも気温が比較的暖かく保たれるのが特徴です。一方、夏は比較的冷涼なのも特徴です。
地域ごとの気候の特徴として、冬季は東海岸に比べ西海岸の沿岸部の方が気温が高く、逆に、夏季には東海岸の方が気温が高くなります。
それでは、イギリスの7月の気候はどんな感じなのか?
年間を通して、気温の変動が穏やかなイギリスですが、緯度が高いため、東京のようにギラギラとした太陽が照りつけるような暑さではなく、東京と比べ気温がかなり低くなるため涼しいのが特徴。
そのため、7月にイギリス旅行をする場合は東京などの都市で例えると、5月頃の気候をイメージしてみてください。また、都市によっては小雨が降ることが多いため雨具の準備が必要です。
以下では、旅行出発前に注意したいことを含め、現地の気候に合った服装を詳しく紹介しましょう。
イギリスの7月の服装
イギリスの7月の服装選びのポイント
イギリスの7月の服装はどのような感じなのか?
内陸部の都市の季節感
イギリスでは7月の時期はエディンバラなどの沿岸に接していない都市や東海岸の都市では気温が比較的低く、時には最低気温が初春のように低く、肌寒くなる週があります。
そのため、7月でも上着と春の服装の両方が必要です。さらに、イギリス北部のスコットランドなどでは7月でも10℃を下回る日もあり、中に着ることができるフリースなどがあると安心ですね。
イングランド地区の季節感
ロンドンを含めたイングランド地区の都市では、週によっては涼しい春のような季節感となり、他の地区と比べると気温が少しだけ高くなります。
イングランド地区へ向かわれる方は東京の春の服装を中心に、急激な気温の変動にも備えられる服も準備しましょう。
具体的には、気温の変化にも対応できる脱ぎ着がしやすいカーディガンにカットソーやTシャツなど体温調整がしやすい服がおすすめです。
目的地はどこ?
以上のことを踏まえると、スコットランドのエディンバラなどの内陸部の都市ではやや気温が低くなることがあります。一方、イングランドではやや暖かくなります。
そのため、急激な気候の変化の際に防寒具としても役立つ、小雨を避けるためのカッパ代わりにもなるフード付きのウインドブレーカーなどがあると便利でしょう。
スコットランドやイングランドを両方楽しみたいという場合は、春の服+上着の両方を準備することなど、少しだけ工夫が必要になります。
紫外線対策
夏のイギリスは紫外線も強くなりがちですので、天気の良い日に外出をする時には、紫外線対策にも注意をしておきたいところ。紫外線対策として、UVカット帽子、UVカットカーディガン、UVカット日傘、UVカットクリームなどで対応しましょう。
イギリスの7月の服装の目安
アウター
【レディース】
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【メンズ】
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- カーディガン
- ウインドブレーカー
- フリース
トップス
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【メンズ】
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- Tシャツ
- カットソー
- プルオーバー
ボトムス
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【メンズ】
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- デニム
- 七分丈
- ワンピース
靴
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- スニーカー
- サンダル
その他
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- 帽子
- ショール
- サングラス
イギリスの7月の旅行情報
イギリスの7月の祝日は下記の通りです。
- オレンジマンの日(ボイン川の戦い記念日):7月12日、北アイルランド地区のみの祝日
7月のイギリスの祝日は北アイルランドのみ7月12日が休みとなる以外に、特に大きな行事やイベントはありません。
ただし、7月からはイギリスでも夏休みの夏季休暇になりますので、観光などの旅行客などで人の往来が多くなるため、ホテルや航空券はやや高くなる傾向。
飛行機の航空券は、たった数日だけ旅程が違うだけで、料金が大きく異なりますので、上手にお得な旅行を探してみてください。
この記事がイギリス旅行の計画の一助となり、皆さまのイギリス旅行が充実した楽しい旅行になることを心より願っています!
ここまで、ご覧頂きありがとうございます。
海外への航空券はもう手配済みですか? 下記より格安航空券の料金をご確認してみてください。
最後に、海外旅行を予定している方へ向けてですが、持ち物の準備は進んでいますか?
もし、まだ旅行の準備が終わっていないようでしたら…
コンパクトに海外旅行で必要なものだけに絞って、持ち物リストを作ってみましたので、ご覧ください。