ネパール・カトマンズの6月の気温と服装。気候と天気も旅行前に確認

ネパールの6月の気温と服装について、気象データを参考に詳しく解説します。

旅行閑散期のため航空券が安いとされている6月に、ネパールへの海外旅行を計画している方もいることでしょう。

ネパール旅行では首都のカトマンズが空路の玄関口となります。

出発前には現地の気象状況がどのような感じなのか、気になることでしょう。

ネパールの6月の気温は何℃くらい？
ネパールの6月の天気は良い？悪い？
6月にはネパールでは雨は多い？少ない？
ネパールの6月の気候は暑い？涼しい？
6月のネパール旅行の服装はどのような感じ？
6月のネパール旅行での注意点は何？

6月にネパールへの旅行を予定している方は、上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか？

そこで、以下では気象データをもとに、6月のネパールの気温、天気、気候、天候、旅行時の服装、この時期のネパールの祝日や旅行情報をご紹介します。

ネパールの6月の気候
ネパールの6月の気温
ネパールの6月の天気
ネパールの6月の服装
ネパールの6月の旅行情報

ネパールの6月の気候

ネパールの気候：温帯夏雨気候（Cwa）

ネパールの気候区分は、国土の中心地は温帯夏雨気候（Cwa）とされています。ただし、ヒマラヤ山脈の山間部は高山気候（H）となります。

ネパールの気候の特徴は、緯度が沖縄と同じくらい低緯度という地理的条件を反映し、夏季は南西モンスーンの影響で雨が非常に多くなります。その一方で、冬季には雨がほとんど降らないため大気が乾燥します。

それでは、ネパールの6月の気候はどのような季節感なのか？

ネパールの6月の気候は真夏の季節にあたり、低緯度を反映して、東京と比べて気温が上がり暑くなる時期です。また、雨が降りやすくなる季節のため、蒸し暑く感じられる時期でもあります。

そのため、6月にネパール旅行をする場合は東京などの都市で例えると、暑い真夏の気候のようなイメージです。

以下では、気象統計データをもとに、ネパールの気温の年間推移と6月の1ヶ月間の日ごとの気温がどれくらいなのかをグラフや表で詳しく解説します。

ネパールの気温の年間推移

ネパール・カトマンズの気温（℃）の年間推移

上のグラフはカトマンズの月別の平均最高気温（℃）、平均気温（℃）、平均最低気温（℃）の一年間の推移を示しています。

また、ネパールと日本の気温の違いが分かるように、東京の月別平均気温も含めて、ネパールと東京の気温を比較しています。

上のグラフの通り、年間を通して気温の変動に注目すると、ネパールと東京の気候の違いが分かるでしょう。

ネパールの6月の気温

6月	カトマンズ	東京
最高気温	30.2℃	25.5℃
平均気温	24.1℃	21.4℃
最低気温	19.7℃	18.0℃

ネパールの6月の気温は何℃くらいなのか？

6月のネパールでは暑いのでしょうか？涼しいのでしょうか？

上表はカトマンズの6月の月平均最高気温（℃）、月平均気温（℃）、月平均最低気温（℃）を示しています。

6月のネパールの気温は東京と比べ高く、日中は暑く感じる日が続き、朝晩は気温が低下してやや涼しくなります。

カトマンズの6月の気温の推移

カトマンズの6月の気温（℃）の推移

カトマンズの6月の上旬、中旬、下旬の気温の推移について、6月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移をグラフと表で詳しく紹介します。

グラフの気温は6月の月内の日ごとの過去の最高気温と最低気温を示しています。また、ネパールと日本では、気温差がどれくらい違うのか分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温で比較しています。

上のグラフで示している通り、ネパールの6月の気温は上旬～下旬とは関係なく高止まりします。

そのため、一週間以上の旅行の場合は、現地では日によって気温の変化を肌で感じることもあるでしょう。

カトマンズの6月の上旬・中旬・下旬の気温

カトマンズ	最高気温	最低気温
6月上旬	30.1 (+5.2)	17.9 (+1.0)
6月中旬	31.7 (+6.3)	19.1 (+1.1)
6月下旬	30.1 (+3.9)	20.6 (+1.6)

上表はカトマンズの6月の上旬、中旬、下旬の平均最高気温と平均最低気温で、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

カトマンズでは6月の上旬、中旬、下旬では平均すると数℃程度の気温差しかありませんが、上旬・中旬・下旬とは関係なく、気温は高止まりするため月内の寒暖差は小さい傾向。

6月のカトマンズの1日の最高気温と最低気温に注目すると、日中と朝晩の日較差は10℃以上あり、一日の内の気温差が大きくなります。昼間はとても暑い日が多くなりますが、朝晩はやや涼しい日が続きます。

カトマンズと東京の気温差を比べると、＋1℃～＋6℃の気温差があるため、カトマンズの空港到着時にはやや暑く感じることでしょう。

ネパールの6月の天気

現地での旅行が充実した楽しい旅になるかどうかは、現地の天気の良し悪しに大きく影響されますね。

そこで以下では、ネパールの6月の現地の雨の状況を降水量の気象データで解説します。

最初にポイントを挙げると、ネパールの6月の雨の状況について、雨がグッと多くなる時期になります。

ネパールの雨の状況

ネパール・カトマンズの降水量（mm/月）の年間推移

旅行の際には現地の天気や雨が心配ではないでしょうか？ここでは、ネパールの主要都市の降水量について紹介します。

グラフはカトマンズの月別の降水量の年間推移を示しており、日本との雨の状況の違いが分かりやすいように、東京の降水量と比較しています。

年間を通してみると、ネパールの雨の降り方は季節により全く異なり、夏に雨が多く、冬に雨が少ないことがよく分かるでしょう。

カトマンズでの6月の降水日数は17日程度となっていますので、雨が降る頻度は非常に多くなります。

以下で降水量を詳しくまとめておきますので、旅行時の天候の予測にお役立てください。

ネパールの6月の降水量

カトマンズの6月の降水量：232mm/月
東京の6月の降水量：168ｍｍ/月

上記の通り、6月のネパールでは降水量は非常に多くなり、雨の日も非常に多いのが特徴。

以下では、旅行出発前に注意したいことを含め、現地の気候に合った服装を詳しく紹介しましょう。

ネパールの6月の服装

ネパールの6月の服装選びのポイント

ネパールの6月の服装はどのような感じなのか？

寒暖差に対応

ネパールの主要都市では、上記の通り、朝晩はやや涼しい日が続きますが、日中は気温が上がり非常に暑くなります。

そのため、朝晩は春の服が必要ですが、昼間はTシャツなど夏の服装でも問題ありません。日中と朝晩の寒暖差が大きいため、天候の変動に対応できるように長袖と半袖の両方が必要です。

以上のことを踏まえて、急激な天候の変化にも対応でき、突然の降雨にも役立つフード付きのウインドブレーカーなどがあると便利でしょう。

上着の中にはカットソーなど脱ぎ着がしやすく、重ね着ができる服で体温調整をするのがよいでしょう。