オーランドの気候（年間の気温と降水量）と季節

フロリダ州オーランドの気候と季節について、年間の気温と降水量を中心に詳しく紹介します。

オーランドはアメリカ合衆国・フロリダ州の中部に位置している観光で人気の都市ですね。

日本からオーランドへは西海岸などで乗り換え便を利用して向かうことになります。

観光でオーランドを訪問する際には、現地の気候や季節感が気になるのではないでしょうか。

そこで以下では、オーランドの気候と季節について気象統計データ、グラフや表を交えて分かりやすく紹介します。

オーランドの年間の気候

都市：アメリカ合衆国フロリダ州オーランド
気候：温暖湿潤気候（Cfa）
緯度：北緯27.58度
経度：西経82.27度
高度：標高8m

オーランドは奄美大島の北のあたりと、ほぼ同緯度にあたり、日本の本州と同じく温暖湿潤気候です。オーランドはフロリダ半島の中部エリアに位置しています。

そのため、オーランドは北大西洋とメキシコ湾の両方面からの海流と大気の影響で温暖な気候が保たれ、冬の時期がない亜熱帯気候も混在しています。

ただし、夏季には熱帯低気圧が発達しやすく、しばしばハリケーンにより甚大な被害が起こりますので旅行時には注意しましょう。

オーランドの年間の気温

上のグラフはオーランドの月別の月平均最高気温（℃）、平均気温（℃）、月平均最低気温（℃）の年間の推移を示しています。オーランドと日本との気温の違いが分かりやすいよう、東京の平均気温を併せて比較しています。

オーランドの年間の気温のポイントを下記にまとめておきます。

一年で最も暑い時期は6月～8月で月平均最高気温は33℃程度
一年で気温が最も低い時期は1月～2月で月平均最低気温は10℃前後
オーランドは夏季は暑さが非常に厳しいが、冬は温暖で過ごしやすいのが特徴
気温の面で最も過ごしやすい時期は11月～3月

オーランドの年間の降水量

上のグラフはオーランドの月別の降水量（mm/月）の年間の推移を示しています。日本との降水量の違いが分かるように、東京の降水量と比較しています。

オーランドの年間の降水量の特徴について、下記にポイントをまとめておきます。

オーランドでは夏季（6月～9月）に雨が多い
夏季以外の時期（10月～5月）には降雨は比較的少ない
オーランドの年間の降水量は1,291mm

オーランドの年間の気象データ

	最高気温	平均気温	最低気温	降水量
1月	21.9	16.1	9.7	64
2月	23.3	17.3	10.8	55
3月	26.1	19.4	13.5	96
4月	29.0	21.8	16.6	64
5月	31.3	25.2	19.6	90
6月	33.0	27.4	22.4	192
7月	33.3	28.2	23.3	185
8月	33.3	28.2	23.7	181
9月	32.1	27.3	22.8	150
10月	29.4	24.0	19.1	90
11月	25.7	20.3	14.4	59
12月	24.3	16.9	12.6	65

上表はオーランドの年間の気象データを示しており、月平均最高気温（℃）、月別平均気温（℃）、月平均最低気温（℃）、および月別の降水量（mm/月）を示しています。

オーランドの季節

春：1月～4月
夏：5月～10月
秋：11月～12月

オーランドの旅行シーズン

オーランドを旅行する場合、旅行に最適なベストシーズンは11月～3月で、6月～9月頃までは海水浴などのマリンスポーツを楽しむのであれば、旅行のベストシーズンと言えます。基本的に、オーランドの季節には日本の冬に相当する寒冷な季節がないため、一年中どの時期でも快適に過ごせます。

ただし、夏の時期は直射日光が強いため、晴天の場合に外出時間が長くなる場合は紫外線対策や日焼け対策が必要です。薄手の長袖シャツや帽子などで首や腕を日焼けから守りましょう。肌が弱い方などは日焼け止めクリームなどを利用すると良いでしょう。

オーランド旅行の服装

1月～4月

2月頃から気温が上がり始め、この時期になると日本の春に匹敵するような陽気に包まれます。そして4月になると、さらに気温が上がり、日によっては初夏の暑さになる日もあります。

アウター：春物ジャケット、薄手パーカー、春物カーディガン
トップス：長袖シャツ、長袖Tシャツ
ボトムス：コットンパンツ、麻パンツ
その他：帽子、サングラス

5月～10月

5月になると更に気温が上昇し最高気温は30度を超える日が多くなり、本格的な夏の時期に突入します。オーランドの夏の時期は日本とは異なり、日中は気温が非常に高くなり降雨も多いため蒸し暑く、連日酷暑になります。そのため、夏の時期は半袖とハーフパンツあるいはショートパンツなど風通しの良い服装が快適でしょう。

上述した通り、晴天の日の直射日光は非常に強くなります。そのため、紫外線対策や日焼け対策として、薄手の長袖シャツや帽子などを使用して、出来るだけ皮膚へのダメージを抑えるように工夫しましょう。