イギリスの3月の服装と気温をCHECK！現地の天気や気候も紹介！

イギリスの3月の気温と服装について、気象データを参考に詳しく解説します。

3月には春分の日の祝日があり、日並びによっては3連休になることもありますね。また、学生の場合は春休みで比較的長期の休みになりますね。

このような休暇を利用して、海外旅行をしてみようと検討している方も多いでのはないでしょうか？

1週間程度の休みを利用して海外旅行をするのであれば、ヨーロッパへの旅行がおすすめ。

欧州旅行と言えば、伝統と歴史に名を残こす観光スポット、プレミアリーグのサッカー、フィッシュ＆チップなどで有名なイギリス！

3月のイギリス旅行前には現地の状況が気になりますね。

イギリスの3月の気温は何度くらい？
イギリスの3月の天気は良い？悪い？
3月にはイギリスでは雨は多い？少ない？
イギリスの3月の気候はまだ寒い？
3月のイギリス旅行の服装はどう？
3月のイギリス旅行での注意点は何？

3月に英国旅行を予定している方は、上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか？

そこで、以下では気象データをもとに、3月の英国の気温、天気、気候、天候、旅行時の服装、この時期の英国のイベントや旅行情報をご紹介します。

最初にポイントだけを挙げておくと、下記の3つになります。

イギリスの3月の気温は1℃～11℃
イギリスの3月の天気は降水量は少ないが降水日数は多め
イギリスの3月の服装は冬の服でOK

イギリスの3月の気温
イギリスの3月の天気
イギリスの3月の気候
イギリスの3月の服装
イギリスの3月の旅行情報

イギリスの3月の気温

3月	ロンドン	リバプール	エディンバラ
最高気温	11.0℃	9.0℃	8.6℃
平均気温	7.2℃	5.8℃	5.0℃
最低気温	3.4℃	2.6℃	1.5℃

イギリスの3月の気温は何度くらいなのか？

3月のイギリスではどれくらい寒いのか？

上表はロンドン、リバプール（リヴァプール）、エディンバラの3月の月平均最高気温（℃）、平均気温（℃）、月平均最低気温（℃）を示しています。

3月のイギリスの気温は東京と比べやや低い（都市により異なる）のが特徴です。

以下では、気象統計データにより、イギリスの平均気温の年間推移を概観して、3月の気温がどれくらいなのかをグラフや表を用いて詳しく解説します。

イギリスの平均気温の年間推移

上のグラフはロンドン、リバプール、エディンバラの月別の平均気温の一年間の推移を示しています。

また、イギリスと日本の気温の違いが分かるように、東京の月別平均気温も含めて、イギリスの各都市と東京の気温を比較しています。

上のグラフの通り、年間を通して気温を見ると、時期により都市ごとに気温差が若干あることが分かりますね。

イギリスの3月の気温の特徴

ロンドンの最高気温は11℃程度、最低気温は3℃
リバプールやエディンバラの最高気温は9℃前後、最低気温は1℃～3℃
東京と比べ、イギリスの主要都市の気温は少し低い

イギリスの3月の気温の推移

イギリスの3月の上旬、中旬、下旬の気温の推移について、グラフと表で詳しく紹介します。

下のグラフで示している通り、イギリスの3月の気温は気まぐれで、上旬～下旬にあまり関係がなく、一週間間隔で上下の大きな変動を繰り返します。

このように、比較的暖かい週とまだまだ肌寒い週が交錯するため、一週間以上の旅行の場合は現地では日によって気温の違いを肌で感じることもあるでしょう。

そこで、以下では観光地として人気が高いロンドンとエディンバラについて、イギリスの3月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移を紹介します。

下記の気温は3月1日～31日までの日ごとの過去の最高気温と最低気温を示しています。

また、イギリスと日本では、気温差がどれくらい違うのか分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温で比較しています。

ロンドンの3月の気温の推移

ロンドンの3月の日ごとの気温の推移

ロンドンの3月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

下表はロンドンの3月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

ロンドン	最高気温	最低気温
3月上旬	10.7 (-1.5)	5.5 (+2.4)
3月中旬	10.4 (-3.3)	5.0 (+0.6)
3月下旬	12.9 (-1.9)	3.6 (-2.1)

上旬・中旬・下旬の気温差

ロンドンでは3月の上旬、中旬、下旬では平均すると、2℃程度の気温差しかありませんが、実際には、一週間間隔で大きく変動することもあり、週によっては10℃以上の寒暖差があります。

最高気温と最低気温の気温差

ロンドンでは気温が低く、最高気温と最低気温では5℃～9℃の気温差があり、3月でもごく稀に氷点下になることもあれば、下旬頃には20℃近くまで気温が上がることもあります。

ロンドンと東京の気温差

東京とロンドンを比べると、最大で－3℃～＋2℃程度の気温差があり、ロンドンの空港到着時には時期により東京と比べ、やや寒暖差を感じることもあるでしょう。

エディンバラの3月の気温の推移

エディンバラの3月の日ごとの気温の推移

エディンバラの3月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

下表はエディンバラの3月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

エディンバラ	最高気温	最低気温
3月上旬	8.6 (-3.6)	1.9 (-1.2)
3月中旬	9.6 (-4.1)	3.1 (-1.3)
3月下旬	11.7 (-3.1)	4.3 (-1.4)

上旬・中旬・下旬の気温差

エディンバラでは3月の上旬と下旬では最大で2℃～3℃程度の気温差があり、急激に10℃くらいあがることもあれば、下がる週もあります。週替りで気温が大きく変動しますので急激な天候の変化にも注意。

最高気温と最低気温の気温差

エディンバラでは3月は最高気温と最低気温では6℃～7℃程度の気温差があり、日中と朝晩では寒暖差を感じる日が多いでしょう。

エディンバラと東京の気温差

エディンバラは東京と比べると、－1℃～－4℃程度の気温差があり、3月でも最低気温が氷点下になることもありますので、エディンバラ到着時にはやや寒く感じることでしょう。

イギリスの3月の天気

海外旅行が充実したものになるかどうかは、現地の天気の良し悪しに左右されることが多いですね。

そこで、以下では、イギリスの3月の現地の雨の状況を降水量の気象データで解説します。

イギリスの雨の状況

イギリスの降水量の年間推移

3月のイギリスの雨の心配はどうでしょうか？イギリスの主要都市の降水量について紹介します。

グラフはロンドン、リバプール、エディンバラの月別の降水量の年間推移を示しており、日本との雨の状況の違いが分かりやすいように、東京の降水量と比較しています。

年間を通してみると、イギリスの主要都市の降水量は東京と比べ、比較的少ないことがよく分かりますね。

ところが、降水日数は都市により若干異なりますが、10日～15日程度となっていますので、一ヶ月の内の1/3～1/2は雨が降るということになります。

また、イギリス人は天気の話が好きと聞いたことはありますか？天気が変わりやすいことを例えた話ですが、特に春先のイギリスでは不安定な天気が特徴です。

下記で各都市の降水量を詳しくまとめておきますので、旅行時の訪問都市の天候の予測にお役立てください。

イギリスの3月の降水量

ロンドンの3月の降水量：46mm/月
リバプールの3月の降水量：53mm/月
エディンバラの3月の降水量：51mm/月
東京の3月の降水量：118ｍｍ/月

上記の通り、イギリスの3月の降水量は少ないですが、降水日数は比較的多いため注意。

3月のイギリス旅行の際には、それほど大雨の心配をする必要はなさそうですが、小雨が降ることがあるため、折り畳み傘を一本持って行くことを忘れずに！

イギリスの3月の気候

イギリスの気候：西岸海洋性気候

イギリスの気候区分は、西岸海洋性気候（Cfb）です。

イギリスの気候の特徴は、大西洋から流れ込む海流に大きく影響を受けています。暖かいメキシコ湾流の暖流を受けて、大西洋海流がイギリス沿岸部に流れ込んできます。

その結果、ロンドンは北海道のはるか北に位置する樺太北部とほぼ同緯度と高い緯度の割には、冬でも気温が比較的暖かく保たれるのが特徴です。

季節ごとの気候の特徴として、冬季は東海岸に比べ西海岸の沿岸部の方が気温が高く、逆に、夏季には東海岸の方が気温が高くなります。

それでは、イギリスの3月の気候はどんな感じなのか？

年間を通して、気温の変動が穏やかなイギリスですが、冬の時期は東京よりもやや気温が低い程度で同じような気候です。

そのため、3月にイギリス旅行をする場合は東京などの都市と同じ感覚で過ごすことができますが、年によっては小雨が降ることが多いため雨具の準備が必要です。

以下では、旅行出発前に注意したいことを含め、現地の気候に合った服装を詳しく紹介しましょう。

イギリスの3月の服装

イギリスの3月の服装選びのポイント

イギリスの3月の服装はどのような感じなのか？

内陸部の都市の季節感

イギリスでは3月の時期はロンドンなどの沿岸に接していない都市や東海岸の都市では少し気温が低く、時には最低気温が氷点下になる日もあり、底冷えを感じるくらい寒くなる週があります。

そのため、3月の服装は東京の冬の服装から春の服装の両方が必要です。さらに氷点下になる日にはマフラーなどの防寒具などがあると安心ですね。

沿岸部の都市の季節感

リバプールを含めた西海岸の沿岸部の都市では、週によっては冬の季節に逆戻りすることもありますが、内陸部と比べると気温が少しだけ温暖です。

そのため、西海岸の沿岸都市へ向かわれる方は東京の春の服装を中心に考え、急激な気温の低下にも備えられる服装が必要。具体的には、気温の変化にも対応できるダウンジャケットにセーターorカットソーなど体温調整がしやすい服がおすすめです。

目的地はどこ？

以上のことを踏まえると、スコットランドのエディンバラなどの内陸部の都市ではやや気温が低くなることがあります。

そのため、防寒具としても役立つ、小雨を避けるためカッパ代わりにもなるフード付きのマウンテンパーカーなどがあると便利でしょう。

同じ時期にスコットランドやイングランドを同時に観光する場合は、準備する服装に少しだけ工夫が必要になります。