カナダの10月の気温と服装を紹介！秋の天気と気候も出発前に確認！

カナダの10月の気温と服装について、気象データを参考に詳しく解説します。

10月にはスポーツの日の祝日があり、3連休になりますね。

このような連休を上手に利用して、海外旅行を考えている方も多いのではないでしょうか？

この時期に海外旅行をするのであれば、カナダへの旅行はいかがでしょうか？

あるいは、10月から英語習得などの目的でカナダ留学を検討している方もいるかもしれませんね。

出発前には10月のカナダ旅行や留学前には現地の状況が気になりますね。

カナダの10月の気温は何度くらい？
カナダの10月の天気は良い？悪い？
10月にはカナダでは雨は多い？少ない？
カナダの10月の気候は寒い？暖かい？
10月のカナダ旅行の服装はどう？
10月のカナダ旅行での注意点は何？

10月にカナダ旅行や留学を予定している方は、上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか？

そこで、以下では気象データをもとに、10月のカナダの気温、天気、気候、天候、旅行時の服装、この時期のカナダのイベントや旅行情報をご紹介します。

最初にポイントだけを挙げておくと、下記の3つになります。

カナダの10月の気温は－1℃～15℃
カナダの10月の天気について降水量は都市により異なる
カナダの10月の服装は秋～冬のコーデ

カナダの10月の気温
カナダの10月の天気
カナダの10月の気候
カナダの10月の服装
カナダの10月の旅行情報

カナダの10月の気温

10月	バンクーバー	トロント	カルガリー
最高気温	13.5℃	14.9℃	11.7℃
平均気温	10.3℃	10.4℃	5.2℃
最低気温	7.0℃	5.9℃	-1.4℃

カナダの10月の気温は何度くらいなのか？

10月のカナダではまだ涼しいのか？寒いのか？

上表はバンクーバー、トロント、カルガリーの10月の月平均最高気温（℃）、平均気温（℃）、月平均最低気温（℃）を示しています。

10月のカナダの気温は低く寒冷な時期になります。（都市により異なる）

以下では、気象統計データにより、カナダの平均気温の年間推移を概観して、10月の気温がどれくらいなのかをグラフや表を用いて詳しく解説します。

カナダの平均気温の年間推移

上のグラフはバンクーバー、トロント、カルガリーの月別の平均気温の一年間の推移を示しています。

また、カナダと日本の気温の違いが分かるように、東京の月別平均気温も含めて、カナダの各都市と東京の気温を比較しています。

上のグラフの通り、年間を通して気温を見ると、時期により都市ごとに気温差があることが分かりますね。

カナダの10月の気温の特徴

バンクーバーやトロントの最高気温は13～15℃、最低気温は6～7℃
カルガリーの最高気温は12℃、最低気温は－1℃程度
東京と比較して、カナダの主要都市の気温は低く、気候は寒冷

カナダの10月の気温の推移

カナダの10月の上旬、中旬、下旬の気温の推移について、グラフと表で詳しく紹介します。

下のグラフが示している通り、カナダの10月の気温は上旬～下旬へ向けて、一週間間隔で上下の変動を繰り返し、少しづつ下がります。

このように、10月は週によって気温が異なるため、一週間以上の旅行の場合は現地では日によって気温の違いを肌で感じることもあるでしょう。

そこで、以下では観光地として人気が高いバンクーバーとトロントについて、カナダの10月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移を紹介します。

下記の気温は10月1日～31日の日ごとの過去の最高気温と最低気温を示しています。

また、カナダと日本では気温差がどれくらい違うのか分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温で比較しています。

バンクーバーの10月の気温の推移

バンクーバーの10月の日ごとの気温の推移

バンクーバーの10月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

下表はバンクーバーの10月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

バンクーバー	最高気温	最低気温
10月上旬	13.6 (-9.5)	7.4 (-8.7)
10月中旬	17.1 (-4.5)	8.2 (-6.1)
10月下旬	13.4 (-6.5)	8.4 (-3.8)

上旬・中旬・下旬の気温差

バンクーバーでは10月の上旬、中旬、下旬では平均すると、1℃～4℃程度の気温差がありますが、実際には、月内で上下に変動し、週によっては10℃程度の寒暖差があります。

最高気温と最低気温の気温差

バンクーバーでは気温がやや低めで、最高気温と最低気温では5℃～9℃の気温差があり、週によっては20℃になる日もありますが、5℃程度になる日もあります。

バンクーバーと東京の気温差

東京とバンクーバーを比べると、－4～－10℃程度の気温差があり、バンクーバーの空港に到着時には肌寒く感じる日が多いでしょう。

トロントの10月の気温の推移

トロントの10月の日ごとの気温の推移

トロントの10月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

下表はトロントの10月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

トロント	最高気温	最低気温
10月上旬	17.9 (-5.2)	11.3 (-4.8)
10月中旬	13.1 (-8.5)	4.4 (-9.9)
10月下旬	8.7 (-11.2)	2.9 (-9.3)

上旬・中旬・下旬の気温差

トロントでは10月の上旬と下旬では平均すると最大で6℃程度の気温差があり、週によっては10℃以下に下がることもありますが、30℃近い日もあり、週ごとに気温差は10℃以上違うこともあるため、気温の急変に注意。

最高気温と最低気温の気温差

トロントでは10月は最高気温と最低気温では6℃～9℃程度の気温差があり、日中と朝晩では寒暖差を感じる日も多いでしょう。

トロントと東京の気温差

トロントは東京と比べると、－5～－11℃の気温差があり、東京などの日本の都市とは体感温度が異なり、現地到着時には非常に寒く感じることでしょう。

カナダの10月の天気

海外旅行が充実したものになるかどうかは、現地の天気の良し悪しに左右されることが多いですね。

そこで、以下では、カナダの10月の現地の雨と雪の状況を降水量の気象データで解説します。（降水量には雨と雪を含みます）

カナダの雨の状況

カナダの降水量の年間推移

10月のカナダの雨の心配はどうでしょうか？カナダの主要都市の降水量について紹介します。

グラフはバンクーバー、トロント、カルガリーの月別の降水量の年間推移を示しており、日本との雨の状況の違いが分かりやすいように、東京の降水量と比較しています。

年間を通してみると、カナダの主要都市の降水量は東京と比べ、都市によって降水量がやや異なることが分かります。

バンクーバーでは1ヶ月の降水日数は15日程度となっており、雨の日がやや多くなるのが特徴。一方、カルガリーや周辺都市では8日程度と降水日数はやや少なくなります。

下記で各都市の降水量を詳しくまとめておきますので、旅行時の訪問都市の天候の予測にお役立てください。

カナダの10月の降水量

バンクーバーの10月の降水量：121mm/月
トロントの10月の降水量：61mm/月
カルガリーの10月の降水量：15mm/月
東京の10月の降水量：198ｍｍ/月

上記の通り、カナダの10月の降水量は西岸部では雨が多く、降雨日数も一年の中では比較的多いのが特徴。一方、内陸部や東岸部では降水量も降水日数も少なめ。

10月のカナダ旅行の際には、都市により雨に降られてしまうこともありますが、内陸部の都市では雨は少ないものの、気温が下がると降雪がある場合もありますので、防寒具や折り畳み傘を一本持って行くなどの準備が必要でしょう。

カナダの10月の気候

西岸海洋性気候：バンクーバー
ステップ気候：カルガリー
冷帯湿潤気候：トロント、モントリオール、オタワ

カナダの気候区分は、西岸海洋性気候（Cfb）、地中海性気候（Cs）、冷帯湿潤気候（Df,亜寒帯湿潤気候,冷帯湿潤大陸性気候）、ステップ気候（BSk）、ツンドラ気候と都市によりさまざまな特徴があります。

カナダの国土の大部分は冷帯気候と寒帯気候が特徴ですが、太平洋暖流のアラスカ海流の影響により、太平洋沿岸部はヨーロッパでよく見られる西岸海洋性気候や地中海性気候の温帯気候で比較的温暖です。

東部沿岸部と内陸部では夏季と冬季の気温差が大きく、夏は気温が高くなり、冬は気温が非常に低くなる大陸性気候となります。

それでは、カナダの10月の気候はどんな感じなのか？

カナダの人気都市でも、各都市により気候がやや異なり、西海岸のバンクーバーなどの都市では雨に注意。その他の内陸部の主要都市では冬の時期の始まりですので出発前には冬の装いの準備が必要でしょう。

以下では、旅行出発前に注意したいことを含め、現地の気候に合った服装を詳しく紹介しましょう。

カナダの10月の服装

カナダの10月の服装選びのポイント

カナダの10月の服装はどのような感じなのか？

西岸部の都市の季節感

バンクーバーをはじめとした西海岸沿岸部の都市では、上で述べた通り、東京の晩秋の時期のように寒さが身に染みる気候です。また、日本とは異なり雨が降ることが多くなりますので降雨対策も必要になります。

西海岸の沿岸都市へ行かれる人は東京の晩秋の服装で問題ないでしょう。具体的には、気温の変化や雨にも対応できる防水加工のマウンテンパーカー＋カットソーなど体温調整がしやすい服がおすすめ。

内陸部の都市の季節感

カナダ内陸部および東岸部の都市では10月は徐々に気温が下がり、中旬以降は冬の時期の始まりになりますので急激な気温の変動には注意。

そのため、10月の現地の服装は東京の冬の服装をイメージして、気温の変化に対応するためマフラーなどの防寒具の準備が必要でしょう。

防寒対策

カナダの内陸部などの冷帯地帯の都市へ向かわれる場合の服装は、一言で言えば、スキーやスノボーへ行く時の装いのイメージになります。

外気を防いでくれる外套に加えて、インナーによる内側からの防寒対策として、ヒートテック、セーター、スパッツなど保温機能のある衣類が必要です。