台湾の4月の気温は何度？天気や気候に合った服装もCHECK！

台湾の4月の気温と服装について、気象データをもとに詳しく解説します。

4月末からはゴールデンウィークになるため、海外旅行を予定している方も多いでしょう。

近くて、安くて、気軽に楽しめるアジアの旅行先として、台湾が人気ですね。

4月の台湾旅行で気になるのが、現地の状況ではないでしょうか？

台湾の4月の気温は何度くらい？
台湾の4月の天気は良い？悪い？
4月の台湾では雨は多い？少ない？
台湾の4月の気候は暑い？暖かい？
4月の台湾での服装はどんな感じ？
4月の台湾旅行で注意点は？

4月に台湾への旅行を考えている方は、上記のような疑問を持っているかもしれませんね。

以下では、台湾気象局の気象データを参考に、台湾の4月の気温、天気、気候、天候、旅行時の服装、現地の祝日や注意点を紹介します。

最初に主要都市のポイントを挙げておくと、下記の通りです。

台湾の4月の気温19℃～29℃
台湾の4月は雨が次第に多くなり、台北は雨の日が多い
台湾の4月の服装は春の装いを中心にコーデ

台湾の4月の気温
台湾の4月の天気
台湾の4月の気候
台湾の4月の服装
台湾の4月の旅行情報
まとめ

台湾の4月の気温

4月	台北	台中	高雄	東京
最高気温	25.7℃	27.6℃	29.1℃	19.0℃
平均気温	21.9℃	23.1℃	25.4℃	13.9℃
最低気温	19.0℃	19.6℃	22.4℃	9.4℃

台湾の4月の気温は何度くらいなのか？

4月の台湾では、もう暑いのでしょうか？まだ涼しいのでしょうか？

上表は台北、台中、高雄の4月の月平均最高気温（℃）、平均気温（℃）、月平均最低気温（℃）を示しています。

4月の台湾の気温は東京と比べ高く、次第に暑くなる季節の節目になります。

以下では、気象統計データをもとに、台湾の平均気温の年間推移を確認して、4月の気温がどれくらいなのかをグラフや表で詳しく解説します。

台湾の平均気温の年間推移

台湾の平均気温（℃）

上のグラフは台湾の主要都市（台北、台中、高雄）の月別の平均気温の一年間の推移を示しています。

また、台湾と日本の気温の違いが分かるように、東京の月別平均気温と比較しています。

上のグラフの通り、年間を通して気温を見ると、台湾は気温が温暖で一年中暖かそうですね。

台湾の4月の気温

台湾の4月の気温について、月内はどのように変動するのか、上旬、中旬、下旬での気温の違いは？

以下では、観光スポットとして人気が高い台北と高雄の2つの主要都市の4月の月内の日ごとの最高気温と最低気温の推移を紹介します。

台湾と日本の気温の違いが分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温の過去平均値と比較しています。

※下表のカッコ内は東京と比較した場合の気温差を示しています。

台北の4月の気温の推移

台北	最高気温	最低気温
4月上旬	27.2 (+10.1)	18.8 (+11.2)
4月中旬	26.3 (+7.3)	20.1 (+10.6)
4月下旬	28.4 (+7.7)	22.2 (+11.0)

台北の4月の気温の推移の特徴として、上のグラフの通り、週間隔で気温が上下に変動します。このように「台湾の天候は変わりやすい」ことをよく示しています。

また、最高気温と最低気温の気温差である日較差は比較的小さく、一日の内で寒暖差はあまり感じないでしょう。

台湾と日本の気温差に注目すると、東京の気温より7℃～11℃程度高くなりますので、台北到着時には、やや暑く感じることでしょう。

高雄の4月の気温の推移

高雄	最高気温	最低気温
4月上旬	27.2 (+10.1)	19.8 (+12.2)
4月中旬	30.4 (+11.4)	23.4 (+13.9)
4月下旬	29.8 (+9.1)	24.4 (+13.2)

高雄の4月の気温の推移の特徴は、急激な気温の変化は少なく、週ごとに気温が徐々に上昇しているのが分かりますね。

また、最高気温と最低気温の気温差である日較差は小さく、通常は一日の寒暖差はあまり感じないでしょう。

高雄と日本の気温差に注目すると、東京の気温より9℃～14℃程度高くなりますので、日本から高雄に到着時には、随分と暑く感じることでしょう。

台湾の4月の体感温度

4月	台北	台中	高雄	東京
湿度/%	77.8	77.3	75.1	62.0
不快指数	64.1	65.1	67.0	57.6

台湾の4月の湿度

台湾の相対湿度（%）の年間推移

グラフは台湾の湿度に関する気象データをまとめたものです。

各都市で若干の違いはありますが、年間を通して東京と比較してみると、台湾の湿度はとても高いことを示しています。

台湾の4月の湿度は73～80%程度で、東京と比べると、南国特有の暖かい風を感じる季節になり、湿度は高くなりますが、体感温度はどうでしょうか･･･。

台湾の4月の不快指数

台湾の不快指数の年間推移

グラフは台北、台中、高雄の各都市の不快指数をまとめたものです。

不快指数とは、気温と湿度の両面から感じる体感温度を示すもので、60～70が快適な指数になります。

東京と比べると、年間を通して、台湾の不快指数が非常に高いことが分かります。

台湾の4月の不快指数は64～67となっていますので、月平均では比較的快適な体感温度だということを示しています。

あくまで、月平均の指数になりますので、気温が高く、雨が多い週は、湿度も高くなり、蒸し暑さを感じる季節が始まります。

台湾の4月の天気

4月	台北	台中	高雄	東京
降水量/mm	177.8	145.4	69.8	124.5
降水日数	14.9	11.8	5.8	9.9

降水量

台湾の降水量の年間推移

グラフの通り、台湾の4月の降水量は、都市ごとに異なるのが特徴です。

ただし、各都市に注目すると、台北をはじめとした台湾北部の雨量は多くなります。一方、台湾南部の台南、高雄などの都市では雨量が比較的少なくなります。

降水日数

台湾の降水日数の月別年間推移

グラフが示している通り、台北をはじめとした台湾北部の都市では4月の降水日数は15日程度となっているため、2日に1日程度は雨が降ることになります。小雨が降る日が多いのが特徴でしょう。

一方、台湾の4月の降水日数は南部へ行くほど少なくなり、高雄ではほとんど雨が降ることがなくなり、この時期は天気が良いことで知られています。

日照時間

台湾の日照時間の月別年間推移

グラフの通り、日照時間から分かるように、4月の台湾では台北では雨や曇りの日が多いため、日が差している時間が少ないですが、高雄や台南などの台湾南部では天気が良い日が多いため、日照時間が長くなる傾向です。

台湾の4月の気候

温暖湿潤気候：台湾北部～中部
亜熱帯モンスーン気候：台湾南部

台湾の気候区分は、温暖湿潤気候（Cfa）と亜熱帯モンスーン気候(Am)に大きく区分されます。

台湾中部の嘉義付近を境界に台湾北部から中部までは年間を通して比較的温暖な気候、台湾南部は夏季季節風の影響を受けやすく亜熱帯気候とされています。

台湾には四季があり、季節区分を月ごとに示すと下記のようになります。

春：3月～4月
夏：5月～10月
秋：11月
冬：12月～2月

それでは、台湾の4月の気候はどのような季節感なのか？

台湾の4月の気候は、上記の通り、春から初夏へ季節が移行する時期になり、気温が徐々に上がりますが、時には急に寒くなることもあり、天候が不安定な時期です。

以下では、旅行出発前に注意したいことを含め、現地の気候に合った服装を詳しく紹介しましょう。

台湾の4月の服装

台湾の4月の服装はどのような感じなのか？

台湾の4月の服装選びのポイント

台湾の4月の服装選びの際のポイントをいくつか紹介します。

都市により季節が違う？

上のグラフで紹介したように、台北では気温がグッと下がり、初春のような寒さの日もあります。一方、高雄では初夏のような暑さの始まりを感じる季節になります。

そのため、訪問する都市により服装が異なるため、目的地に応じて用意する服を準備するとよいでしょう。

暖かい週は上着は必要ありませんが、寒くなる週には上着が必要ですので、コンパクトに畳めるウインドブレーカーやカーディガンがおすすめ。

冷房対策

台湾では暑くなる季節は屋内は冷房が強めに設定されています。また、交通機関の車内やホテルなどの屋内は、通年で湿度管理とカビ対策として機能しています。

そのため、室内ではカーディガンなどの長袖の服を準備しましょう。特に、冷え性の方や冷房に弱い方は、電車やレストランなどではロングパンツやロングスカートの方が無難です。

虫刺され対策

少し気温が高くなり、雨が降ると、蚊などの虫が多く発生するため、虫刺され対策が必要になります。具体的には、長袖長ズボンを準備すれば、虫刺されを充分に防ぐことができます。

もし必要であれば、虫除けスプレー、虫刺され薬、携帯用虫除けリキッドなどを準備すると安心です。

特に、冬の時期はホテルの部屋の中に蚊が入ってきて、就寝時に蚊の音に悩まされることがありますので、虫除けスプレーが効果的です。