ロシアの1月の気温と服装は？気候や天気も旅行出発前に確認！

ロシアの1月の気温と服装について、現地の気温、天気、気候に関するグラフや表を交えて詳しく紹介します。

お正月の時期は年に数回の大型連休となりますが、家族やカップルで海外旅行へ向かわれる方もいるのではないでしょうか？

ロシアは長い歴史、観光ではクレムリンや大聖堂が有名な最近は人気が高い観光地ですね。

海外旅行前にはロシア現地の1月の状況が気になるのではないでしょうか？

ロシアの1月の気温は何度くらい？
ロシアの1月の天気は良い？悪い？
1月のロシアでは雨が多い？少ない？
ロシアの1月の気候はどれくらい寒い？
1月のロシア旅行の服装はどんな感じ？
1月のロシア旅行での注意点は何？

はじめての1月のロシアへの旅行を考えている方は、上記のような疑問を持っている方も多いことでしょう。

そこで、1月のロシアの気温、気候、天気、天候、旅行時の服装と準備について、気象データをもとにした分かりやすいグラフや表で詳しく紹介します。

ロシアの1月の気温
ロシアの1月の天気
ロシアの1月の気候
ロシアの1月の服装
1月のロシア旅行の注意点
ロシアの1月の旅行情報

ロシアの1月の気温

1月	モスクワ	SPB	ウラジオ
最高気温	-5.0℃	-3.9℃	-8.0℃
平均気温	-7.3℃	-5.5℃	-12.1℃
最低気温	-9.8℃	-8.1℃	-16.1℃

ここでは、ロシアの下記の3つの主要な都市の1月の気温について紹介しています。

モスクワ：ロシアの首都
サンクトペテルブルク：ロシアの湾岸都市（旧首都）
ウラジオストク：ロシア極東の観光都市

ロシアの1月は、東京と比べると、どの都市も気温が低いことが分かりますね。

ロシア・モスクワの1月の最高気温は-5.0℃
ロシア・モスクワの1月の平均気温は-7.3℃
ロシア・モスクワの1月の最低気温は-9.8℃

※上記は月平均最高気温、日ごと平均気温、月平均最低気温を示しています。

ロシアの平均気温の年間推移

グラフはモスクワ、サンクトペテルブルク（SPB）、ウラジオストク（ウラジオ）の月別の平均気温（℃）で一年間の推移と東京との比較を示しています。

グラフの通り、ロシア各都市は地理的位置関係により気温が異なることが分かります。

モスクワの1月の気温の推移

グラフはモスクワの1月の1ヶ月間の日ごとの最高気温と最低気温（過去実績）の変動を示しています。

モスクワと日本の気温の違いが分かりやすいように、東京の平均的な最高気温と最低気温の推移を併せて比較しています。

モスクワと東京では、1月の月内の気温はモスクワの方が低いレンジで推移しているのがよく分かります。

そして、1月の気温の推移を見て分かる通り、月内の気温は週ごとに上下の変動を繰り返しながら大きく変化していますね。

モスクワの1月の上旬・中旬・下旬の最高気温と最低気温

モスクワ	最高気温	最低気温
1月上旬	-5.1 (-15.1)	-9.3 (-10.6)
1月中旬	-2.8 (-12.3)	-7.4 (-8.4)
1月下旬	-6.5 (-15.8)	-12.5 (-13.2)

上表はモスクワの1月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温です。

日本との違いが分かるように、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

上旬・中旬・下旬の寒暖差

モスクワでは1月の上旬、中旬、下旬では平均すると数℃の気温差しかありませんが、週により最大で15℃以上の気温差があります。

最高気温と最低気温の日較差

1月の最高気温と最低気温では4℃～6℃ほど気温差があり、一日の内では日中と朝晩での日較差は小さいことを示しています。

モスクワと東京の気温差

モスクワと東京を比べると、気温は-8℃～-16℃の気温差があり、ロシア到着時には非常に寒く感じることでしょう。

ロシアの1月の天気

ロシアの1月の天気は良い？悪い？

1月のロシア旅行では雨は多い？少ない？

海外旅行が充実するかどうかは天気の状況に影響されますね。1月のロシア旅行の際には現地の雨が気になるのではないでしょうか？

以下では、ロシアの1月の天気について、雨の状況や降水量などの気象データをもとに現地の状況を紹介します。

1月のロシア旅行を計画する時に、天候を判断する際の参考にしてみてください。

ロシアの1月の降水量

ロシアの降水量（mm/月）の年間推移

グラフはロシアの主要都市の年間の月別の降水量を示しており、東京の降水量との比較です。

モスクワの1月の降水量：52mm/月
サンクトペテルブルクの1月の降水量：44mm/月
ウラジオストクの1月の降水量：10mm/月
東京の1月の降水量：52mm/月

上記の通り、1月のロシアの降水量は比較的少ない状況。それでは、雨の日数はどうでしょうか？

ロシアの1月の降水日数

ロシアの降雨日数（平均日数/月）

モスクワの1月の降雨日数：0.8日/月
東京の1月の降雨日数：4.5日/月

1月のロシアでは降水日数は比較的少ない時期です。ただし、1月のモスクワでの降雪日数は18日とやや多いですので注意しましょう。

ロシアの1月の日照時間

ロシアの日照時間（平均時間/月）

モスクワの1月の日照時間は都市によって異なりますが、モスクワは短いですが、極東エリアでは比較的長めです。

1月のモスクワでは雪空の日が多く、天気が悪い日が多いため、日照時間は非常に短くなり、観光を楽しむ時間は限られますので旅程は計画的に。

ロシアの1月の気候

ロシアの1月の気候は、現地ではどのような状況なのか？

ロシアはヨーロッパの最北部に位置しており、気候区分は下記の通りになります。

ロシア西部：冷帯湿潤気候
ロシア東部：冷帯冬季少雨気候
ロシア北部：ツンドラ気候

ロシアの気候は、上記の通り、国土の大部分を含む西部エリアでは冷帯湿潤気候（Df）で、極東ロシアを中心とした東部では冷帯冬季少雨気候（Dw）となっています。また、北部の一部のエリアではツンドラ気候となります。

サンクトペテルブルクの緯度は北海道の択捉島よりもはるかに高い北緯59度にもかかわらず、フィンランド湾に流れ込む北大西洋海流からの暖流の影響を受け、冬でも緯度の割には比較的温暖です。

一方、モスクワなどの内陸部の都市では冬季は寒さが非常に厳しく、降雪や積雪もあるため極寒の地となります。逆に夏季は気温が急激に上昇するため、夏冬の寒暖差が非常に大きくなります。

シベリアの東部では冬に発達するシベリア高気圧の影響で晴天と放射冷却が続き、寒極と呼ばれることがあります。

ロシアの1月の気候は、どのような季節感なのか？

ロシアの都市によっても異なりますが、1月のモスクワの場合は天気は降雪に影響され、週ごとに気温が大きく変化します。

ここまで紹介してきた気温や天気の気象情報から分かるロシアの1月の気候の特徴をまとめておきます。

気温は東京よりも低く、気候は極寒
西部エリアでは雨は少ないが降雪がある
極東エリアでは天気は良いが非常に寒い

ロシアの1月の服装

ロシアの1月の気候に合った服装はどのような感じなのか？

この時期に日本からロシアへ旅行へ行く場合は、どのような服装を準備すればよいのか、旅行時の注意点を含め、1月のロシアの旅行時の服装が気になるところですね。

1月のロシアは雪が降ることも多く、日本での真冬の服装を基準に考えるとよいでしょう。

以下では、ロシアの1月の服装選びのポイント、ロシアの現地事情に合った服装の目安、気候や天候に適したコーデを画像を交えて詳しく紹介します。

ロシアの1月の服装選びのポイント

ロシアの1月の服装選びのポイントは防寒対策。

アウターの上着は腰や太腿がカバーされる長さのダウンや冬向けコートが必要です。ニット帽子・マフラー、手袋などの防寒具は必須アイテムです。

また、屋内では暖房が効いていますので、脱ぎ着のしやすく重ね着がしやすい服がおすすめです。

履き物は厚手の靴下と底の厚いブーツ、あるいは靴の底は滑りにくいソールのトレッキングシューズなどの靴が歩きやすいでしょう。

北海道の真冬の服装が必要
トップスは「コート＋セーター」など
ボトムスは暖かいロングパンツがおすすめ
履き物は歩きやすいブーツやトレッキングシューズ