ニューヨークの気候
- 気候:温暖湿潤気候 (Cfa)
- 緯度:北緯40.77度
- 経度:西経73.97度
- 高度:標高48m
ニューヨークの年間の気温
上のグラフはニューヨークの月平均最高気温、月平均気温、月平均最低気温を示しています。日本との比較がしやすいように、東京の平均気温と比較しています。
グラフをご覧の通り、ニューヨークと東京の気温を比較すると、秋から冬の時期はニューヨークの方が気温が少し低いことを示しています。
ニューヨークの年間の気温についてのポイントをまとめておきますので、旅行計画の参考にしてみてください。
- 一年で最も暑い時期は8月で平均最高気温は30℃を超えます
- 12月~2月の冬の時期の平均最低気温は2℃~-3℃と氷点下になります
- ニューヨークは東京と同様に夏期は暑さが厳しく冬は寒さが厳しいのが特徴
- 気温の面で最も過ごしやすい時期は5月、6月、9月、10月
ニューヨークの年間の降水量
上のグラフはニューヨークの月別の降水量(mm/月)の年間推移を示しています。日本との比較がしやすいように、東京の降水量と比べています。
ニューヨークの年間の降水量についてのポイントをまとめておきます。
- 年間を通して最も降水量が多いのは5月~8月(ただし東京より少ない)
- 真冬の時期(1月と2月)の時期は降雪日も多くなります
ニューヨークの気温と降水量の統計データ
最高気温 | 平均気温 | 最低気温 | 降水量 | |
---|---|---|---|---|
1月 | 3.7 | 0.5 | -3.2 | 99 |
2月 | 4.9 | 1.2 | -2.6 | 89 |
3月 | 10.3 | 6.1 | 1.9 | 83 |
4月 | 16.8 | 12.0 | 7.3 | 92 |
5月 | 22.7 | 18.0 | 13.6 | 121 |
6月 | 26.6 | 22.2 | 17.8 | 119 |
7月 | 30.5 | 26.2 | 21.9 | 106 |
8月 | 29.0 | 24.8 | 20.6 | 128 |
9月 | 25.6 | 21.5 | 17.3 | 101 |
10月 | 18.5 | 14.9 | 11.0 | 102 |
11月 | 12.5 | 9.0 | 5.4 | 80 |
12月 | 7.9 | 4.9 | 1.9 | 105 |
ニューヨークの季節
- 春:3月中旬~6月中旬
- 夏:6月中旬~8月
- 秋:9月~11月
- 冬:12月~3月中旬
ニューヨークは 青森県(青森市)とほぼ同緯度に当たり、日本の本州と同じく温暖湿潤気候です。
ニューヨークの春は3月中旬から6月中旬頃までです。この期間は日中と朝晩の寒暖差があり気温差では10度くらいになります。そのためニューヨークの春の時期の服装には注意が必要です。
ニューヨークの夏の時期は6月中旬頃から9月中旬頃までです。この期間は東京と同じくらい気温が高くなり非常に暑く、しばしば酷暑とも言うべき暑さに見まわれます。そのため、室内や公共機関などでは冷房がガンガン効いているため、逆に室内は寒くなりますので、薄手のカーディガンなどを持参すると良いでしょう。
ニューヨークの秋は9月中旬から11月までです。10月中旬頃までは東京と同じくらいの季節で比較的温暖ですが、10月中旬以降は急激に秋めいてきます。そして朝晩は涼しく感じられたり、11月中旬以降は寒さを感じる日も多くなります。
ニューヨークの冬は12月から3月中旬頃まで続きます。この時期の寒さは強い風の影響もあり非常に寒く感じられます。厚手のコート、マフラー、手袋、ニット製の帽子などの防寒具を持っていきましょう。
そして、真冬は東京よりも気温が下がり、1月と2月には雪が降る日も多くなり冷え込みが厳しくなります。ニューヨークの真冬の時期(12月~2月)の平均最低気温は氷点下になり-3度前後まで下がり、朝晩の冷え込みが最も厳しくなります。
年平均積雪量(積雪の深さ累計)は71cmであり、積雪量としてはそれ程多いわけではありませんが、年により「ノーイースター」と呼ばれる極寒をもたらす低気圧により積雪量が50cmを超えるような大雪になることもありますので注意しましょう。
ニューヨークの旅行シーズン
ニューヨークを旅行する場合、旅行に最適なベストシーズンは5月~6月、9月~10月で、12月から2月までの冬の時期は日本の東北地方や北海道と同じくらい寒さが厳しくなりますので、この時期に旅行へ行く場合は防寒具が必要になります。
冬の時期(12月、1月、2月)にニューヨークを旅行する場合は、雪が降る日も多くなりますので防寒対策が必須です。特に、一年のうちで最も寒さが厳しい1月には氷点下になる日が多くなりますので、気温も東京よりも低く、風が強い日は実際の気温以上に体感温度は低くなるのがニューヨークの冬の時期の特徴です。
ニューヨーク旅行の服装
3月中旬~6月中旬
3月中旬頃から冬の寒さが緩み始め、少しづつ春の到来を迎えます。そして4月になると、季節の節目を感じさせるくらい気温が上がり春めいてきます。ただし、日中は暖かい日が続いたとしても、朝晩は寒くなりますので、薄手のニットやカーディガンなどの温度調節がしやすい服装がよいでしょう。
また、5月になると平均最高気温は20度を越える日が多くなりますが、日中の寒暖差は10度近くあります。そのため、5月は日中はTシャツでも過ごせる日があるかもしれませんが、長袖シャツや薄手のニットやパーカーがあると快適でしょう。
6月中旬~8月
6月中旬頃から更に気温が上昇し、本格的な夏の時期に突入します。ニューヨークの夏の時期は日本と同様に高温多湿で、高い緯度の割には気温が高くなり、雨も比較的多いため蒸し暑くなります。そのため、夏の時期は半袖とショートパンツなど風通しの良い服装が快適でしょう。
9月~11月
9月下旬頃から11月初旬頃までがニューヨークでは最も過ごしやすい時期になり、旅行のベストシーズンになります。長袖シャツに薄手のパーカーやライトダウンジャケットで快適に過ごすことができます。特に、この時期は暑い夏の時期から一気に気温が下がる時期ですので、日中と朝晩の気温差に気をつけましょう。
12月~3月中旬
風も強く寒さも東京よりも厳しいニューヨークの冬の時期は厚手のコートやダウンジャケットが必須です。また、1月や2月の降雪の日がおおくなる時期には、マフラー、手袋、ニット製の帽子などの防寒具も持参しましょう。
屋内はヒーターで暖かく、屋外は極寒のため、室内外の気温差で体調を崩さないように防寒具の対策は重ね着で対応するのが良いでしょう。厚手の上着の下にはニットやダウンベストなど暖かい服を着て、ボトムスは厚手の生地のもの、あるいはズボンの下に履くタイツやパッチなどを用意しておくと底冷えを避けられます。
ここまで、ご覧頂きありがとうございます。
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