台東の天気（気温/降水量）と気候｜旅行時の服装と準備のポイント

台東の気候と地理概要

都市：台湾台東
気候：サバナ気候（Aw）
緯度：北緯22.45度
経度：東経121.08度

台東の天気（気温と降水量）

台東の気温

春：3月～5月
夏：6月～9月
秋：10月～11月
冬：12月～2月

台東は台湾島の南東部に位置し、夏の時期に降雨が多く高温多湿になり、冬の時期には大気は乾燥し温暖な気候のサバナ気候（ケッペン気候区分）です。

台東の主な気候の特徴は、一年の季節は雨季と乾季に区分され、夏が雨季となり冬は乾季となります。夏期と冬期の間に非常に短い春と秋の時期があるため、日本のようにハッキリとした四季はありませんが台湾でも四季は存在します。

夏期にはスコールのような豪雨になることが多く、短時間で集中して雨が降り、降り続くことは少なく長くても数時間程度で直ぐに止むののが降雨の特徴です。また、6月から10月頃までは台風シーズンになりますので、この時期に旅行を考えている場合は注意が必要でしょう。

台東では一年の内で最も気温が高いのは6月～8月で平均最高気温は31度～32度程度まで上がります。この時期は気温が非常に高い上に、夏期の時期特有の豪雨も多く、雨が降る前後の日は湿度が上がるため非常に蒸し暑くなります。

台東の一年の内で最も気温が低くなる時期は12月～2月で、平均最低気温は17度～18度程度となり、気温は冬期でも比較的高く温暖な気候で過ごしやすいです。ただし、シベリア寒気圧が南下して寒波が襲来した時には稀に冷え込むことがあります。

台東の降水量

台東の年間の天気のまとめ

一年で気温が最も高い時期は7月で平均最高気温は32度程度と高い
一年で気温が最も低い時期は1月で平均最低気温は17度程度と温暖
日中の気温差は概ね6度程度と日中と朝晩の日較差は比較的小さい
年間を通して最も降水量が多いのは5月～9月の夏期の台風シーズン
10月から4月までは蒸し暑くなく温暖なため旅行ベストシーズン

台東の気温と降水量の統計データ

	最高気温	平均気温	最低気温	降水量
1月	23.1	19.5	16.8	31
2月	23.6	20.0	17.4	40
3月	25.4	21.8	19.0	41
4月	27.7	24.1	21.2	66
5月	29.8	26.2	23.4	156
6月	31.4	27.8	25.1	228
7月	32.3	28.9	26.0	271
8月	32.2	28.7	25.9	302
9月	31.0	27.5	24.8	345
10月	29.3	25.7	23.1	182
11月	26.9	23.3	20.8	79
12月	24.1	20.5	17.9	41

台東への旅行前のチェックポイントと服装

台東では年間を通して気温が高く、特に6月から9月は平均最高気温が30度以上になり、湿度も高いため、非常に蒸し暑く感じ、体感温度は高くなります。そのため、熱中症などには十分な注意が必要でしょう。

5月から10月までは雨季の時期にあたり、スコールによる豪雨となることが多いですので注意が必要です。台風シーズンは6月から10月頃まで続きます。

台東を旅行する場合には、気温が高いだけではなく、直射日光の日差しが非常に強いため、紫外線対策と日焼け対策は必須です。帽子、サングラス、日焼け止めクリームなど必要最低限の準備をして出発しましょう。

一般的に、台東では6月から9月頃までは夏の服装で問題ありません。また、6月から8月くらいまでは非常に気温が高く、降雨の影響もあり蒸し暑いため、半袖と短パンが快適ですが、雨季には虫刺され対策にも注意しましょう。屋内や車内はエアコンがガンガン効いていて寒く感じますので、薄手のカーディガンを忘れずに。また、降雨が多い時期には履物は服ではなく、サンダルやビーチサンダルが便利です。

春から夏の時期に掛けては湿度が非常に高いため、汗をかきやすくなりますので、着替えを多めに持っていくことをお勧めします。12月から翌2月頃までは台東では冬の時期になりますが、長袖シャツかパーカーが一枚あれば問題ないでしょう。ただし、寒波が上空を覆うような日はダウンジャケットが必要になります。（現地の台湾人は冬期は常にダウンジャケットを着ています。）

一般的には、台東は温暖で降雨が少ない10月から3月までが観光旅行のベストシーズンだとされています。春と秋の時期は日中は温暖で暖かいものの朝晩は気温が少し下がることが多いですので、ジャケットやパーカーなどで体温調整をしましょう。また、寒波が襲来すると冷え込みますので、12月から2月頃までの冬の時期はダウンジャケットなどの上着を持っていくと安心です。