ハノイの6月の気温。天気や気候に適した服装は？

ハノイの6月の気温と服装について、気象データを参考に詳しく解説します。

みなさん、雨が多い6月の梅雨の時期をどのように過ごしていますか？

鬱陶しい天気の日本を離れ、海外旅行を計画している方も多いでしょう。

エキゾチックな南国の都市・ハノイへの旅行を考えている方もいるのでは？

近年、LCCなどの航空便の増加でハノイへの旅行の人気も急上昇中ですね。

6月のハノイ旅行前には現地の状況が気になるのではないでしょうか？

ハノイへ6月に向かう予定の方は、上記のような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか？

そこで、以下では気象データに基づいた現地の気温、天気、気候、雨の状況（降水量）、湿度、日照時間などの分かりやすいグラフや表で詳しく紹介します。

 

ハノイの6月の気温

ハノイの6月の気温は何℃くらいなのか？

6月のハノイでは、どれくらい暑いのでしょうか？

※上記の気温はハノイの6月の月平均最高気温（℃）、月平均気温（℃）、月平均最低気温（℃）を示しています。

6月のハノイの気温は前月と比べ、平均して2℃程度上がり、真夏のように暑い日が続くのが特徴。

6月のハノイでは、一年で最も暑くなる時期で、日中は35℃以上に気温が上がる日が多く、朝晩でさえも毎日25℃以上になります。

以下では、気象統計データをもとに、ハノイの気温の年間推移を確認して、6月の気温がどれくらいなのかをグラフで詳しく解説します。

ハノイの気温の年間推移

上のグラフはハノイの月別の気温の一年間の推移を示しており、月平均最高気温（赤線）、月平均気温（オレンジ線）、月平均最低気温（青線）です。

また、ハノイと日本の気温の違いが分かるように、東京（黒線）の月別平均気温と比較しています。

上のグラフの通り、年間を通して気温を見ると、ハノイは気温がとても高いのが特徴です。

ハノイの6月の日ごとの気温

上のグラフはハノイの6月の日ごとの気温の推移を示しています。

6月の月間平均気温（℃）、平均最高気温（℃）、平均最低気温（℃）と併せて、東京の平均気温を比較しています。

最高気温と最低気温では日中と朝晩の日較差は8℃程度と比較的小さく、一日の内で寒暖差が小さいため気温は安定しています。

ハノイと東京の気温差を比べると、9℃程度の気温差があるため、ハノイの空港到着時には東京と比べて、非常に暑く感じることでしょう。

 

ハノイの6月の天気

現地での旅行が充実した楽しい旅になるかどうかは、現地の天気の良し悪しに大きく影響されますね。

そこで、以下では、ハノイの6月の雨の状況を降水量、降水日数、日照時間の気象データで解説します。

ハノイの6月の雨

結論を最初に挙げておくと、下記の通りになります。

ハノイの6月の降水量

グラフはハノイの6月の降水量（mm/月）を示しています。

ハノイと日本の降水量の違いがわかるよう、東京（黒色）の降水量と比較しています。

上記の通り、ハノイの6月の降水量は非常に多いのが特徴です。

雨の降り方として、スコールがあり、集中して大雨になることがあるため、雨対策の準備は必須です。

ハノイの6月の降水日数

6月のハノイでは雨の日が多いのか、少ないのか？旅行をする上で気になることでしょう。

上のグラフ（青色）はハノイの月別の平均降水日数を示しています。

下記は、ハノイの6月の雨の日数です。

※降水日数とは一日に1mm以上雨が降った1ヶ月あたりの日数 

上記の通り、ハノイの6月の降水日数は、一年を通してみると、やや多くなる時期です。

そして、週替りで快晴の日が続くこともありますが、雨が数日続くこともありますので、雨対策が必要です。

ハノイの6月の日照時間

上の棒グラフ（青色）はハノイの6月の月別の過去の平均日照時間（時間/月）を示しています。また、他都市や東京（黒色）の日照時間とも比較しています。

上記の通り、ハノイでは日照時間は東京と比べると、かなり長いことを示しています。

晴れ間が見える天気の良い日は、ハノイでは徐々に長くなる傾向ですので、朝から夕暮れまで一日、目一杯楽しむことができることでしょう。

 

ハノイの6月の気候

ハノイの気候は、ケッペンの気候区分では、下記の通りとされています。

上記の通り、ハノイは南北に細長い国土の地理的条件のため、北部、中部、南部とそれぞれ気候が異なるのが特徴です。

また、上記の降水量や降水日数を見て分かる通り、ハノイでは、雨季と乾季の2つの季節があり、おおむね下記のような季節区分になります。

ハノイの年間の気温

グラフはハノイの平均気温の一年間の推移を示しています。また、ハノイと他都市や日本の気温の違いが分かりやすいように、東京の平均気温を併せて比較しています。

年間を通して見ると、東京と比べ、ハノイの気温が非常に高いことが一目で分かりますね。

５月～１０月までの6ヶ月間はハノイではあまり気温差がないですが、１１月～４月までの6ヶ月間はハノイでは気温が異なることがよく分かりますね。

ハノイでも四季がありますが、気温差が小さいため、日本ほどハッキリとした季節感は感じられないでしょう。

ハノイの6月の湿度

グラフは、ハノイの月別の湿度の一年間の推移を示しています。

また、ハノイと他都市や日本の湿度の違いが分かるように、東京の湿度を併せて比較しています。

上記の通り、6月のハノイの湿度は比較的高いのが特徴です。

旅行中に歩き回ったりする場合は、汗をかきやすくなりますので、着替えを多めに持っていくことをオススメします。

 

ハノイの6月の服装

6月のハノイでの服装はどのような感じなのか？

以下では、ハノイでの6月の気温や気候に適した服装選びのポイントと、6月のハノイの服装の目安を画像を交えながら詳しく紹介します。

6月の服装選びのポイント

季節感

服装選びの基準となる季節感について、日本との比較をすると、下記の通りです。

ハノイでは都市や地域により、気候が異なるため、6月の季節感は上記を参考にされると分かりやすいでしょう。

つまり、6月のハノイでは真夏の装いを中心に準備しましょう。

湿度対策

ハノイの気候は、湿度の高さが特徴的ですが、体感温度が比較的高くなります。

そのため、気温以上に蒸し暑く感じることがあるでしょう。

汗をかきやすくなりますので、サラッとした素材の服がおすすめです。

雨対策

6月のハノイでは雨季にあたりますので、雨が多いため、それなりの準備が必要になります。

現地では、スコールが発生して、雨が突発的に降りますので、その際は足元が悪くなることもあります。

このような事情を考慮して、スニーカー以外にもサンダルかビーチサンダルを持っていくと便利でしょう。

ハノイの6月の服装の目安

アウター

• カーディガン
• パーカー
• ラッシュガード

【レディース】

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【メンズ】

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トップス

• 半袖シャツ
• Tシャツ
• カットソー

【レディース】

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【メンズ】

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ボトムス

• ショートパンツ
• ハーフパンツ
• 七分丈パンツ
• 薄手のロングパンツ

【レディース】

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【メンズ】

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靴

• スニーカー
• サンダル
• ビーチサンダル

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その他

• 帽子
• サングラス
• ショール
• 折り畳み傘

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バッグ

• バックパック
• ボディーバッグ
• トラベルポーチ

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6月のハノイ旅行の注意点

6月のハノイ旅行の際の注意点について、4つのポイントを紹介しますので、旅行の際の参考にしてみてください。

紫外線対策

ハノイは緯度が低いため、一年中、紫外線が強くなります。

天気の良い日は太陽の光線が当たりますので当然ですが、曇りの日でも紫外線は容赦なく皮膚を襲います。

特に晴れている時には、30分程度外を歩くだけでも日焼けして、肌が弱い人はヒリヒリし始めます。

ハノイでは外出する時には紫外線対策が必要になります。

紫外線対策グッズ

雨対策

ハノイでは6月は雨が多くなる雨季の季節のため、集中的に大雨になる日もあります。

6月にハノイでは、雨対策の準備は必須となります。

雨対策グッズ

冷房対策

ショッピングセンターやレストランでは冷房が強烈に効いていることがあり、このような屋内では長時間いると、やや寒さを感じることが多いです。

また、ホテルでも冷房は効きすぎていることがありますので注意。

そのため、特に冷え性の方や冷房の寒さが苦手な方はカーディガンなどの羽織ものが必要になります。

冷房対策グッズ

虫刺され対策

一般的に、蚊の吸血活動は26度から31度くらいが最も盛んで、15度以下にならないと活動を停止しないとされています。

ハノイは、一年中、気温が高いため、蚊が発生します。特に、近くに淀んだ池や水溜りなどがある場所には蚊が多く潜んでいます。

蚊などの虫刺されを媒介として感染する伝染病として、ハノイではデング熱や日本脳炎などが報告されています。

そのため、ハノイでは常に虫刺されには注意する必要があります。

虫刺されグッズ

 

まとめ

旅行前のチェックポイント

海外旅行前に気になる現地の気象状況と服装を中心に紹介しました。

現地の気象と旅行時の服装に関するポイントをまとめておきますので参考にしてみてください。

ハノイの6月の行事と旅行情報

ハノイの6月の祝日やイベントは、下記の通りです。

6月にハノイでは、上記の通り、祝日や特に大きなイベントはありません。

祝日やイベントがあると、レストランや観光スポットが休業されていたり、公共施設や公共交通機関の運行が通常通りではないこともありますが、このような心配をすることなく観光ができることでしょう。

交通機関について、イベントなどによる人の往来により、混雑することもないでしょう。ただし、学生などは夏休み期間中となりますので、人の往来はやや多くなる傾向です。

ホテルについて、現地ではホテルは夏休み期間中の影響で、宿泊料金が高くなったり、手配がやや難しくなることもあります。コスパの高いホテルから満室になりますので、早めの手配を！

日本からの航空券について、6月は閑散期にあたり、値段が高騰したり、手配が難しくなることはないため、比較的リーズナブルに旅行をすることができます。

飛行機の航空券は、たった数日、旅程が違うだけで、料金が大きく異なりますので、上手にお得な旅行を探してみてください。

この記事がハノイ旅行の計画の一助になり、みなさまのハノイ旅行が充実した楽しい旅になることを願っています！