ニューデリーの7月の気温は何℃？服装は？

ニューデリーの7月の気温と服装について、気象データを参考に現地事情を詳しく解説します。

異国情緒を感じられる建造物、エスニックな食文化が魅力で、インド最大の都市であり首都・ニューデリー！

観光やビジネスでニューデリーへの旅行を計画中でしょうか？

7月のニューデリーへの出発前には、現地の状況が気になるのではないでしょうか。

ニューデリーの7月の気温は何℃くらい？
ニューデリーの7月の天気は良い？悪い？
ニューデリーの7月は雨が多い？少ない？
7月のニューデリーの気候は暑い？涼しい？
7月のニューデリー旅行の服装はどう？
7月のニューデリー旅行での注意点は何？

7月にニューデリーへの旅行を検討している方は、上記のようなことを事前に知っておくと安心ですね。

そこで、以下では気象データをもとに、7月のニューデリーの気温、天気、気候、天候、旅行時の服装、この時期のニューデリーにおける祝日や旅行情報をご紹介します。

ニューデリーの7月の気温

ニューデリーの気候・季節感

ニューデリーの気候：温帯夏雨気候（Cwa）

ニューデリーの気候区分は、温帯夏雨気候となります。

ニューデリーでは、一年で雨季、乾季、暑季が繰り返されるのが大きな特徴です。

ニューデリーの季節について、雨季と乾季と暑季の分化がハッキリとしており、下記の通りです。

暑季：４月〜６月
雨季：７月〜９月
乾季：１０月〜３月

温帯夏雨気候の特徴は、乾季と暑季には雨がほとんど降らず、雨季には1日に何度もスコールにより大雨がもたらされます。

ニューデリーの7月の気候は、どのような季節感なのでしょうか？

ニューデリーの7月の気候は、雨季のため、気温が少し下がるものの、非常に蒸し暑くなります。

ニューデリーの気温の年間推移

ニューデリーの気温（℃）の年間推移

以下では、ニューデリーの7月の気温が、どれくらいなのかを日本（東京）の平均気温と比較して解説します。

上のグラフは気象統計データをもとにしたニューデリーの気温の年間推移です。

ニューデリーの最高気温（赤線）、平均気温（橙線）、最低気温（青線）を示しています。

また、ニューデリーと日本の気温の違いがよく分かるように、東京の月平均気温（黒線）とも比較しています。

グラフの通り、年間気温の推移を見ると、通年で日本（東京）よりも気温が高く、年間の半分が猛暑に見舞われ、冬は温暖な気候であることがよくわかります。

ニューデリーの7月の気温

ニューデリーの7月の気温は何℃？

ニューデリーの7月の気温は何℃くらいなのか？

7月のニューデリーでは、暑いのでしょうか？涼しいのでしょうか？

ニューデリーの7月の最高気温：35.3℃
ニューデリーの7月の平均気温：31.4℃
ニューデリーの7月の最低気温：27.0℃

※上記の気温は、ニューデリーの当月の月平均最高気温、月平均気温、月平均最低気温を示しています。

ニューデリーの7月の気温の特徴

ニューデリーの7月の気温（℃）

上のグラフはニューデリーの7月の日ごとの気温の月間推移を示しています。

当月の日ごとの最高気温（℃）、最低気温（℃）と併せて、東京の平均気温の平年値と比較しています。

ニューデリーの7月の上旬・中旬・下旬の気温

ニューデリーの7月の上旬・中旬・下旬の気温について、上旬から下旬へ向けて上がり、おおむね25℃〜40℃の範囲で推移しています。

週ごとの気温について、最高気温は30℃〜40℃、最低気温は25℃〜30℃くらいです。

週ごとの気温差は10℃程度と、月内の寒暖差は週によっては比較的大きくなります。

ニューデリーの7月の日較差

日較差とは、気温が最も高くなる日中と気温が最も低くなる朝晩の気温差です。

7月のニューデリーでは、一日の気温差に関して、最高気温と最低気温では10℃前後の日較差となっています。

日中は猛暑日が多く、朝晩も蒸し暑い日が多くなる傾向です。

ニューデリーと日本の気温差

ニューデリーと日本（東京）の気温差について、7月には気温差が5℃程度あり、ニューデリーの方がやや高いため、東京からニューデリーに到着した際には、とても暑く感じることでしょう。

ニューデリーの7月の天気

ニューデリーへの出発前には、現地の天気の良し悪しが気になりますね。

特に、現地の雨の状況が心配ではないでしょうか？

そこで、以下では、ニューデリーの7月の雨の状況を降水量の気象データで解説します。

ニューデリーの降水量の年間推移

ニューデリーの降水量（mm/月）の年間推移

以下では、ニューデリーの7月の降水量について詳しく紹介します。

青色の棒グラフの推移は、ニューデリーの月別の降水量（mm/月）の年間推移を示しています。

そして、日本との降水量の違いがよく分かるように、東京の降水量と比較しています。

デリーでは月別の降水量について、乾季・暑季にあたる１０月〜１２月・１月〜５月頃までは雨が非常に少なく、雨季にあたる７月〜９月まではスコールによる豪雨となることが多くなります。

以下で、ニューデリーと東京の7月の降水量を詳しくまとめておきますので、旅行時の天候の予測にお役立てください。

ニューデリーの7月の降水量

ニューデリーの7月の降水量：187mm/月
東京の7月の降水量：154mm/月

ニューデリーの7月の天候

7月のニューデリーでの降水日数について、下記の通りです。

11日／31日（2023年7月実績）
12日／31日（2022年7月実績）
12日／31日（2021年7月実績）

※降水日数とは、一日あたり1.0mm以上の降水があった一ヶ月間の日数

7月のニューデリーでは、年によって若干異なりますが、スコールの大雨になる日が多いことが予測されますので、持ち運びしやすいポンチョや雨合羽などの準備が必要です。

ニューデリーの7月の服装

以下では、旅行出発前に注意したいことを含め、現地の気候に適した服装を詳しく紹介します。

ニューデリーの7月の服装選びのポイント

ニューデリーの7月の服装は、どのような感じなのか？

服装選びのポイントは、紫外線対策、虫刺され対策、雨対策になります。

また、宗教施設を訪れる際に注意したい点も参考にしてください。

紫外線対策

ニューデリーは緯度が比較的低いため、一年中、紫外線が強くなります。

一年を通して、紫外線指数（UVインデックス）は高い傾向です。

天気の良い日は太陽の日差しが当たりますので当然ですが、曇りの日でさえも紫外線は容赦なく皮膚を襲います。

特に晴れている時には、30分程度、ビーチなどに外出するだけでも日焼けして、肌が弱い人はヒリヒリし始めます。

日中に外出する時には紫外線対策が必須となります。

紫外線対策グッズ

帽子（UVカット）
サングラス
日傘（雨晴れ兼用が便利）
UVカットクリーム

虫刺され対策

一般的に、蚊の吸血活動は26℃から31℃くらいが最も盛んで、15℃以下にならないと活動を停止しないとされています。

現地では、一年中、気温が比較的高いため、日常的に蚊が発生します。

特に、近くに淀んだ池や水溜りなどがある場所には蚊が多く潜んでいます。

蚊などの虫刺されを媒介として感染する伝染病にも注意が必要でしょう。

そのため、旅行前には虫刺され対策が必須となります。

虫刺されグッズ

虫除けスプレー
虫刺され薬
薄手の羽織もの＋長ズボン

雨対策

7月は雨季にあたりますので、雨が非常に多い時期です。

そのため、雨が突発的に降ることもあり、その際は足元が悪くなることもあります。

このような事情を考慮して、スニーカー以外にもサンダルかビーチサンダルを持っていくと便利でしょう。

湿度対策

現地の7月の気候は、湿度の高さが特徴的ですが、体感温度が非常に高くなります。

そのため、気温以上に蒸し暑く感じることがあるでしょう。

汗をかきやすくなりますので、速乾性のサラッとした素材の服がおすすめです。

宗教上の注意

インドでは、宗教上好ましいと思われない服装がありますので、思わぬトラブルを回避するためにも、下記を参考に現地での服装を検討してみてください。

ヒンドゥー教の寺院を訪れる際は、女性は足が隠れる服装が望ましく、丈の長いパンツやスカートを着用する、男女を問わず牛皮製品を身につけない、敷地内では必ず靴を脱ぐ等注意してください。また、イスラム教の寺院を訪れる際は、男女とも極力肌を隠した服装を心掛けてください。

出典：外務省

ニューデリーの7月の服装の目安