イタリアの7月の気温と服装-現地の天気と気候に適した服のコーデ

イタリアの7月の気温と服装について、気象データを参考に詳しく解説します。

7月になると夏本番の暑い季節が到来しますが、みなさまの予定はいかがでしょうか?

7月には海の日という祝日もあり、学校は7月下旬から夏休みに入りますね。

このような連休や長期休暇を利用して、海外旅行を検討している方も多いことでしょう。

1週間程度の休暇で海外旅行をするのであれば、ヨーロッパ旅行がおススメ。

欧州旅行の際には、本場のサッカーを観戦、本場のピザを堪能、そして歴史に名を残す観光スポットが同時に楽しめるイタリア!

そこで、7月のイタリア旅行を予定している方は現地状況が気になるところではないでしょうか?

  1. イタリアの7月の気温は何度くらい?
  2. イタリアの7月の天気は良い?悪い?
  3. 7月にはイタリアでは雨は多い?少ない?
  4. イタリアの7月の気候は暑い?涼しい?
  5. 7月のイタリア旅行の服装はどうしたらいい?
  6. 7月のイタリア旅行での注意点は何?

7月にイタリア旅行を予定している方は、上記のような疑問を持っている方もいることでしょう。

そこで、以下では気象データをもとに、7月のイタリアの気温、天気、気候、天候、旅行時の服装、この時期のイタリアのイベントや旅行情報をご紹介します。

 

イタリアの7月の気温

7月ローマミラノベネチア
最高気温30.6℃29.3℃27.4℃
平均気温24.4℃23.8℃22.9℃
最低気温18.3℃18.3℃18.4℃

イタリアの7月の気温は何度くらいなのでしょうか?

上表はローマ、ミラノ、ベネチア(ヴェネツィア)の7月の最高気温(℃)、平均気温(℃)、最低気温(℃)を示しています。

7月のイタリアの気温は東京と同じ程度です。

以下では、気象統計データにより、イタリアの平均気温の年間推移を概観して、7月の気温がどれくらいなのかをグラフや表を用いて詳しく解説します。

イタリアの平均気温の年間推移

イタリアの平均気温の年間推移

イタリアの平均気温の年間推移

上のグラフはローマ、ミラノ、ベネチアの月別の平均気温の一年間の推移を示しています。

また、イタリアと日本の気温の違いが分かるように、東京の月別平均気温も含めて、イタリアの各都市と東京の気温を比較しています。

ご覧の通り、年間を通して気温を見ると、時期により都市ごとに気温の差が若干あることが分かりますね。

イタリアの7月の気温の特徴

  • ローマとミラノの最高気温は30℃程度最低気温は18℃
  • ベネチアの最高気温は27℃最低気温は18℃程度
  • 東京と比べ、イタリアの主要都市の気温はわずかに低い
  • 湿度が高い東京と比べると、イタリアはやや冷涼

イタリアの7月の気温の推移

イタリアの7月の上旬、中旬、下旬の気温の推移について、グラフと表で詳しく紹介します。

下のグラフで示している通り、イタリアの7月の気温は上旬~下旬に向けて、緩やかな変動を繰り返しながら少しづつ上昇しています。

そして、7月の上旬と下旬では気温が少し異なるため、一週間以上の旅行の場合は現地の気温の違いを感じることもあるかもしれません。

そこで、以下では観光地として人気が高いローマとミラノについて、イタリアの7月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移を紹介します。

下記の気温は7月1日~31日までの日ごとの過去の最高気温と最低気温を示しています。

また、イタリアと日本では、気温差がどれくらい違うのか分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温で比較しています。

ローマの7月の気温の推移

ローマの7月の気温の推移

ローマの7月の日ごとの気温の推移

 ローマの7月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

下表はローマの7月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、(カッコ)内は東京との気温差を示しています。

ローマ最高気温最低気温
7月上旬31.2 (+3.5)19.7 (-0.7)
7月中旬32.3 (+3.2)20.1 (-1.7)
7月下旬32.6 (+2.2)20.6 (-2.3)
上旬・中旬・下旬の気温差

ローマでは7月の上旬、中旬、下旬では平均すると2℃程度の気温差しかなく、一ヶ月間の気温差は小さい。一週間間隔でゆったりと気温が変化しますが、急激に気温が変化することは少ないでしょう。

最高気温と最低気温の気温差

ローマでは気温が比較的高く、最高気温と最低気温では11℃~12℃の気温差があり、日中は暑くても、夕方以降は過ごしやすい日も多いです。

ローマと東京の気温差

東京とローマを比べると、-2℃~+3℃程度しか気温差はありませんが、湿度が高い東京と比べると、空港に到着時には過ごしやすく快適に感じることでしょう。

ミラノの7月の気温の推移

ミラノの7月の気温の推移

ミラノの7月の日ごとの気温の推移

ミラノの7月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

下表はミラノの7月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、(カッコ)内は東京との気温差を示しています。

ミラノ最高気温最低気温
7月上旬30.5 (+2.8)19.8 (-0.6)
7月中旬30.9 (+1.8)19.4 (-2.4)
7月下旬31.5 (+1.1)20.2 (-2.7)
上旬・中旬・下旬の気温差

ミラノでは7月の上旬と下旬では1℃程度の気温差しかなく、一週間間隔でゆったりと変動しながら、気温は上がります。大きな気温変化はないため、現地では過ごしやすいでしょう。

最高気温と最低気温の気温差

ミラノでは7月は最高気温と最低気温では10℃~11℃程度の気温差があり、日中と朝晩では寒暖差を感じることが多いでしょう。

ミラノと東京の気温差

ミラノは東京と比べると、最大で-3℃~+3℃程度の気温差がありますが、雨が多く湿度が高い東京と比べると、ミラノ到着時には快適に感じることでしょう。

 

イタリアの7月の天気

海外旅行が充実したものになるかどうかは、現地の天気の良し悪しに左右されることが多いですね。

そこで、以下では、イタリアの7月の現地の雨の状況を降水量の気象データで解説します。

イタリアの雨の状況

イタリアの降水量の年間推移

イタリアの降水量の年間推移

イタリアの雨の状況はどうでしょうか? イタリアの主要都市の降水量について紹介します。

グラフはローマ、ミラノ、ベネチアの月別の降水量の年間推移を示しており、日本との雨の状況の違いが分かりやすいように、東京の降水量と比較しています。

イタリアの主要都市の降水量は東京と比べ、年間を通して、比較的少ないことがよく分かりますね。

7月のローマの雨の状況は降雨量が非常に少ないのが特徴で、ミラノやベネチアでも比較的少ないため、大きく天気が崩れてしまうということは少ないでしょう。

下記で各都市の降水量を詳しくまとめておきますので、旅行時の訪問都市の天候の予測にお役立てください。

イタリアの7月の降水量

  • ローマの7月の降水量:17mm/月
  • ミラノの7月の降水量:67mm/月
  • ベネチアの7月の降水量:63mm/月
  • 東京の7月の降水量:154mm/月

上記の通り、イタリアの7月の降水量は少なく、夏場の降水量が多い東京と比べると、天気が良い日が多くなります。

7月のイタリア旅行の際には、あまり雨を気にする必要はなさそうですね。ただし、折り畳み傘を一本持って行くことは忘れずに!

 

イタリアの7月の気候

  • イタリア北部:温暖湿潤気候、西岸海洋性気候
  • イタリア南部:地中海性気候

イタリアの気候区分は、上記のように大きく2つに区分されます。

それでは、イタリアの7月の気候はどんな感じなのか?

ご存知の方もいるかもしれませんが、イタリアはブーツのような形状をしており、日本と同じように縦長の国土が特徴です。

そして、イタリアの気候に大きく影響を与えているのは地中海の海流で、地中海沿岸部は、年間を通して気温が安定しているのが特徴。

また、北イタリアの北側にはアルプス山脈がそびえ立っているため、北方からの寒波を防ぐ効果があり、冬でも比較的温暖に保たれます。

そのため、東京からイタリアへ旅行する場合、気温は東京と同じ程度となり、旅行がしやすいでしょう。

夏の時期は地中海沿岸部の都市では地中海性気候特有の特性ですが、上記で示したように雨が少ないのが特徴ですので、旅行にはおすすめの時期です。

それでは、以下では旅行時に注意したいことを含め、現地の気候に適した服装を詳しく紹介しましょう。

 

イタリアの7月の服装

イタリアの7月の服装選びのポイント

イタリアの7月の服装はどのような感じなのか?

地中海沿岸の季節感

イタリアでは7月の時期は南イタリアと北イタリアでは少しだけ気温差がありますが、特に気にするほどではありません。

真夏のイタリアでは、比較的温暖だとされる首都・ローマ以南の地中海沿岸都市は他都市と比べ、やや気温が高くなりますが、東京と同じような夏の服装で問題ないでしょう。

ミラノを含めた他の内陸部の都市では、蒸し暑い東京と比べると、朝晩はやや冷涼で過ごしやすい日もあります。

目的地はどこ?

以上のことを踏まえると、真夏の暑さを感じる南イタリアと、7月でもやや冷涼に感じる日もある北イタリアの都市を同時に楽しもうとする場合、上着を含めた夏の服が必要になります。

このように、同じ時期に北イタリアと南イタリアを同時に観光する場合は、準備する服装に少しだけ工夫が必要になります。

紫外線対策

夏のイタリア旅行での注意点は外出時の紫外線の強さです。特に、イタリア南部への旅行を計画されている方は、天気も良いため、強い紫外線を浴びることになります。紫外線対策として、UVカット帽子、UVカットカーディガン、UVカット日傘、UVカットクリームなどの準備を。

イタリアの7月の服装の目安

アウター

【レディース】

※商品詳細、在庫、価格は画像タップ(クリック)で公式ショップへ

【メンズ】

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  • UVカットサマーカーディガン
  • ラッシュガード

トップス

【レディース】

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【メンズ】

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  • Tシャツ
  • 半袖ポロシャツ
  • ブラウス

ボトムス

【レディース】

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【メンズ】

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  • 七分丈パンツ
  • スカート
  • ワンピース

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  • スニーカー
  • サンダル

その他

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  • 帽子
  • ショール
  • サングラス

 

イタリアの7月の旅行情報

イタリアの7月の祝日やイベントは下記の通りです。

  • 守護聖人(聖ロザリア)の祝日(7月11日と15日、パレルモ)
  • パリオ祭(7月2日と8月16日、シエナ)
  • ウ・フェスティーヌ(7月15日、パレルモ)
  • 救世主の祭り(7月第3土曜日、ベネチア)
  • 熊の馬上槍試合(7月25日、ピストイア)

7月のイタリアでは上記のような祝日とイベントが開催予定で、特に夏の時期には伝統的な行事や祭りが多くなります。

上記のような都市へ観光をされる場合に、イベントを楽しむこともできますが、ゆっくり旅行をしたい方はイベント開催都市を避けるという選択もよいでしょう。

と言うのも、大きなイベント時期にはホテルや航空券は予約し難くなったり、お店が休みになったりすることもあります。

どうしても参加したいイベントがある場合は、事前に現地の状況を下調べしてから行かれることをおすすめします。

また、飛行機の航空券は、たった数日だけ旅程が違うだけで料金が大きく異なりますので、上手にお得な旅行を探してみてください。

この記事がイタリア旅行の計画の一助となり、皆さまのイタリア旅行が充実した楽しい旅行になることを心より願っています!

ここまで、ご覧頂きありがとうございます。

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最後に、海外旅行を予定している方へ向けてですが、持ち物の準備は進んでいますか? もし、まだ旅行の準備が終わっていないようでしたら… コンパクトに海外旅行で必要なものだけに絞って、持ち物リストを作ってみましたので、ご覧ください。

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