ドイツの9月の気温・気候と服装をシルバーウィーク旅行出発前に確認

9月になると日本では、真夏の暑さが少し緩み始めますが、まだまだ残暑が残り、連日のように暑さが続くのが日本の気候の特徴ですね。

もし、この時期に時間的なゆとりがあれば、日本を離れて海外旅行を検討してみてはいかがでしょうか。初秋のドイツへの旅行はいかがでしょうか?

そこで、9月のドイツの主要都市（ベルリン、ハンブルク、ケルン、ミュンヘン）の天気と気温、旅行時の服装と準備、この時期のドイツのイベントや、ちょっとした旅行情報をご紹介します。

ドイツの下記の4つの主要都市を取り上げて、9月の気温と降水量の気象統計データで、現地の気候や天気を確認していきます。

ドイツの9月の気候

ドイツは日本と比べ緯度が高いため、東京などの本州と気温を比べると、気温がやや低く、涼しく感じるかもしれません。

ドイツでは冬の時期は海流の影響を受け、内陸部の都市よりも北部沿岸都市の方が気温が低いのが一般的ですが、9月では、内陸部の比較的緯度が低い都市よりも北部沿岸都市の方が若干涼しくなります。

9月に日本からドイツに到着すると、日本とドイツの気温差を感じるくらい涼しく感じ、あるいは肌寒く感じることもありますので、旅行時の服装には注意したいものです。

上のグラフは年間を通したドイツの主要都市の月別の平均気温を東京と比べています。

ドイツ各都市の月平均の平均気温は東京と比べて、低く推移しているのが良く分かりますね。

9月	ベルリン	ハンブルク	ケルン	ミュンヘン	東京
最高気温	20.2	18.9	20.2	19.3	26.9
平均気温	15.1	14.0	14.8	13.8	22.8
最低気温	10.1	10.1	9.4	8.3	19.7

ベルリンの9月の月内の日ごとの気温は上のグラフの通り、週替わりで上下に変動することが多くなります。

また、日ごとの最高気温と最低気温について、気温の日較差はやや大きく、日中と朝晩の寒暖差を感じることがあるでしょう。特に中旬以降の時期には夕方以降は肌寒く感じることでしょう。

9月にはベルリンと東京との気温差はやや大きいため、現地に到着時には寒く感じるでしょう。

ミュンヘンの9月の月内の日ごとの気温は、グラフの通り、週ごとに大きく変動することがあります。週によっては15℃以上急激に気温が変わることもありますので注意。

ミュンヘンはドイツ南部の内陸部の都市のため、日中と朝晩の日較差が大きくなりますので、現地滞在時には天候の変化に対応できる服装の準備が必要でしょう。

ミュンヘンと東京の気温差はミュンヘンの方がかなり低くなるため、現地到着時には冬のように寒く感じることもあるでしょう。

9月	ベルリン	ハンブルク	ケルン	ミュンヘン	東京
降水量	48	67	52	54	210

上記の通り、ドイツの主要都市の降水量はやや多くなりますが、東京と比べると少ないことを示しています。

ただし、降水日数は12日～14日程度ですので、2日か3日に一日くらいは雨が降るということになります。

9月にドイツへ向かわれる際には、雨が降ることを想定して、折り畳み傘や防水加工のウインドブレーカーなどの準備があると安心でしょう。

日本と比較するとドイツ各都市では気温が低くなり、秋の訪れは東京と比べると1ヶ月～1ヶ月半程度早く、ドイツの9月は東京の10月～11月頃のイメージです。それでは、ドイツの9月の服装、コーデはどのようにすればよいのでしょうか。