タヒチの3月の気温は何℃？服装は？

タヒチの3月の気温と服装について、気象データを参考に現地事情を詳しく解説します。

フランス領ポリネシア・タヒチ島は、美しい海と豊かな自然が魅力の常夏の楽園！

観光やビーチアクティビティなどでタヒチへの旅行を予定していますか？

3月のタヒチへの出発前には、現地の状況が気になるのではないでしょうか。

タヒチの3月の気温は何℃くらい？
タヒチの3月の天気は良い？悪い？
タヒチの3月は雨が多い？少ない？
3月のタヒチの気候は暑い？快適？
3月のタヒチ旅行の服装はどう？
3月のタヒチ旅行での注意点は何？

3月にタヒチへの旅行を検討している方は、上記のような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか？

そこで、以下では気象データをもとに、3月のタヒチ島の気温、天気、気候、天候、旅行時の服装、この時期のタヒチにおける祝日や旅行情報をご紹介します。

最初にポイントだけを挙げておくと、下記の3つになります。

タヒチの3月の平均気温は27.7℃
タヒチの3月の天気について、スコールの雨が非常に多い
タヒチの3月の服装は夏服に紫外線防止の上着が必要

タヒチの3月の気温

タヒチの気候・季節感

タヒチ：熱帯雨林気候

タヒチの気候区分（ケッペン気候区分）は、熱帯雨林気候となります。

タヒチは南太平洋に浮かぶ孤島のため、一年を通して温暖で、気温の変化がほとんどありません。

そのため、通年で常夏の季節となります。

タヒチの季節について、通年で雨が多いのが特徴で、雨季と乾季の分化がはっきりとしているわけではありませんが、雨が少ない時期と多い時期は、下記の通りです。

雨が少ない時期：４月〜１１月
雨が多い時期：１２月・１月〜３月

タヒチの3月の気候は、どのような季節感なのでしょうか？

タヒチの3月の気候は、夏の季節で、気温が高く、雨も多いため、雨の日は高温多湿で蒸し暑いですが、晴れの日は過ごしやすいのが特徴です。

タヒチの気温の年間推移

タヒチの気温（℃）の年間推移

以下では、タヒチの3月の気温が、どれくらいなのかを日本（東京）の平均気温と比較して解説します。

上のグラフは気象統計データをもとにしたタヒチの気温の年間推移です。

タヒチの最高気温（赤線）、平均気温（橙線）、最低気温（青線）を示しています。

また、タヒチと日本の気温の違いがよく分かるように、東京の月平均気温（黒線）とも比較しています。

グラフの通り、年間気温の推移を見ると、タヒチは日本の夏の季節より、年間を通して、気温が高いことがよくわかりますね。

タヒチの3月の気温

タヒチの3月の気温は何℃？

タヒチの3月の気温は何℃くらいなのか？

3月のタヒチでは、暑いのでしょうか？快適なのでしょうか？

タヒチの3月の最高気温：31.2℃
タヒチの3月の平均気温：27.7℃
タヒチの3月の最低気温：24.7℃

※上記の気温は、タヒチの当月の月平均最高気温、月平均気温、月平均最低気温を示しています。

タヒチの3月の気温の特徴

タヒチの3月の気温（℃）

上のグラフはタヒチの3月の日ごとの気温の月間推移を示しています。

当月の日ごとの最高気温（℃）、最低気温（℃）と併せて、東京の平均気温の平年値と比較しています。

タヒチの3月の上旬・中旬・下旬の気温

タヒチの3月の上旬・中旬・下旬の気温について、おおむね20℃〜30℃強の範囲で推移しています。

週ごとの気温について、気温の変動は小さく、最高気温は30℃以上、最低気温は25℃前後です。

週ごとの気温差は5℃以下と、月内の週ごとの気温の変化はほとんどありません。

タヒチの3月の日較差

日較差とは、気温が最も高くなる日中と気温が最も低くなる朝晩の気温差です。

3月のタヒチでは、一日の気温差に関して、最高気温と最低気温では5℃強の気温差となっています。

日中は真夏日が続き、朝晩も比較的高い気温が続きます。

タヒチと東京の気温差

タヒチと東京の気温差について、3月には気温差が20℃程度あり、タヒチの方がはるかに高いため、東京からタヒチに到着した際には、とても暑く感じることでしょう。

タヒチの3月の天気

タヒチへの出発前には、現地の天気の良し悪しが気になりますね。

特に、現地の雨の状況が心配ではないでしょうか？

そこで、以下では、タヒチの3月の雨の状況を降水量の気象データで解説します。

タヒチの降水量の年間推移

タヒチの降水量（mm/月）の年間推移

以下では、タヒチの3月の降水量について詳しく紹介します。

青色の棒グラフの推移は、タヒチの月別の降水量（mm/月）の年間推移を示しています。

そして、日本との降水量の違いがよく分かるように、東京の降水量と比較しています。

タヒチでは月別の降水量は、一年を通して多いのが特徴ですが、特に貿易風の影響を受け、１２月・１月〜３月は多雨となる傾向です。

以下で、タヒチと東京の3月の降水量を詳しくまとめておきますので、旅行時の天候の予測にお役立てください。

タヒチの3月の降水量

タヒチの3月の降水量：182mm/月
東京の3月の降水量：118mm/月

タヒチの3月の天候

3月のタヒチでの降水日数について、下記の通りです。

17日／31日（2023年3月実績）
3日／31日（2022年3月実績）
6日／31日（2021年3月実績）

※降水日数とは、一日あたり1.0mm以上の降水があった一ヶ月間の日数

3月のタヒチでは、年により大きく異なりますが、雨の日が比較的多いことが予測されますので、雨対策の準備をしておくと安心でしょう。

ただし、一日中、雨が降り続けたり、毎日、シトシトと降り続けるようなことはなく、土砂降り後に、すぐに晴れることが多いのが特徴です。

タヒチの3月の服装

以下では、旅行出発前に注意したいことを含め、現地の気候に適した服装を詳しく紹介します。

タヒチの3月の服装選びのポイント

タヒチの3月の服装は、どのような感じなのか？

服装選びのポイントは、雨対策、紫外線対策、虫刺され対策となります。

雨対策

この時期は雨が多い時期ですので、雨対策の準備をしておくと安心でしょう。

具体的には、雨の日は足元が悪くなりますので、長ズボンの裾が濡れやすくなります。

そのため、七分丈パンツやハーフパンツ、ショートパンツなどが重宝されます。

また、雨の日には、スニーカー以外にもサンダルかビーチサンダルを持っていくと重宝します。

雨対策グッズ

折り畳み傘
レインコート、ポンチョ
サンダル、ビーチサンダル

湿度対策

現地では、湿度の高さが特徴的ですが、気温と相まって、湿度が高いため、体感温度が高くなります。

そのため、気温以上に暑く感じることがあるでしょう。

汗をかきやすくなりますので、サラッとした素材の服がおすすめです。

紫外線対策

タヒチは緯度が低いため、一年中、紫外線が強くなります。

一年を通して、紫外線指数（UVインデックス）は高い傾向です。

天気の良い日は太陽の日差しが当たりますので当然ですが、曇りの日でさえも紫外線は容赦なく皮膚を襲います。

特に晴れている時には、30分程度、ビーチなどに外出するだけでも日焼けして、肌が弱い人はヒリヒリし始めます。

日中に外出する時には紫外線対策が必須となります。

紫外線対策グッズ

帽子（UVカット）
サングラス
日傘（雨晴れ兼用が便利）
UVカットクリーム

虫刺され対策

一般的に、蚊の吸血活動は26℃から31℃くらいが最も盛んで、15℃以下にならないと活動を停止しないとされています。

現地では、一年中、気温が高いため、日常的に蚊が発生します。

特に、近くに淀んだ池や水溜りなどがある場所には蚊が多く潜んでいます。

蚊などの虫刺されを媒介として感染する伝染病にも注意が必要でしょう。

そのため、旅行前には虫刺され対策が必須となります。

虫刺されグッズ

虫除けスプレー
虫刺され薬
薄手の羽織もの＋長ズボン

タヒチの3月の服装の目安