ノルウェーの6月の気温と服装は？気候と天気も旅行出発前に確認を！

ノルウェーの6月の気温と服装について、現地の気温、天気、気候に関するグラフや表を交えて詳しく紹介します。

6月は梅雨の時期にあたり、ジメジメとした天候に加えて、祝日がなく休みも少ないためストレスが溜まりますね。

休みを取得して、涼しい国へ海外旅行へ行きたい！と思っている方も多いでしょう。

ノルウェーは長い歴史、白夜や極夜などの北極圏特有の現象が知られており、特に春から夏の時期は人気が高い観光地です。

海外旅行前にはノルウェー現地の6月の状況が気になるのではないでしょうか？

ノルウェーの6月の気温は何度くらい？
ノルウェーの6月の天気は良い？悪い？
6月のノルウェーでは雨が多い？少ない？
ノルウェーの6月の気候は涼しい？寒い？
6月のノルウェー旅行の服装はどんな感じ？
6月のノルウェー旅行での注意点は何？

はじめての6月のノルウェーへの旅行を考えている方は、上記のような疑問を持っている方も多いことでしょう。

そこで、6月のノルウェーの気温、気候、天気、天候、旅行時の服装と準備について、気象データをもとにした分かりやすいグラフや表で詳しく紹介します。

ノルウェーの6月の気温
ノルウェーの6月の天気
ノルウェーの6月の気候
ノルウェーの6月の服装
6月のノルウェー旅行の注意点
ノルウェーの6月の行事と旅行情報

ノルウェーの6月の気温

6月	オスロ	ベルゲン	トロンハイム
最高気温	20.0℃	15.3℃	16.4℃
平均気温	15.3℃	11.9℃	12.0℃
最低気温	10.5℃	8.5℃	7.7℃

ここでは、ノルウェーの下記の3つの主要な都市の6月の気温について紹介しています。

オスロ：ノルウェーの首都
ベルゲン：ノルウェー南部の第2の都市
トロンハイム：ノルウェー中部の第3の都市

ノルウェーの6月は、東京と比べると、どの都市も気温が低いことが分かりますね。

ノルウェー・オスロの6月の最高気温は20.0℃
ノルウェー・オスロの6月の平均気温は15.3℃
ノルウェー・オスロの6月の最低気温は10.5℃

※上記は月平均最高気温、日ごと平均気温、月平均最低気温を示しています。

ノルウェーの平均気温の年間推移

グラフはオスロ、ベルゲン、トロンハイムの月別の平均気温（℃）で一年間の推移と東京との比較を示しています。

ノルウェーは、グラフの通り、地理的位置関係により気温が異なり、南北では寒暖差があります。

オスロの6月の気温の推移

グラフはオスロの6月の1ヶ月間の日ごとの最高気温と最低気温（過去実績）の変動を示しています。

オスロと日本の気温の違いが分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温の推移を併せて比較しています。

オスロと東京では、6月の月内の気温はオスロの方が低いレンジで推移しているのがよく分かります。

そして、6月の気温の推移を見て分かる通り、月内の気温は週ごとに上下の変動を繰り返しながら、日較差が若干あることを示しています。

オスロの6月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

オスロ	最高気温	最低気温
6月上旬	18.9 (-6.1)	7.1 (-9.8)
6月中旬	18.8 (-6.6)	8.9 (-9.1)
6月下旬	22.6 (-3.6)	7.9 (-11.2)

上表はオスロの6月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温です。

日本との違いが分かるように、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

上旬・中旬・下旬の気温差

オスロでは6月の上旬、中旬、下旬では数℃程度の気温差があり、下旬に向けて上昇し、最大で15℃以上の気温差があります。

最高気温と最低気温の気温差

6月の最高気温と最低気温では10℃～15℃ほど気温差があり、一日の内では日中と朝晩での日較差は大きいことを示しています。

オスロと東京の気温差

オスロと東京を比べると、気温は-3℃～-11℃の気温差があり、ノルウェー到着時には、まだまだ寒さを感じることでしょう。

ノルウェーの6月の天気

ノルウェーの6月の天気は良い？悪い？

6月のノルウェー旅行では雨は多い？少ない？

6月のノルウェー旅行中には現地での雨が心配ですよね。

以下では、ノルウェーの6月の天気について、雨の状況や降水量などの気象データをもとに現地の状況を紹介します。

6月のノルウェー旅行を計画する時に、天候を判断する際の参考にしてみてください。

ノルウェーの6月の降水量

グラフはノルウェーの主要都市の年間の月別の降水量を示しており、東京の降水量との比較です。

ノルウェーの降水量の年間推移

オスロの6月の降水量：71mm/月
ベルゲンの6月の降水量：136mm/月
トロンハイムの6月の降水量：67mm/月
東京の6月の降水量：168mm/月

上記の通り、6月のノルウェーの降水量は都市により異なります。沿岸部の都市では降水量が多くなります。それでは、雨の日数はどうでしょうか？

ノルウェーの6月の降水日数

ノルウェーの降水日数

オスロの6月の降水日数：10.1日/月
ベルゲンの6月の降水日数：16日/月
東京の6月の降水日数：11.4日/月

6月のノルウェーでは降水日数は都市により異なります。旅行中、沿岸都市では雨の日が多いということを踏まえて、旅程を組むとよいでしょう。

ノルウェーの6月の日照時間

ノルウェーの日照時間

ノルウェーは緯度が高いため、6月は日照時間が最も長くなる季節です。春になり、天気が良い都市では観光を楽しむ時間は十分とれるでしょう。

ノルウェーの6月の気候

ノルウェーの6月の気候は、現地ではどのような状況なのか？

ノルウェーはヨーロッパの北部で国土は南北に長く、気候区分は下記の通りになります。

ノルウェー南部・沿岸部：西岸海洋性気候
ノルウェー内陸部：冷帯湿潤気候
ノルウェー山間部：ツンドラ気候

ノルウェーの気候は、上記の通り、国土の西海岸沿岸部は西岸海洋性気候で、夏は涼しく、冬は比較的温暖なことが特徴です。一方、内陸部は冷帯湿潤気候とツンドラ気候となります。

オスロの緯度は北海道の択捉島よりもはるかに高く、北緯59度にもかかわらず、北大西洋海流からの暖流の影響を受けており、内湾に位置しているため、比較的暖かいことで知られています。

緯度が高いノルウェー特有の気象現象として、白夜と極夜が知られています。白夜は夏季に太陽が沈まない、極夜は冬季に太陽が昇らない現象です。白夜になると一日中明るい日が続き、逆に極夜になると、お昼の数時間だけ薄明かるくなり、すぐに陽が沈みます。

ノルウェーの6月の気候は、どのような季節感なのか？

ノルウェーの春の気候は比較的温暖だとされていますが、それでも緯度が高いため、東京の初春のようなイメージになります。

緯度が高いノルウェー北部エリアでは白夜の季節となり、夜になっても明るい日が続くのもこの時期の特徴です。

ここまで紹介してきた気温や天気の気象情報から分かるノルウェーの6月の気候の特徴をまとめておきます。

気温は東京よりも低く、気候は冷涼
沿岸部は雨がやや多く、湿度も高め
天気は沿岸部は悪く、内陸部は乾燥する
不快指数や体感温度は低め
白夜が始まるため、夜も明るい季節
東京の初春の時期のイメージ

ノルウェーの6月の服装

ノルウェーの6月の気候に適した服装は、どのような感じなのか？

この時期に東京からノルウェーへ旅行へ行く場合は、どのような服装を準備すればよいのか？旅行時の注意点を含め、6月のノルウェーの旅行時の服装が気になるところですね。

ノルウェーでは6月には温暖冷涼な季節で、天気が良い日は暖かく過ごしやすくなります。朝晩は肌寒い日もあるため、寒暖の差に対応した服装の準備を。

以下では、ノルウェーの6月の服装選びのポイント、ノルウェーの現地事情に合った服装の目安、気候や天候に適したコーデを画像を交えて詳しく紹介します。

ノルウェーの6月の服装選びのポイント

ノルウェーの6月の服装選びのポイントは寒暖差に対応した服装。朝晩の冷え込みがありますので、上着にセーター等の用意も必要でしょう。

アウターの上着はマウンテンジャケットやライトダウンジャケットなどが◎。都市によってはニット帽子・マフラー、手袋などの防寒具も必要でしょう。

また、寒暖差に対応するため、脱ぎ着のしやすく、重ね着がしやすい服がおすすめです。

履き物は歩きやすいスニーカーかショートブーツなどがよいでしょう。

東京の初春の服装が必要
トップスは「上着＋ニットセーター」など
ボトムスはロングパンツやデニムがおすすめ
履き物は歩きやすいスニーカーやショートブーツ