クライストチャーチの気候と地理概要
- 都市:ニュージーランド王国クライストチャーチ
- 気候:西岸海洋性気候(Cfb)
- 緯度:北緯43.48度
- 経度:東経172.52度
- 高度:標高37m
クライストチャーチの天気(気温と降水量)
クライストチャーチの気温
- 春:9月~11月
- 夏:12月~2月
- 秋:3月~5月
- 冬:6月~8月
クライストチャーチは南緯と北緯の方向は反対になりますが北海道(札幌市)とほぼ同緯度に当たります。ニュージーランドのクライストチャーチは冬の時期でも高緯度の割には北海道ほど寒さは厳しくなく、比較的温暖な西岸海洋性気候になります。
ニュージーランドは主に北と南の2つの島から成り立っていますが、クライストチャーチは南の島の北中部の東岸に位置しています。クライストチャーチの西側には山脈が連なっているため西風を遮るため夏は山地から乾燥した風が降りてきます。逆に、冬の時期は東海岸の海上から湿った風が吹き付けるため湿度が高めになります。冬の海風が陸地で冷却されることで霜が発生することがしばしばあります。
クライストチャーチの気候の特徴は、夏でも平均最高気温が23度程度で、降雨が少なく、大気が乾燥していているため、夏の時期は快適に過ごすことができます。冬の時期は北海道ほど寒さが厳しくなく、最も寒くなる7月の平均最低気温でも0.6度となっています。
クライストチャーチの降水量
クライストチャーチの年間の天気のまとめ
- 一年で気温が最も高い時期は1月と2月で平均最高気温は22.5度と涼冷
- 一年で気温が最も低い時期は7月で平均最低気温は0.6度
- クライストチャーチは夏は温暖で冬も緯度が高い割には比較的温暖なのが特徴
- 気温の面で最も過ごしやすい時期は9月~翌5月の春・夏・秋の時期
- 年間を通して降水量は少なく、年間降水量は607mm
- 真冬の時期(6月~8月)でも氷点下になることはあるが降雪は少ない
クライストチャーチの気温と降水量の統計データ
最高気温 | 平均気温 | 最低気温 | 降水量 | |
---|---|---|---|---|
1月 | 22.5 | 16.8 | 11.1 | 44 |
2月 | 22.5 | 17.1 | 11.6 | 35 |
3月 | 20.2 | 14.9 | 9.7 | 72 |
4月 | 17.7 | 12.3 | 6.9 | 44 |
5月 | 15.6 | 10.0 | 4.4 | 50 |
6月 | 12.3 | 7.0 | 1.6 | 85 |
7月 | 12.1 | 6.3 | 0.6 | 46 |
8月 | 12.4 | 7.4 | 2.2 | 51 |
9月 | 14.4 | 9.1 | 3.8 | 36 |
10月 | 17.2 | 11.5 | 5.7 | 51 |
11月 | 18.9 | 13.2 | 7.6 | 40 |
12月 | 21.3 | 16.0 | 10.7 | 53 |
クライストチャーチへの旅行前のチェックポイントと服装
クライストチャーチを旅行する場合、旅行に最適なベストシーズンは春、夏、秋の時期です。
冬の時期(6月~8月)は北海道よりも少し緯度は高いものの、高緯度の割には降雪も少なく、北海道のように積雪するほど寒くなることはほとんどなく、寒さはありますが極寒になるほどではありません。
そのため、冬の時期でも適度な防寒具を準備しておけば問題ありません。逆に、夏の時期は平均最高気温は比較的低いですが、年によっては35度以上になる日もあります。日本の夏と異なり、クライストチャーチの夏は大気が乾燥しているため、蒸し暑くなく快適に過ごすことができます。
クライストチャーチを旅行する場合の服装
9月~11月
年間を通して、クライストチャーチと日本では南半球と北半球で季節は180度反対になります。クライストチャーチの春の時期は9月~11月とされていますが、この時期は降雨も少なく快適に過ごすことができる季節です。この時期は長袖シャツに薄手のダウンジャケットがあれば寒さを感じないでしょう。
12月~2月
12月になると日中は暖かく感じられる日が多くなり、時には暑く感じられる日も多くなります。そのため、通常は長袖シャツ一枚の装いでも快適に過ごせ、時にはTシャツ一枚でもよいくらいの陽気になります。クライストチャーチでは1月と2月の夏の時期は35度を越す日もあり気温は高くなりますが、大気が乾燥し気温もそれ程高くない日が多いため、蒸し暑さは感じません。
この時期は半袖シャツで快適に過ごせる日が多くなります。ただし、クライストチャーチは夏の時期でも日中と朝晩では気温差が10度以上になることも多いため、長袖シャツが一枚あると安心でしょう。
クライストチャーチでは夏の時期は直射日光の日差しが強くなりますので、紫外線対策や日焼け対策が必要です。外出が多くなる場合は、帽子、サングラス、日焼け止めクリームなどの用意をして行くことをお勧めします。
3月~5月
クライストチャーチでは3月になると秋の時期になり気温が急激に下がり始め、特に日中の最高気温が下がるため、涼しく感じる日が多くなります。また、朝晩は寒く感じられる日が多くなりますので、体温調整がしやすい脱ぎ着がしやすい服が便利です。ダウンジャケットやコートを用意して行くと安心です。4月と5月は寒さを体感で感じる時期になります。
6月~8月
クライストチャーチは日本の北海道よりも高い緯度に位置していますが、季節風や海流の影響で高緯度の割には冬期でも氷点下になることは少なく、降雪も少ないため、北海道と比べると比較的温暖に感じられます。
ただし、最低気温は氷点下になる日も多くなります。日によっては雪が降ったりして底冷えする日もありますので、冬期のクライストチャーチへ旅行をする場合はニットやセーターの上に厚手のコートやダウンジャケットで寒さ対策をしましょう。また、一年で最も寒くなる7月~8月の時期で、時にはマフラー、ニット帽、手袋などの防寒具が必要になります。
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