クアラルンプールの天気（気温/降水量）と気候｜服装と準備を旅行前にCheck

クアラルンプールの気候と地理概要

• 都市：マレーシア クアラルンプール市
• 気候：熱帯雨林気候（Af）
• 緯度：北緯3.12度
• 経度：東経101.55度
• 高度：標高27m

クアラルンプールの天気（気温と降水量）

クアラルンプールの気温

• 常夏：1月～12月

クアラルンプールはほぼ赤道直下にあたり、一年の内で季節の変化がほとんどなく、非常に降雨が多い熱帯雨林気候（ケッペン気候区分）です。クアラルンプールのロケーションはマレー半島南部のマレーシア領ではほぼ中央付近に位置しています。

クアラルンプールの主な気候の特徴は、一年中、気温が高く、最高気温は33度前後、最低気温は24度～25度程度となっています。そして、一年中、モンスーンの影響を受けるロケーションにあり、4月頃から9月までは南西からの季節風の影響を受け、10月から3月頃までは北東からの季節風の影響を受け豪雨に見舞われ降雨量も非常に多くなります。

クアラルンプールでは一年中、平均気温が24度から34度程度で一定です。気温が非常に高く、降雨量も多いため、湿度が高いため蒸し暑さを感じます。そして、10月から4月の雨が多い時期は大洪水もしばしば発生します。

クアラルンプールの降水量

クアラルンプールの年間の天気のまとめ

• 年間を通して平均最高気温は34度程度と高い
• 年間を通して平均最低気温も24度程度と比較的高い
• 日中と朝晩の平均気温差は8度程度と朝晩の寒暖差は小さい
• 熱帯雨林気候特有で年間降水量は2,931mmと非常に多い
• 10月から4月の降水量は非常に多いため旅行には注意が必要

クアラルンプールの気温と降水量の統計データ

クアラルンプールへの旅行前のチェックポイントと服装

クアラルンプールの旅行で最も気を遣うことは降雨でしょう。どの時期に旅行をしても雨に降られてしまう可能性があります。降雨が多いのは熱帯雨林気候の特徴でもあり、年間を通して、どの時期でも一ヶ月のうち、3分の2程度は降雨日となっています。つまり、3日に2日は雨が降ると考えておきましょう。

気温は日中と朝晩の気温差は小さく、東京で言えば7月や8月の季節が一年中続くと考えたらイメージしやすいと思います。つまり、クアラルンプールはいつ旅行へ行っても暑く、常夏の南国ということです。

マレーシアを旅行する場合には、気温が高いだけではなく、ほぼ赤道直下のため直射日光の日差しが非常に強いため、紫外線対策と日焼け対策が必要でしょう。必要に応じて、帽子、サングラス、日焼け止めクリームなど最低限の準備をして出発しましょう。

また、気温が暑いため半袖とショートパンツが最適ですが、熱帯特有の虫刺され対策にも気を遣いましょう。日焼け対策や虫刺され対策として、麻や綿の薄い生地のゆったりした長ズボンでも快適に過ごすことができるでしょう。また、一年中、湿度が高く、汗をかきやすくなりますので、着替えを多めに持っていくことをお勧めします。

屋内や公共交通機関の室内はエアコンがガンガン効いていて、長時間屋内にいるとブルブル震えるくらい寒く感じることもありますので、長袖のパーカーやジャケットなども持参しましょう。