ダッカの天気（気温/降水量）と気候｜服装と旅行準備をCheck

ダッカの気候と地理概要

• 都市：バングラディシュ ダッカ
• 気候：サバナ気候（Aw）
• 緯度：北緯23.77度
• 経度：東経90.38度
• 高度：標高8m

ダッカの天気（気温と降水量）

ダッカの気温

• 雨季：3月～9月
• 乾季：10月～2月

ダッカは台湾の中部とほぼ同緯度にあたり、高温多湿の熱帯性気候で夏の時期に雨季があるサバナ気候（ケッペン気候区分）です。ダッカはバングラディシュの首都で、そのロケーションはバングラディシュ国内のほぼ中心部に位置しています。

ダッカの主な気候の特徴は、一年は雨季と乾季の2つの季節に区分されます。4月から10月は雨季で、モンスーンの影響で湿った大気が海岸から吹き込みスコールの豪雨に見舞われ降雨量も非常に多くなります。

11月から降雨は少なくなり大気も乾燥し乾季の時期になり、3月まで続きます。3月から4月に掛けて気温が上昇します。

ダッカでは一年の内で最も気温が高いのは4月～5月で平均最高気温は34度～35度程度になります。この時期は気温が非常に高いのですが、スコールによる降雨のため、気温が抑えられていますが、非常に蒸し暑いのが特徴です。また、雨が少ない年は最高気温は40度を越す日が多くなります。

ダッカでは一年の内で最も気温が低くなる時期は乾季の1月で平均最低気温は14度程度と比較的温暖です。しかも、この時期は雨が降らずに大気が乾燥しているため、体感温度は気温の割には低く感じるかもしれません。

ダッカの降水量

ダッカの年間の天気のまとめ

• 気温が最も高い暑季の4月の平均最高気温は34.4度と高い
• 気温が最も低い1月の平均最低気温は14度と比較的温暖
• 雨季の日中の気温差は6度程度と日中と朝晩の寒暖差は小さい
• 年間を通して最も降水量が多いのは6月～8月の3ヶ月間
• 11月から3月は高温ではなく降水量も少ないため旅行ベストシーズン

ダッカの気温と降水量の統計データ

ダッカへの旅行前のチェックポイントと服装

ダッカでは11月～翌3月までの時期は気温が比較的温暖で高くはなく、降水量が少なく乾燥しているため旅行をするにはベストシーズンでしょう。

4月以降はモンスーンの季節風の影響を受け始め、特に6月から8月の3ヶ月間は雨季の時期にあたり、スコールによる豪雨となることが多く、しばしば水害が起きますので注意が必要です。ちなみに、この時期の降水量は年間の90%以上にあたります。

バングラディシュを旅行する場合には、気温が高いだけではなく、直射日光の日差しが非常に強いため、紫外線対策と日焼け対策が必要でしょう。必要に応じて、帽子、サングラス、日焼け止めクリームなど最低限の準備をして出発しましょう。

また、気温が暑いため半袖とショートパンツなどの風通しが良い服装が最適ですが、雨季には虫刺され対策にも気を遣いましょう。日焼け対策や虫刺され対策として、麻や綿の薄い生地のゆったりした長ズボンでも快適に過ごすことができるでしょう。また、雨季は雨に濡れたり、湿度が高く汗をかきやすくなりますので、着替えを多めに持っていくことをお勧めします。また、雨が多い時期の履物はサンダルがベスト。

一般的には、ダッカは乾季の11月から3月頃までが観光旅行のベストシーズンとされています。この時期は気温も穏やかになりますが、日によっては日中と朝晩の寒暖差により、少し寒く感じることもありますので、長袖のパーカーやジャケットなども持参しましょう。