大連の季節別天気（気温/降水量）｜旅行の服装と準備のポイント

大連の気候と地理概要

• 気候：暖温帯大陸性モンスーン気候
• 緯度：北緯38.90度
• 経度：東経121.63度
• 高度：標高97m

大連の天気（気温と降水量）

大連の気温

• 春：4月～5月
• 夏：6月～8月
• 秋：9月～10月
• 冬：11月～3月

大連は日本の東北地方の宮城県や山形県とほぼ同緯度に当たります。気候や気温に関してはこれらの東北地方を連想してみてください。特に、大連の冬の期間は長くなり、11月～3月までとなります。そして、大連では12月から2月までは気温が氷点下まで下がる日が続きます。特に、1月の平均最高気温は摂氏0度を下回ります。

夏の時期は、6月から8月までになりますが、真夏に匹敵する7月と8月でも平均最高気温は27度～28度程度とそれ程高くはありません。また、この時期の平均気温は24度前後と日本各地の平均気温と比べても比較的低く、暑くて耐えられないというほどの酷暑ではありません。

大連の季節は、日本と同様に、四季が存在しますが、春と秋は日本と比べると短く感じます。東京と比べると、2週間～3週間程度遅く春が訪れて、10月になると秋の時期に入り、急激に気温が下がり、寒さが増してきます。

大連では11月になると更に急激に気温が下がり、この時期は東京の真冬並みの気温になります。そして、シベリアからの寒気が襲来する12月から2月は氷点下の日が多くなり、日中の最高気温でも5度を超える日は少なくなります。

大連の降水量

大連の年間の天気のまとめ

• 7月～8月の夏の時期の平均最高気温は27度～28度程度
• 12月～2月の冬の時期の平均最低気温は-3.5度～-6.5度
• 大連は東京と比較すると、夏期では猛暑ではなく過ごしやすいのが特徴
• 気温の面で最も過ごしやすい時期は5月と10月
• 年間を通して最も降水量が多いのは7月と8月だが、東京より少ない
• 9月～5月までの時期は比較的雨が少ない

大連の気温と降水量の統計データ

	最高気温	平均気温	最低気温	降水量
1月	-0.5	-3.7	-6.5	8
2月	2.4	-1.4	-3.7	7
3月	7.9	3.6	1.0	14
4月	14.8	10.6	7.3	30
5月	21.6	16.4	13.5	52
6月	24.5	20.6	17.7	77
7月	27.1	23.7	21.4	130
8月	28.0	24.4	22.3	145
9月	24.2	20.8	18.1	60
10月	17.9	14.2	11.4	34
11月	9.3	6.1	3.1	18
12月	2.7	-0.4	-3.5	10

大連への旅行前のチェックポイントと服装

大連を旅行する場合、最も良い旅行のベストシーズンは5月と10月です。大連の5月と10月は雨の日も少なく、気温も暑くなく寒くなく、丁度程良い温かさで、旅行をするには適した時期です。この時期は長袖シャツで快適に旅行が楽しめます。

夏の時期（7月、8月）に大連を旅行する場合は、日本と同じくらい降雨量がありますので、旅行中に雨になってしまう可能性があります。そのため、旅行準備として雨具は必ず用意しておきましょう。夏の大連への旅行は暑さよりも雨の対策をしておきましょう。

12月から翌2月までは冬期にあたり、大連を旅行する場合は、防寒具の準備をして出発してください。秋から春先までの時期は、雨の心配は必要ないでしょう。

大連を旅行する場合の服装

4月～5月

5月は日本の春と同じように、長袖シャツと長パンツで快適に過ごせますが、まだ4月は朝晩の冷え込みがある日が多いですので上着が必要でしょう。

6月～9月

6月と9月は短パンとＴシャツでは涼しく感じる日がありますが、7月と8月はＴシャツ短パンで十分でしょう。ただし、日差しが強いため紫外線対策と日焼け対策は必要です。

10月

日本（本州）の秋と同じような服装で長袖シャツ長パンツで十分でしょう。10月でも朝夕は少し涼しく感じる日も多くなりますので、上着も用意していきましょう。

11月～3月

日本で過ごすのと同じような冬の服装が必要になります。特に12月～2月までは氷点下まで気温が下がる日も多くなりますので、厚手のコートかダウンジャケットが必要になります。外出時間が長くなる場合は、ボトムスの下に履くパッチやタイツを準備しておくと底冷えを避けられます。