エストニアの6月の気温と服装

エストニアの6月の気温と服装について、気象データを参考に詳しく解説します。

海外航空券が安い6月に海外旅行をしようと検討している方も多いでしょうね。

北ヨーロッパでは徐々に暖かくなる季節のため旅行のベストシーズンになります。

エストニアはオールドタウンをはじめとした街が美しい国として知られ、最近では観光だけではなく、ビジネスや移住先としても人気が高まりつつあります。

6月のエストニアへの出発前には現地の状況が気になりますね。

エストニアの6月の気温は何度くらい？
エストニアの6月の天気は良い？悪い？
6月にはエストニアでは雨は多い？少ない？
エストニアの6月の気候は寒い？暖かい？
6月のエストニア旅行の服装はどう？
6月のエストニア旅行での注意点は何？

6月にエストニアへの旅行を計画している方は、上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか？

そこで、以下では気象データをもとに、6月のエストニアの気温、天気、気候、天候、旅行時の服装、この時期のエストニアの祝日や旅行情報をご紹介します。

エストニアの6月の気候
エストニアの6月の気温
エストニアの6月の天気
エストニアの6月の服装
エストニアの6月の旅行情報

エストニアの6月の気候

エストニア全域：冷帯湿潤気候

エストニアの気候区分は、上記の通り、冷帯湿潤気候（Dfb）となります。フィンランド湾に流れ込む暖流の影響で、緯度が高い割には冬でも寒さがそこまで厳しくないという気象状況です。

エストニアは冷帯エリアに属しており、緯度が高いため、夏は日照時間が長く、冬は非常に短くなります。

また、通年で雨量や雪量は少ないものの、雨や雪の日数は比較的多いため、特に冬季は日中でも薄暗い日が続くことも多いのが特徴。

冬季は12月から3月頃までとされ、この期間は気温は氷点下になり、6月から9月頃までが旅行のベストシーズンとされます。

エストニアの6月の気候はどのような季節感なのでしょうか？

エストニアの6月の気候はグッと気温が上がり、寒くなく暑くない快適なシーズンの始まりとなります。この時期に旅行をお考えの場合は、爽やかな春の訪れを実感することができるでしょう。

以下では、気象統計データをもとに、エストニアの気温の年間推移を確認して、6月の気温がどれくらいなのかをグラフや表で詳しく解説します。

エストニアの気温の年間推移

上のグラフはエストニアの月別の月平均最高気温（℃）、平均気温（℃）、月平均最低気温（℃）の一年間の推移を示しています。

また、エストニアと日本の気温の違いが分かるように、東京の月別平均気温と比較しています。

上のグラフの通り、年間を通して気温を見ると、通年で日本と比べ、エストニアは気温が低いというのがよく分かりますね。

エストニアの6月の気温

6月	タリン	東京
最高気温	19.1℃	25.5℃
平均気温	14.3℃	21.4℃
最低気温	9.8℃	18.0℃

上表はエストニアの6月の月平均最高気温（℃）、平均気温（℃）、月平均最低気温（℃）を示しています。

エストニアの6月の気温は何度くらいなのか？

6月のエストニアではまだ寒いのか？もう暖かいのか？

6月のエストニアでは東京と比べると、気温はやや低いですが、日中は暖かい日が多くなります。

エストニアの6月の気温の推移

タリンの6月の気温の推移

観光スポットとして人気が高いエストニアのタリンについて、6月の1ヶ月間の日ごとの気温の推移を紹介します。

上のグラフはエストニアの首都・タリンの6月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温の推移を示しています。

また、エストニアと日本では、気温差がどれくらい違うのか分かりやすいように、東京の最高気温と最低気温で比較しています。

上のグラフで示している通り、エストニアの6月の気温は上旬・中旬・下旬へ向けて徐々に気温が上がります。

エストニアの6月の上旬・中旬・下旬の気温

タリン	最高気温	最低気温
6月上旬	24.3 (-0.6)	11.4 (-5.5)
6月中旬	23.0 (-2.4)	11.5 (-6.5)
6月下旬	21.3 (-4.9)	11.4 (-7.7)

上表はエストニアの6月の上旬、中旬、下旬の最高気温と最低気温で、（カッコ）内は東京との気温差を示しています。

エストニアでは6月の上旬、中旬、下旬では平均すると、数℃程度の気温差しかありませんが、初旬を越えると気温は比較的高くなり安定し始めます。

最高気温と最低気温では日中と朝晩の日較差は10℃～13℃とやや大きく、一日の内では寒暖差を感じる日があるでしょう。

東京とエストニアの気温差を比べると、－1℃～－8℃の気温差があり、エストニアの空港到着時には涼しく感じることでしょう。

エストニアの6月の天気

現地での旅行が充実した楽しい旅になるかどうかは、現地の天気の良し悪しに大きく影響されますね。

そこで、以下では、エストニアの6月の現地の雨の状況を降水量の気象データで解説します。

ポイントを先に挙げると、エストニアの6月の天気は雨は非常に少ないものの降水日数が若干多いのが特徴です。

エストニアの雨の状況

エストニアの降水量の年間推移

6月のエストニア旅行の際には雨が心配ではないでしょうか？エストニアの降水量について紹介します。

グラフはエストニアの月別の降水量の年間推移を示しており、日本との雨の状況の違いが分かりやすいように、東京の降水量と比較しています。

年間を通してみると、エストニアの降水量は東京と比べ、とても少ないことがよく分かりますね。

下記で各都市の降水量を詳しくまとめておきますので、旅行時の天候の予測にお役立てください。

エストニアの6月の降水量

エストニアの6月の降水量：53mm/月
東京の6月の降水量：168ｍｍ/月

上記の通り、6月のエストニアでは降水量は少ないですが、降水日数は多いのでしょうか少ないのでしょうか？

エストニアの6月の降水日数

エストニアの降水日数の年間推移

上のグラフはエストニア・タリンの降水日数（平均日数/月）の年間の推移を示しています。年間を通して降水日数が多いのがエストニアの特徴でしょう。

おおむね3日に1日以上は雨が降ることを示しており、雨量の割には雨の日がやや多いため、雨具の準備も忘れずに。

エストニアの6月の服装

エストニアの6月の服装選びのポイント

エストニアの6月の服装はどのような感じなのか？

服装選びのポイントは寒暖差への対応になります。

寒暖差への対応

エストニアの6月の気温は日中と朝晩の日較差がやや大きく、体感温度では寒暖差を感じる日が多いでしょう。

そのため、上着の下には長袖シャツやカットソーなどを重ね着するなど体温調節がしやすい服がおすすめです。

またボトムスは夕方以降は肌寒くなることも多いため、パンツスタイルが無難で、ワンピースなどスカートで外出の場合はストッキングが必要でしょう。

内陸部へ旅行の場合は冷え込むこともありますので、ニット帽、マフラー、手袋などの防寒具を準備して、足元も寒さに耐えられるよう厚手の靴下の用意があると安心です。